謡を楽しむ ――『松風』を謡う――
◎対面講座
クラスコード:13B05
講座名 | 謡を楽しむ ――『松風』を謡う―― |
曜日・時間 | 月曜日 13:35~15:05 |
受講料 | 17,600円 |
定員 | 20名(先着順/ただし、申込期限までに受講申込者が9名に達しない場合は、開講できません) |
単位 | 2単位 |
テキスト | 『松風』(金春刊行会、2,500円+税) *一般の書店では購入が難しい為、初回の講座内で頒布します |
備考 | ◎対面型で行います お申込みと受講前に、必ず「受講にあたって」をご確認ください。 |
講師
柿沼 義孝
獨協大学名誉教授 専門/ドイツ語学(語彙意味論)
シテ方金春流職分。謡方教授。公益社団法人能楽協会会員。2011年ドイツ連邦共和国ボン大学東アジア研究所「能と文学」講師
概要
ある秋の夕暮れのことです。諸国を旅する僧が須磨の浦(今の神戸市須磨区付近)を訪れます。僧は、磯辺にいわくありげな松があるのに気づき、土地の者にその謂れを尋ねたところ、その松は松風、村雨、という名のふたりの若い海人の姉妹の旧跡で、二人の墓標であると教えられます。そしてそこへ現れる亡霊は、在原行平から寵愛を受けた松風、村雨の恋を物語るのでした。
「いなばの山の峯に生うる松とし聞かば今帰りこん。これは懐かしきみここに。須磨の浦わの松の行平。立ち帰りこば我も木陰にいざ立ちよりて、そなれ松のなつかしや」と、秋の夜長、この二人をしのんでしっとりと謡いたい名曲です。
日程
- 10/16
- 10/23
- 10/30
- 11/13
- 11/20
- 11/27
- 12/4
- 12/11
申込期限:9/21(木)