2019年度教育環境改善、事務局からの回答

2019年度教育環境改善、事務局からの回答

総評

<事務局全般>

1.2018年度実施アンケート結果に対する2019年度教育環境改善報告

結果・成果

 犬井学長が2012年に就任してからの8年間、学長リーダーシップのもと、「基本計画(第7次~第11次)」に基づき、ソフト、ハードの両面にわたる様々な大学改革を進めてきました。ハード面では、2012年には学生センター、2017年には創立50周年記念館(西棟)が完成し、またキャンパス西側のランドスケープも整備しました。ソフト面では、アクティブ・ラーニング型学習を推進し、2019年には天野貞祐記念館2階に国際交流センター、日本語準備室を集約し、「Global Frontier プロジェクト」を始動させました。
 その間、201410月には創立50周年を迎え、本学のこれまでの自己点検となる『獨協大学五十年史』を完成させました。さらに、20174月より駅名が「獨協大学前〈草加松原〉」に改称されたことにより、大学のみならず地域社会の持続的発展に一層貢献していくことが望まれます。
 2019年度にフォーカスを当てると、「100分授業の開始と国際化・グローバル化教育の推進」、「創立50周年記念館(西棟)の竣工と今後のランドスケープ計画等」、「現行諸制度と組織の検証とさらなる改革強化策の構築」という大学運営基本方針のもと、改革を進めてきました。
 事務局では、大学全体の重要課題に取り組みつつ、事務局自己点検・評価委員会において従来から、窓口対応、授業関連施設、学生生活施設の改善をはじめとする、諸施策を推進してきました。2019年度で15回目の実施となった「学生による教育環境改善のためのアンケート」により、教育環境改善への成果を着実に上げていますが、引き続き社会の変化と学生のみなさんのニーズの変化に対応していく必要があります。
 窓口対応については、学生のみなさんからの指摘やご意見について各部課室で話し合いをおこない、速やかな改善に取り組みました。従来通り、窓口のスローガンである「挨拶」、「丁寧」、「正確」を遵守するとともに、ガイドライン(行動基準)には新たに窓口での連携を盛り込み、ワンストップサービスを心がけました。教育的配慮に基づいて、学生のみなさんとの良好な関係づくりや、積極的な情報発信などに取り組みました。
 授業関連施設については、学生の自律学習を促す施設「CLEAS(クレアス)」を中央棟1階に設置し、学生のみなさんがより学習に取り組める環境を整備しました。
 学生生活施設について、学生のみなさんからの要望が最も多い学生食堂を中心とした「食」の環境改善については、学生食堂において食提供時の混雑緩和を解消するための改装工事と、レイアウトや家具の変更によりスペースを多目的に利用できるための改善に取り組みました。また、メニューについても特別メニューの実施など工夫しました。
 その他、獨協大学のポータルサイトをPorTaからPorTaⅡに移行のタイミングにあわせて、かねてから要望があった授業評価アンケート及び教育環境改善アンケートのWeb化などを実現しました。

2.2019年度実施のアンケートに対するフィードバックコメント

窓口全般について

<窓口対応について>

 職員の窓口対応については、多くのコメントが寄せられています。「親切だった」、「対応が良い」などの意見をいただいていますが、「無愛想で不親切な人もいる」などのコメントもありました。
 窓口対応は、はじめの印象、相談時の態度によって学生のみなさんと職員との信頼関係に大きな影響を与えてしまいます。学生と職員が良好な関係を築けるように、「事務局自己点検・評価委員会」を通じて、窓口スローガンである「挨拶」、「丁寧」、「正確」の意識のさらなる徹底を図ります。

<窓口の開室時間について>

 「各窓口でしっかり情報共有、連携をしてほしい」というコメントをいただきました。各課の状況については、学内ネットワークを通じて情報共有をおこなうほか、各部課長が集まる部課長会(月2回)で共有しています。また、20195月に「窓口対応に関するガイドライン(行動基準)」を改訂し、「必要に応じて部課室の垣根を越えて確認し、ワンストップサービスを心がけ」ることを明記しました。このガイドラインに基づき、情報共有に努めます。
 なお、それぞれの窓口に役割があり、また役割を決めることで専門的な対応ができるようにしています。そのため、案件によっては複数の部署を訪ねなければならない場合もありますが、ご理解ください。

授業関連施設全般について

 授業関連施設については、各教室、アリーナ、人工芝グラウンド、図書館共同学習室、西棟ラーニング・スクエア、ICZなどに関するさまざまなコメントをいただきました。学生のみなさんの学びが充実したものになるように定期的に設備の更新をし、また突発的な故障については、可及的速やかに対応するように心がけていきます。
 改善対応計画の詳細については、後述の各所管部署のコメントを参照してください。

