草加高校との高大連携プログラム 「大学での学びを体験しよう!」を実施しました
2026年8月3日
2026年7月14日、経済学部国際環境経済学科の藤山ゼミは、草加高校の1・2年生49名を迎え、高大連携プログラム「大学での学びを体験しよう!」を実施しました。藤山ゼミの学生が中心となって企画・運営し、大学生と高校生によるグループ交流を取り入れながら、大学での学びの特徴を知り、専門的な学問の面白さを体験してもらうことを目指しました。
プログラムは全3部構成で、第1部では藤山教授が大学での学びの特徴を解説し、第2部ではゼミ生がゲーム理論を身近な例から紹介し、高校生に実際にゲームを体験してもらい、第3部ではゼミ生が大学におけるAIとの向き合い方や留学・英語学習について説明しました。当日は大学生と高校生の活発な交流が生まれ、高校生からも多くの好意的な感想が寄せられました。高校生に大学での学びを具体的に知ってもらうとともに、ゼミ生にとっても自らの学びや大学生活を見つめ直す貴重な機会となりました。
以下では、本プログラムについて、より詳しくご紹介します。
本プログラムは、2024年から藤山ゼミで行われているもので、今年度は草加高校班(3年生の池田・芳賀沼、2年生の泉・髙田)が中心となって企画・運営しました。大学生との交流やゼミ生による解説を通じて、高校生に大学での学びを具体的に理解してもらうことを目的としています。
当日は、草加高校の1・2年生49名にご参加いただき、鹿野陽平先生、根岸優先生、向野千世先生に引率していただきました。
プログラムは全3部構成で、大学生と高校生が混合グループをつくり、対話を交えながら進めました。はじめに、アイスブレイクとして互いの近況を紹介し合った後、第1部を開始しました。第1部では、藤山教授が、大学での学びの特徴を「自ら問いを立てること」と「専門性に基づいて答えを導くこと」の二つの軸から説明しました。特に、AI時代に人が価値を発揮するためには、良い問いを立てる力が求められることや、同じ対象を扱っても専門分野によって導かれる答えが異なることを、さまざまな学部を例に解説しました。

<高校と大学における学びの違いを解説しました>
第2部では、ゼミ生の泉(2年)と髙田(2年)が、大学の専門的な学びの一例としてゲーム理論を紹介しました。泉は、高校生になじみの深い文化祭を題材にしたゲームを用いて、利得表の見方やナッシュ均衡を解説するとともに、ゲーム理論の基本的な分析方法を説明しました。さらに、有名なゲームを通して社会に生じるジレンマを紹介し、ゲーム理論の奥深さを伝えました。

<ゲーム理論を身近な例から説明しました>
髙田は、ゲーム理論の考え方をより深く理解してもらうため、一つのゲームを詳しく取り上げました。価格競争という経済現象を挙げるとともに、高校生に身近な日常生活の例も用いながら解説しました。また、高校生には実際にゲームを体験してもらい、各場面で考える時間を設けました。ゼミ生が各グループをサポートするなか、高校生と大学生の間で活発な議論が交わされました。

<ゲーム理論を体験していただきました>
第3部では、ゼミ生の芳賀沼(3年)と池田(3年)が、それぞれ異なる観点から、大学におけるAIとの向き合い方を説明しました。芳賀沼は、自身の経験をもとに、大学でAIをどのように活用できるかを具体例とともに解説しました。また、AIを活用する際には、その出力を鵜呑みにせず、批判的に考えることが重要だと伝えました。

<AIと批判的思考について説明しました>
池田は、海外留学と英語学習の観点から、AIとの関わり方を英語で説明しました。英語による発表を体験してもらいながら、獨協大学の留学プログラムや留学に必要な準備を紹介しました。さらに、AIを英語学習に活用し、英語力の向上に役立てる方法や、その具体例を解説しました。

<AIと留学について説明しました>
当日は、大学生と高校生の活発な交流が生まれ、賑やかにプログラムを進めることができました。また、高校生から多くの感想や意見をいただきました。以下にその一部を掲載します。「大学生がやさしかった。」「楽しく学べた。」「ゲーム理論やAIの話などすごくわかりやすくおもしろかったです。」「英語の報告がかっこいい、すごかった!!」「英語のプレゼンの理解が難しかった。」「高校と大学の違いや学習の仕方の違いを知ることができた。」「I could learn how to use AI. Your presentations are very interesting.」「I think that this presentation is useful for me. Thank you!」「興味深い内容だったとともに、大学の厳しさも垣間見た気がします。」「たくさん話せて楽しかったです。」
ご参加くださった草加高校の生徒49名の皆さま、引率してくださった鹿野陽平先生、根岸優先生、向野千世先生に、ここに記して心より御礼申し上げます。
執筆 経営学科2年 藤山ゼミ(草加高校班) 髙田蒼太
写真 経営学科2年 藤山ゼミ(広報班) 小川雛
監修 国際環境経済学科 教授 藤山英樹