富士山をめぐる民俗 ――人々の願いと思い――

富士山をめぐる民俗 ――人々の願いと思い――

◎対面講座

クラスコード:23B13

講座名 富士山をめぐる民俗
――人々の願いと思い――

曜日・時間 火曜日 13:35〜15:05
受講料 13,200円
定員 30名(先着順/ただし、申込期限までに受講申込者が9名に達しない場合は、開講できません)
単位 1単位
テキスト プリントを配布します
備考 ◎対面型で行います
お申込みと受講前に、必ず「受講にあたって」をご確認ください。

講師

林 英一
獨協大学講師 専門/日本民俗学
 博士(文学)。民俗学の視点から、葬送儀礼や墓制について歴史的に考察するだけではなく、年中行事、祭りなど多角的に研究に取り組んでいる。大学では死生学、民俗学など、庶民生活に関わる講座の他、世間学など人間関係論を担当

概要

 富士山はその美しさから、人々を魅了しています。古代には噴煙と恋とをかけた歌が詠まれ、人々は特別な思いをよせていました。一方、日本では山には神が宿ると考えられ、富士山も例外ではありません。中腹の洞穴は、「あの世」として語られ、特に神聖視されました。現在では多くの観光登山で賑っていますが、もともとは信仰に基づく登山が行われていました。実際に登山できない人達は、身近な場所に富士塚を作るほど、富士山は庶民の間に信仰の山として親しまれてきました。
 本講座では物語や史料を用いて、民俗学的見地から、富士山に人々がどのような思いや願いを持っていたのかをみていきます。
*2022年度秋期講座と同内容です

日程

  1. 10/3
  2. 10/10
  3. 10/17
  4. 10/24
  5. 10/31
  6. 11/7

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申込期限:9/8(金)