学生生活施設全般について

 学生生活関連施設については、学生のみなさんの関心が高い食環境と学生センターについてのコメントをいただきました。食環境や正課外活動に関わる施設についても、学生のみなさんの人間形成をサポートするための重要な点だと考えております。学生のみなさんが、健康で安心して学生生活を送れるように努めます。
 改善対応計画の詳細については、後述の各所管部署のコメントを参照してください。

その他

<100分授業について>

 100分授業について、様々なご意見をいただきました。授業時間変更については、大学設置基準に定められた単位取得に係る授業時間数の確保のため、2019年度から実施しました。2020年度も引き続き、100分授業導入による、新たな学びの形が展開していくよう教育の質保証に努めます。

<ホームページ、PorTaⅡのリニューアルについて>

 ホームページやPorTaが変わりすぎて使いづらいとのご意見をいただきました。以前のものから相当変更しましたので、使い慣れていただくまでご不便をおかけいたしますが、不具合等につきましては今後も改善に努めます。

窓口

<教務課>

1.2018年度実施アンケート結果に対する2019年度教育環境改善報告

結果・成果

窓口対応について

 窓口対応に関する指摘への改善対応について、概ね達成することができました。
 教育情報システムPorTaⅡの導入により、従前の紙ベースからデジタルデバイスによる情報提供が拡充したため、いつでも、どこにいても情報が入手できるようになりました。
 引き続き、学生のみなさんが自ら情報を入手し、自分で考え、判断、決定、行動できるよう、自律的な学習スタイルを構築し、主体的・対話的で深い学びの視点に立てるよう支援します。

履修登録について

 WEB履修登録により、利便性の向上に繋げることができました。

カリキュラムについて

 英語専門講読の履修登録についてご意見をいただきましたが、ひとまず安定的に稼働していることから、当面、現在の方法を継続したいと考えています。
 「企業の方の話が聞ける科目をもっと増やしてほしい」という要望については、「高等教育の修学支援新制度」の導入と相まって、全学総合講座の活用により対応することができました。

成績について

 新システムでの成績通知公開に向けて、整備を行っており、継続課題として取り組んでいるところです。

その他

 単位の実質化、成績の厳格化については、学内でも議論を重ねてきました。次年度以降も、引き続き継続審議事項として検討します。

2.2019年度実施のアンケートに対するフィードバックコメント

窓口対応について

 窓口対応については、「親身な対応だった」、「丁寧」という肯定的なコメントをたくさんいただきましたが、「こわい」、「高圧的」、「不愛想」、「機械的」などといった否定的なコメントも多くありました。また、教務課内、教員、他部課室との連携不足の指摘や担当者による対応差の指摘もありました。教務課では、従前より独自のSD活動として、情報の共有化、個人のスキルアップ及び関係部署との連携強化などに取り組んでいます。引き続き、これらに取り組み、満足度の向上につなげたいと考えています。

履修関連について

 2019年度秋学期から新システムが稼働していますが、その履修登録については、概ね好意的な意見をいただきました。
 抽選制度については、「いつも抽選が落ちる」などの意見が寄せられました。抽選制度は、希望の授業を履修できないなどの不平等感があることは理解しておりますが、適切な教育学修環境を保持するために定員を設け、抽選をおこなっています。
 先着順募集のタイミングがわからないとのご意見がありましたが、履修登録に関する重要なお知らせは今後PorTaⅡに一本化して周知して行く予定です。PorTaⅡを確認する習慣が根付くことにより履修登録スケジュールも漏れなく周知できるようになるものと考えています。
 二次募集時の空き状況一覧や履修相談窓口については履修登録の運用全体の見直しのなかで検討を進めたいと思います。

カリキュラムについて

 英語学科の学生のみなさんから、「英語専門講読を先着順から抽選にしてほしい」との意見がありました。①2018年度から2学年が英語学科と交流文化学科の専門講読などの科目を分離すること、②何回も落選し、希望する教員のクラスが履修できないといった苦情も多く寄せられていたため、登録方法について関係する学科とも検討した結果、2018年度春学期の履修登録から抽選を先着順と改めることにしました。2018年度の状況を確認し、検証した結果、抽選をおこなっていたときと比べ、多くの方に満足いただいたと考えています。
 専門科目の選択必須が抽選になる件、ならびに科目難易度による不公平感についての意見は、今後の時間割編成やカリキュラム改正等の参考にします。
 履修の手引の誤りについては、今後さらに注意し、誤りのないよう編集作業をおこないます。

成績について

 新システムへの移行により、紙の成績通知表よりも先に成績の確認ができるようになりました。今後は紙の成績通知表と同じ表示形式のものをWEBで参照できるよう、検討を進めます。

