福島県の「復興知」を活用した人材育成事業に挑戦

福島県の「復興知」を活用した人材育成事業に挑戦

 本学が、福島イノベーション・コースト構想推進機構の「2021年度大学等の『復興知』を活用した人材育成基盤構築事業」に応募し、これが採択されました。本学は「外国語教育、環境教育を活用した『持続可能なまちづくり』創造事業」をテーマに、2021年度から2025年度までの5年間、本学と、田村市をはじめとした福島県の浜通り市町村との間で継続的な関係を構築し、「外国語教育」「環境教育」「地域づくり」事業を展開。「持続可能なまちづくり」を通じ、同地域の復興に貢献する人材を育成していく予定です。

※なお、詳細は福島イノベーション・コースト構想のHPをご覧ください。

https://www.fipo.or.jp/

「大学等の「復興知」を活用した人材育成基盤構築事業」の採択結果について

https://www.fipo.or.jp/news/15193

04_獨協大学(田村市)[PDF/284KB]

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[事業責任者:国際環境経済学科米山昌幸教授のコメント]
本学経済学部国際環境経済学科は環境共生研究所の協力を得て、2014年度から講演・討論会「フクシマの未来を考える〜大学生のうちに知っておくべきこと〜」を継続開催し、福島県の抱える問題を通して、日本社会、そしてグローバル社会における持続可能性の問題に取り組んでまいりました。また、2017年度からは福島県「大学生等による地域創生推進事業」(1,2年目は「大学生の力を活用した集落復興支援事業」(委託事業)、3年目以降は「大学生等による地域づくり支援事業」(補助金事業))に取り組んでおり、本学から4チームが活動を継続しています。
これらの活動で培った現地との協力関係を背景に、このたび、「2021年度大学等の『復興知』を活用した人材育成基盤構築事業補助金」に採択いただき、福島県関連の本学の事業を一定の成果を出すチャンスをいただけたものと大変嬉しく思います。
地域からの負託に応えられるように、これから大学ワンチームで先生方、学生、職員の皆様と事業目標の完遂に向けて全力で取り組んでいきたいと思います。