2017年 第29回獨協インターナショナル・フォーラム_成果

2017年 第29回獨協インターナショナル・フォーラム_成果

テーマ: <宗教改革500周年記念> ドイツ文化とルター ―その今日性をめぐって―


 11月11日、天野貞祐記念館大講堂にて第29回獨協インターナショナル・フォーラムが開催され、約400名が来場しました。
今年は、マルティン・ルターが宗教改革の発端となる「95ヵ条の提題」を掲げて500年の節目の年です。これを記念し、ドイツおよび国内から芸術・文化研究の一線で活躍する専門家を招き、「言語」「美術」「音楽」の各分野におけるドイツ文化とルターの関係について、議論が展開されました。
また、スペシャルイベントとして、<鈴木雅明とバッハ・コレギウム・ジャパン>による演奏会「ルターと音楽」も行われ、会場は大きな拍手に包まれました。
来場者からは「タイムリーなテーマですが、宗教・歴史ではなく文化的な側面から掘り下げたのは大変興味深く、勉強になりました」「演奏会も、テーマに沿った貴重なもので、命が洗われたような感じがしました」などの感想が聞かれました。

パンフレット
上の画像をクリックするとプログラムをご覧いただけます。

The 29th Dokkyo International Forum 2017発表要旨

11月11日(土)
「個・関係性・人格性――ルターの問題と我々」 松浦 純(東京大学名誉教授)
※本講演の原稿全文は『福音と世界』(新教出版社)2018年8月号と9月号に掲載されます。
要旨
「読書力、教育および学校へのルターの影響について」 ガービー・ヘルヒェルト (デュースブルク=エッセン大学教授) 要旨
「ルターとメディア革命」 青山 愛香(獨協大学教授) 要旨
「宗教改革と美術」 アンヌ=マリー・ボネ(ボン大学教授) 要旨
「ルターと音楽」 木村 佐千子(獨協大学教授) 要旨
〈鈴木雅明とバッハ・コレギウム・ジャパン〉
演奏会 「ルターと音楽」
鈴木 雅明(バッハ・コレギウム・ジャパン音楽監督) 要旨