その他

 新システムへの移行によりシラバスが電子化されましたが、その評価がわかれたものと認識しています。紙媒体を廃止していく社会の趨勢という要因だけでなく、紙媒体のコスト上昇という事情もあり、今後も電子版での提供を継続する予定です。
 欠席連絡関連の意見がありましたが、新システムでは教員への連絡先がWeb公開されることになりましたので、以前よりも連絡がとりやすくなるものと考えています。
 日本語オフィスに関する意見について、当該オフィスの運用が2020年4月から子会社に業務委託されることになりました。子会社の運用の柔軟性を活かし、これまで不便とされた点を解消できるよう、引き続き検討します。

<学生課>

1.2018年度実施アンケート結果に対する2019年度教育環境改善報告

結果・成果

窓口対応について

 課内での情報共有をおこない、「挨拶」、「丁寧」、「正確」な対応を心がけました。今後も継続します。
 なお、近隣住民等から、通学時の自転車マナーや駅周辺での学生のみなさんの行動について苦情をもらうことがあります。今後は、苦情が発生しないよう、学生のみなさんのマナー向上に向けた啓発活動やセミナー実施等を計画する予定です。

2.2019年度実施のアンケートに対するフィードバックコメント

窓口対応について

 「丁寧」、「親切」などの好意的なコメントを多数いただきましたが、「対応が冷たい」などの意見も一部ありましたので、丁寧な対応を心がけます。
 最近多い落し物はイヤホンです。学生課に届いても、同じような物が多く自分の物かどうか見分けがつかない例が多いため、マークを描いておく、シールを貼るなどの工夫をしておくとよいと思います。また、電話での落し物の問い合わせには応じませんので、学生課学生生活係窓口に確認にいらしてください。
 奨学金の提出書類は、種類が多く注意事項も多いため準備が大変かと思いますが、「奨学金の栞」の「提出書類チェックリスト」を必ず確認しながら、不備がないようまず自分でよく点検してから提出してください。
 奨学金についてのお知らせは、ポータルサイト「PorTaⅡ」で行います。見落としがないよう、奨学金申請者・採用者は、毎日必ず確認する習慣をつけてください。

<保健センター>

1.2018年度実施アンケート結果に対する2019年度教育環境改善報告

結果・成果

窓口対応について

 スタッフ全員で「挨拶」、「丁寧」、「正確」な対応を心がけました。今後も継続します。
 2020年度より、留学生のみなさんのニーズに対応できるよう、英語で相談できる精神衛生相談員に来てもらうことになりました。
 今後も、学生のみなさんのニーズに可能な限り応えられるよう、改善に努めます。

2.2019年度実施のアンケートに対するフィードバックコメント

窓口対応について

 肯定的なコメントを多数いただきました。
 保健センターは、体調が悪い時の応急処置だけでなく、専門の医療機関の紹介もおこなっています。さらに、内科、婦人科、精神科の校医による相談や、精神衛生相談員によるメンタル相談、栄養士によるバランスダイエットサポートなどをおこなっています。心やからだに不調を感じたら、プライバシーは守られますので安心してご相談ください。

<カウンセリング・センター>

1.2018年度実施アンケート結果に対する2019年度教育環境改善報告

結果・成果

 利用の手引き及び『カウンセリング・センター・ニュース』は予定通りに配布し、学生のみなさんや教職員に対する相談業務などの周知に務めてきました。また、年2回のカンファレンスや様々な機会を通し、所員間でも当センターの環境整備について検討し、心の休憩室やカウンセリング室の整備に努めてきました。その結果、例年どおり、多くの学生がセンターを利用しました。今後とも来談しやすい環境を整え、学生のみなさんの相談に対応できるように務めていきます。

2.2019年度実施のアンケートに対するフィードバックコメント

対応、雰囲気について

 「対応が丁寧だった」という肯定的意見をいただきました。カウンセリング・センターでは、今後も来談者の相談内容や特性に応じたカウンセリングに努めます。また、カウンセリング業務だけでなく、センター主催の講演会や、誰でも利用できる心を休めるための部屋「心の休憩室」のさらなる周知を図ります。

<キャリアセンター>

1.2018年度実施アンケート結果に対する2019年度教育環境改善報告

結果・成果

窓口対応、雰囲気などについて

 毎朝のミーティング及び連絡会にて、ガイダンス・セミナー・講座等の申込日程や状況、学生の動向、求人状況、その他の諸問題について情報共有や適宜協議をおこなったことで、丁寧な学生対応することができました。
 窓口相談業務の質の向上、充実を目指して、改めて課の方針を確認する時間を持った他、アドバイザー間による意見交換の会を開催しました。
 国際交流センターの移転に伴い、キャリアセンターが拡張されたこともふまえ、学生にセンター内窓口をわかりやすく表示する掲示板を今年度導入しました。
 キャリアセンター主催の企画に加え、各学科及び同窓会と協力のもと、外資系企業に勤務するOB・OGや国連機関で勤務経験のある講師を招いてのイベントを複数回開催しました。

