講演・討論会「第7回 フクシマの未来を考える~大学生のうちに知っておくべきこと~」開催のご案内

講演・討論会「第7回 フクシマの未来を考える~大学生のうちに知っておくべきこと~」開催のご案内

6月23日(水)の15:30より、W-201教室にて、講演・討論会「第7回 フクシマの未来を考える~大学生のうちに知っておくべきこと~」を開催します。
このイベントでは震災と津波、原発事故に見舞われた福島県を支援するということにとどまらず、日本社会が近い将来に直面する問題を、他の地域に先立って対処しなければならない日本社会のフロンティアとして福島県を捉えて、福島県の問題を考える視点を通して、日本社会、世界を俯瞰して問題解決について考えていきます。
2014年以降、毎年継続開催してきましたが、昨年2020年度はコロナの影響で中止となりました。

東日本大震災から10年となる今年度は、福島第一原子力発電所の廃炉をテーマとして、教室での開催とZoomによるオンライン開催を併用したハイブリット形式で開催いたします。
基調講演で、廃炉・最終処分場問題をご専門とする岡村りら先生に、放射能廃棄物の処理や廃炉の進め方についてわかりやすく解説していただいたあと、今年4月に福島第一原子力発電所・廃炉資料館視察ツアーに参加された先生方にご登壇いただき、ご報告をいただきます。

今般、本学は福島イノベーション・コースト構想推進機構の「大学等の『復興知』を活用した人材育成基盤構築事業」に採択されました。今後、全学を挙げて、これまで大学が培ってきた「外国語教育」「環境教育」に関する資源やノウハウを活かした事業を展開し、情報発信と「環境に配慮した持続可能なまちづくり」の仕組みを構築し、相双地域に展開していくことになります。
原発廃炉や放射線廃棄物処理の問題についての議論を通して、持続可能なまちづくり、SDGsへの取り組みを考えるきっかけになればと思います。
本来、このイベントでは学生の皆さんにパネリストとなって学生の皆さんに討論していただくというのが趣旨ですが、コロナ禍のために今回はこのような形にさせていただきました。
Zoomでの参加も歓迎いたしますので、奮ってご参加いただきますようお願い申し上げます。

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