ソーシャルメディア利用のマナー

ソーシャルメディア利用のマナー

ソーシャルメディア利用のマナーに関するガイドライン

2020年721
施行

 このガイドラインは、獨協大学に所属する学生及び教職員の皆さんがソーシャルメディアを利用する際の基本的なマナーについて定めています。
 ソーシャルメディアとは、ブログ、ソーシャルネットワーキングサービス、写真・動画共有サイト等、利用者がインターネットを利用し不特定多数の人に対して様々な情報を発信できるメディアのことをいいます。
 本学では、ソーシャルメディアを利用しての発言や、オープンで公平な議論への参加、ネットワークの形成、積極的な社会参加などは、学則第1条で述べられている「実践的な独立の人格」の形成につながると考えています。
 しかし、利用方法を誤ったり、基本的マナーに反する行いは、本人、他人、所属する組織を傷つけ、さらには社会的にも大きな問題を引き起こしてしまうことがあります。
 このガイドラインの内容を理解して、適切にソーシャルメディアを利用しましょう。

① 法令や利用規約を守りましょう

 日本国内の法令はもちろん、各ソーシャルメディアが定める利用ルール等も守りましょう。また、外国で、あるいは外国に向けて情報を発信する場合には、状況に応じてそれぞれの国や地域の法律、国際法などを守りましょう。

② 人権や倫理を尊重し、守りましょう

 法令や利用ルールなどに違反していないとしても、特定の個人や団体の名誉を根拠のない悪口などで傷つけたり、差別的な発言をしたり、他人が不快と感じるような情報(例えば性的な内容、暴力的な内容)の発信は倫理に反します。政治や宗教に関する発言も、内容によっては他人や社会を怒らせたり、刺激することになりますので注意しましょう。

③ 個人情報には細心の注意をはらいましょう

 情報は一度発信されると、インターネット上から完全に消すことは困難です。自分自身の情報はもちろんのこと、他人の個人情報については、それがどのような内容であっても本人の同意を得ることなく発信しないようにしましょう。発信した情報は、全世界の人に見られると思ってください。なお、匿名で情報発信したとしても、ソーシャルメディア提供者が通信経路を解析すれば容易に発信者を特定することができます。

④ 他人の権利を侵害してはいけません

 他人の作成した文書や画像等の無断使用は著作権侵害となるおそれがあります。情報発信に際しては、文書、画像、音楽、ブランドマーク、ソフトウェアその他の著作物等の取り扱いに注意し、著作権、肖像権、商標権等の第三者の権利や利益を不当に侵害しないよう、関連する法令を守りましょう。

⑤ 正確な情報発信をしましょう

 真実ではない情報の発信をしないようにしましょう。発信した情報は、予想もしていなかったような引用をされたり、情報が独り歩きしてしまうこともあります。誤った情報発信により、社会で大きな混乱を招くこともありますので気をつけてください。また、誤った情報発信をしてしまったことに気付いたら、すぐに訂正しましょう。