共有空間を快適に

共有空間を快適に

在学生の皆さんへ ~共有空間を快適に~

獨大生だけの町ではないから、気付いてほしいマナーがあります。 自分でも「これは、おかしいな?」と、思ったことはありませんか? みんなの町だから、みんなのマナーが必要です。 あなたのなにげない行為が、マナー違反で周りに不快感を与えていませんか?


1.自分勝手なマナー違反

放置自転車
自転車イラスト「そこって駐輪禁止区域じゃない?」
「獨協大学前〈草加松原〉」駅周辺に限らず、放置自転車は大きな社会問題になっています。町の景観だけでなく、通行者の安全も損ねてしまいます。自転車は、常に指定された場所に駐輪するようにしましょう。また、不要になった自転車は放置するのでなく、粗大ごみとして処分してください。
「獨協大学前〈草加松原〉」駅構内を占拠
「集団で改札付近にいるだけで通行妨害」新歓パーティーが行われる4月や週末を中心に、「駅の構内にいる学生が通行の妨げになっている」という苦情が多く寄せられます。駅構内では、大人数で集まらないようにしましょう。
「階段の上り下りは、端に寄って」
駅の利用者より、「学生が集団で歩いてくるため、他の通行者の通り道がふさがれて駅のホームに上がることができず、迷惑している」という苦情が寄せられることがあります。 駅の階段は上りと下りが分かれていますので、皆さんと逆の方向から歩いてくる人の通行スペースに配慮してください。
勧誘の強制(カルトや高額商品等の紹介)
「コンサートの無料チケットあげるから連絡先教えて」
「今の学生生活に満足してる?」
「ちょっと高いけど、就活に有利な講座を受けてみない?」
こんな勧誘を受けたことは、ありませんでしょうか。大学の内外を問わず、カルト(極端な思想を持った団体)への入信や高額商品の販売に関わる被害が相次いでいます。
皆さんはこのような勧誘にまつわる被害に巻き込まれないように注意する必要がありますが、勧誘する側にならないように注意してください。
「紹介料を渡すので、友達を連れてきてほしい」などの誘いには、乗らないようにしてください。

2.みんなが嫌がるマナー違反

河川広場や公園での迷惑行為
多くの公園や広場においての花火や集会は条例により禁止されているほか、周辺住民の方々に騒音や歓声などで迷惑をかけることとなります。また、公共の場には、利用にあたっての注意喚起が掲示されていますので、モラルに反することなく責任ある行動を心掛けてください。
歩きたばこ、吸い殻のポイ捨て
歩きたばこは、周りに迷惑をかけるだけではなく、火災発生の原因にもなり大変危険です。草加市では「草加市路上喫煙の防止に関する条例」が施行されており、歩きたばこをしている人に過料(行政罰)が科せられます。
歩きたばこをしないことは、同じ社会に暮らす私たちが最低限守らなければならないマナーです。「知らなかった」では済まされませんよ。
生活ごみの放置
イラスト「下宿生の出す生ごみは、いつも道路に散乱していて迷惑している」 ―― こんな苦情が、大学に寄せられることがあります。生ごみは適切に処理しないと、カラス等に食べられて道路に散乱してしまいます。ケージや集積場にまとめるなど、下宿先のルールに従ってゴミを処理してください。ゴミを決められた日、決められた場所にきちんと出すのは、社会常識です。
騒音
夜中に路上で話す声が騒音になることを、皆さんは知っていますか?思わぬところで注意されることがあるかもしれませんので、特に大人数で集まっている時には十分に注意してください。
下宿生のアパートでは、生活音が騒音になることもあります。一人でいるときには問題になることは少ないですが、人が集まった時は注意しましょう。

3.とっても危険なマナー違反

交差点での信号無視
イラストさくら橋交差点では、信号が赤に変わってものんびり渡っている学生をよくみかけます。そんな獨大生に向けて日々、クラクションが鳴らされています。
信号無視は周囲の車両の通行の妨げになるだけでなく、交通事故という双方にとって不幸な結果を招くことにもなりかねません。皆さんの安全のためにも、信号を守って通行しましょう。
自転車の"ながら"運転
スマートフォンを操作しながら、自転車を運転すること、おしゃべりをしながら横並び走行をすることは、注意を分散させ、危険の発見や対応の遅れにつながり、事故の原因になります。こうした"ながら"運転をしないよう、気をつけましょう。

イラスト これらはキャンパス内だけではなく、地域の方々から大学へ苦情として寄せられるものの一部です。
近隣には小・中学校もあり、獨大生の行動をしっかり見ています。自覚を持ち大学生として相応しい振る舞いと行動を心がけてください。
皆さんの心がけで町のマナーを向上させれば、学生に対する社会評価も高まり、町全体の空気が変わります。またそこに住む獨大生も含めた住民たちも、快適な空間を手に入れることができます。
目には見えるけれども簡単には変えられない空間に価値を見出す、そんな学生生活を目指してみませんか?