現代雇用問題をどう見るか ――マルクス『資本論』再発見!――

現代雇用問題をどう見るか ――マルクス『資本論』再発見!――

◎対面講座

クラスコード:44B24

講座名 現代雇用問題をどう見るか
――マルクス『資本論』再発見!――

曜日・時間 木曜日 15:30~17:00
受講料 13,200円
定員 30名(先着順/ただし、申込期限までに受講申込者が9名に達しない場合は、開講できません)
単位 1単位
テキスト エンゲルス編、向坂逸郎訳『マルクス 資本論(一)~(三)』(岩波文庫、各900円、1,320円、1,130円+税)
備考 ◎対面型で行います
お申込みと受講前に、必ず「受講にあたって」をご確認ください。

講師

西牟田 祐二
獨協大学教授 専門/外国経済史
 京都大学大学院を経て、大学では外国経済史、外国経営史を教える

概要

 1995年頃日本経団連は、高度成長が終わり、低成長時代にはそぐわなくなったとして、「終身雇用制、年功序列賃金」を段階的に廃止し、正社員を減らし、非正規雇用を増やすとの宣言をしました。それ以来、日本企業の平均労働賃金は世界各国の中でほぼ唯一全く上がらず、非正規雇用は日本の代表的な雇用形態になりつつあります。
 しかし、夫婦がともに非正規雇用の場合、賃金合計で子供を含めた一家が生活して行けるでしょうか。答えは否です。これが持続可能な社会制度ではないことは明らかです。マルクス『資本論』の目で見たらこの日本の賃金形態はどう映るでしょうか。秋期はこのテーマに沿って『資本論』を読んで行きます。

日程

  1. 10/5
  2. 10/12
  3. 10/19
  4. 10/26
  5. 11/9
  6. 11/16

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申込期限:9/12(火)