2016年 第28回獨協インターナショナル・フォーラム_成果

2016年 第28回獨協インターナショナル・フォーラム_成果

テーマ: グローバル社会における文化の発信~日本・ドイツ・中国の広報戦略の現在~


 11月18日、19日の2日間にわたり、天野貞祐記念館大講堂にて第28回獨協インターナショナル・フォーラム「グローバル社会における文化の発信 ~日本・ドイツ・中国の広報戦略の現在~」が開催され、約350名が来場した。
日本・ドイツ・中国より招いた対外文化政策の専門家により、グローバル化社会において各国が抱える政策的な課題や問題、今後の可能性について議論が展開された。来場者からは「3カ国の視点からの分析が興味深く、一度に比較することで新たな発見があった」「文化政策について思いをめぐらすことが、より良い未来へとつながることを確信した」などの感想が聞かれた。
なお、19日には、世界的に活躍するバレリーナの針山愛美さんによるトーク&ワークショップが行われた。幼少期から現在までの写真を紹介しながら世界各国での活動について語ったのち、来場者とともに全身を使った表現を実践した。最後に、バレエダンスが2曲披露され、会場は大きな拍手に包まれた。

The 28th Dokkyo International Forum 2016発表要旨

11月18日(金)
「グローバル化を超えて――文化的コモンズの共創」 藤野一夫(神戸大学大学院教授) 要旨
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「中国の文化産業の発展と政策の方向」 熊 澄宇(清華大学教授) 要旨
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「異文化理解と日本語教育」 由 志慎(大連理工大学准教授) 要旨
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「文化の発信 誰が何を?――自己像と他者像の拡大に向けて」 上田浩二(筑波大学名誉教授、元ケルン日本文化会館館長) 要旨
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11月19日(土)
「ポスト2020の東京ビジョン――文化のサスティナビリティと都市の未来」 吉見俊哉(東京大学大学院教授) 要旨
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「"共有と交換"――文化的な教育はドイツ連邦共和国の対外文化政策における新しいパラダイムとなるか」 ヴォルフガング・シュナイダー (ヒルデスハイム大学教授、UNESCOチェアホルダー) 要旨
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「中国における創造都市政策の実践についての考察」  ? 旭?(中国社会科学院中国文化研究センター教授) 要旨
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「欧州統合の課題としての"文化の多様性"」  ウラディミール・クレック(神戸大学准教授) 要旨
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「東アジアにおける外交と文化」  フォルカー・シュタンツェル(獨協大学客員教員、元駐中・駐日ドイツ大使) 要旨
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総括議論 熊 澄宇(清華大学教授)
由 志慎(大連理工大学准教授)
ヴォルフガング・シュナイダー (ヒルデスハイム大学教授、UNESCOチェアホルダー)
? 旭?(中国社会科学院中国文化研究センター教授)
ウラディミール・クレック(神戸大学准教授)
フォルカー・シュタンツェル(獨協大学客員教員、元駐中・駐日ドイツ大使)
司会:秋野有紀(獨協大学専任講師)
藤井慎太郎(早稲田大学教授)
要旨
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トーク&ワークショップ
トーク「国境を越えて――クリエイションの可能性」
レクチャー・ワークショップ「身体で話そう!」
針山愛美(バレリーナ、元ベルリン国立バレエ団) 要旨
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