位牌から考える宗教思想 ――比較宗教史の観点から――
クラスコード:02A43
講座名 | 位牌から考える宗教思想 ――比較宗教史の観点から―― |
曜日・時間 | 木曜日 13:35~15:05 |
受講料 | 17,600円 |
定員 | 30名 *初回抽選日(3/26)以降は、先着順。定員を超過した場合、超過した日の受付分で抽選を行います。 *申込期限までに受講申込者が9名に達しない場合は、閉講。 |
単位 | 2単位 |
テキスト | プリントを配布します 【参考図書】 菊地章太『葬儀と日本人―位牌の比較宗教史』(筑摩書房、760円+税) |
備考 | お申込みと受講前に、必ず「受講にあたって(注意事項)」をご確認ください。 |
講師
白井 雅人
獨協大学講師 専門/日本思想・宗教哲学
上智大学大学院を経て、大学では哲学、及び思想史を教える
概要
日本の葬儀で使われ、その後も仏壇に飾られて礼拝の対象となる位牌。仏教式の葬儀で使われることから、仏教で用いられるものと考えられがちです。しかしこの位牌は、さまざまな宗教思想が混じり合って成立したものです。留学した禅僧が、鎌倉時代末期に中国から持ち帰ったのが、日本における位牌の始まりでした。しかし、禅僧が中国で学んだ仏教の葬儀儀礼は、朱子の影響を受けており、位牌の原型は儒教や道教に見出すことができます。
この位牌の歴史を見ていくことをきっかけにして、儒教、道教、仏教の宗教思想を比較しながら概観していき、同時に日本人の死生観も浮き彫りにしていきます。
日程
- 5/16
- 5/23
- 5/30
- 6/6
- 6/13
- 6/20
- 6/27
- 7/4
申込期限:4/18(木)