2006年 第19回獨協インターナショナル・フォーラム

2006年 第19回獨協インターナショナル・フォーラム

テーマ:子どもの救済のリアリティとグローバルスタンダード
――子どもの救済における連携と支援・各国の救済をふまえて――

日時 2006年12月2日(土)~3日(日)
会場 獨協大学中央棟大会議室
入場無料(インターネット、或いは電話による事前申込みが必要です。先着250名11月30日まで受付)
後援 法務省、厚生労働省、文部科学省(申請中)、埼玉県及び県教育委員会、草加市及び市教育委員会、越谷市及び市教育委員会、日本弁護士連合会、埼玉弁護士会、東京弁護士会、朝日新聞さいたま総局
主旨

獨協大学は、2007年4月に「地域と子どものリーガルサービスセンター」を開設します。センターは、関係機関と連携しながら獨協大学の人的資源を活かして、地域の問題、とりわけ地域における緊要の課題である子どもの問題に取り組み、リーガルサービスを提供するとともに、センターで行われる法科大学院臨床法教育(リーガルクリニック)等を通じて、地域と地域における子どもの問題に正面から取り組む法曹の養成を行うことを目的として開設されるものです。このフォーラムでは、子どもの救済の意義とその方法について子どもの救済に実績を上げている国からパネリストを招き議論致します。

日程および参加者

(第1部)各国における子どもの現状と救済のしくみ(12月2日午後1時~5時00分)

司会 柳 重雄(埼玉弁護士会・地域と子どもの法律事務所所長予定者)
黒岩哲彦(東京弁護士会・日弁連子どもの権利委員会委員長)
13:00-13:15 学長挨拶・国際交流センター所長挨拶
13:15-14:00

S.ウィルバー(サンフランシスコ子どもリーガルサービス・弁護士)

14:00-14:45

S.エック(国連子どもの権利条約シニアアドバイザー、レッダ・バルネン)

14:45-15:00 休憩
15:00-15:45

T・ヴォーゲ(前ノルウェー子どもオンブズマン・ユニセフイノチェンティ研究センター)

15:45-16:30 関 隆男(法務省人権擁護局調査救済課長)
大島有紀子(子どもの人権専門委員・弁護士)
16:30-17:00 意見交換
(第2部)子どもの権利侵害と子どもの救済(12月3日午前10時~午後4時00分)
10:00-10:45

J.フィンレイ(カナダ・オンタリオ州家庭と子どもアドボカシー事務所長)

1. 学校における子どもの権利侵害(いじめ)とその救済
司会 吉田恒雄(駿河台大学教授・前埼玉県子どもの権利擁護委員)
海老原夕美(埼玉弁護士会)
10:45-11:10

いじめの事例報告(1)
山口 理(日本児童文学者協会・元千葉県小学校教諭)

11:10-11:35 いじめの事例報告(2)
池谷博行(川西市子どもの人権オンブズパーソン・弁護士)
11:35-12:35 問題提起・討議(各国代表とともに)
2. 家庭における子どもの権利侵害(虐待)とその救済(1:35-3:25)
司会

吉田恒雄(駿河台大学教授・前埼玉県子どもの権利擁護委員)
海老原夕美(埼玉弁護士会)

13:35-14:00 虐待の事例報告(1)
龍野陽子(子どもの虐待防止センター専任相談員)
14:00-14:25 虐待の事例報告(2)
坂入健二(葛飾区青戸子ども家庭支援センター虐待対策ワーカー)
14:25-15:25

問題提起・討議(各国代表とともに)

3. フォーラムのまとめと「地域と子どものためのリーガルサービスセンター」
15:25-15:45 野村武司(子どもリーガルセンター推進室長・獨協大学教授)
15:45-16:00 閉会