2.2019年度実施のアンケートに対するフィードバックコメント

窓口対応、雰囲気などについて

 窓口相談については、「頼りになる」、「とても親身」、「丁寧な対応」など好意的な意見が多数見受けられました。一方、昨年までの「高圧的」などの意見はありませんでした。
 また、「入りづらい」など利用環境面の指摘もほぼ見受けられませんでした。
 しかしながら、「情報の共有ができていない」、「キャリアカウンセラーの質に差がある」、「窓口相談の待ち時間が長い」などの改善を求める意見がありました。これらの意見については、キャリアセンターのスタッフ全員で課題を共有した上で、しっかりと課題への対応、向上に努めたいと思います。

<図書館>

1.2018年度実施アンケート結果に対する2019年度教育環境改善報告

結果・成果

窓口対応について

 アンケート結果について、職員とスタッフに周知しました。

図書貸出、PCロッカー、開館時刻について

 蔵書の選書については、学内構成員の希望を取りいれながら、教員の図書選定責任者とともに、引き続き職員全員で取り組んでいます。
 図書館運営委員・選定責任者を通じて蔵書チェック依頼を秋学期におこなった結果、随時、教員からの購入依頼希望や配架場所変更希望が出されました。
 延滞資料督促は、メール・はがきでの定期的な実施のほか、随時電話にて実施しました。
 PCロッカー及び貸出PCについては、教育研究支援課の協力を得て、円滑に運用できるよう努めました。
 図書館利用者数が減少傾向にある状況を勘案して、開館時間延長、休日開館の増加のための予算増額申請は見送りました。
 特に利用が少ない、休日開館日(年間13日)の夜間の閉館時刻を、2020年度から2時間早める(20時閉館から18時閉館へ短縮する)ことを予定しています。

2.2019年度実施のアンケートに対するフィードバックコメント

窓口対応について

 多くの方から「対応がとても温かい」、「対応が丁寧で利用しやすい」、「親切で丁寧」といったコメントが寄せられた一方、「高圧的」「言葉遣いが(悪い)」といった指摘もありました。引き続きアンケート結果を図書館職員間で共有し、親身な対応をとるよう改善を図ります。

マナー違反への対応など

 「うるさくしている」、「荷物を置いてスペースを占有している」などマナー違反している人に注意してほしいとのコメントがありました。図書館では、申し出を受けるなどしたときに注意を呼びかけているほか、掲示等での注意喚起を継続しています。
 「返却期限の通知を前日までに欲しい」との意見が寄せられましたが、希望する方だけにそのような対応をするにはシステムの改修が必要ですので今後の検討課題となります。

<教育研究支援センター(ICZ)>

1.2018年度実施アンケート結果に対する2019年度教育環境改善報告

結果・成果

窓口対応、ICZのイベントなどについて

 2019年度秋から本格的に「GLOBAL FRONTIER(以下、グローバルフロンティア)」としてのプロジェクトがスタートし、SNSによる発信もスタートさせましたが、改革としてはまだ始まったばかりです。みなさんのグローバルな感覚を養う場所として、2020年度はさらに活性化するようなイベントをおこなう予定です。また、学生のみなさんがもっと積極的に運用に携わることができる取り組みもおこなう予定です。ぜひご協力ください。

2.2019年度実施のアンケートに対するフィードバックコメント

窓口対応・雰囲気などについて

 学生のみなさんからは「丁寧で素晴らしい」、「受付の方の対応がいつも親切で気持ちがよい」といったコメントが寄せられている反面、実際に窓口では「海外の学生とつなぐ機会がもっと欲しい」、「周知されていない」などのご要望もいただいております。
 ICZをより積極的に利用するために大変貴重な意見をいただいていると同時に、さらに「身近な」ICZになれるよう学生のみなさんの意見を取り入れながら、開放的なICZを目指します。実は、このICZの雰囲気を作ってきたのはみなさんの先輩方です。学生のみなさんにとってより良い施設となるよう積極的なご意見を伺うと同時に、一緒に海外への開拓精神を養うグローバルフロンティアとして再出発しますので、引き続きよろしくお願いいたします。

<教育研究支援センター(ヘルプデスク)>

1.2018年度実施アンケート結果に対する2019年度教育環境改善報告

結果・成果

窓口対応について

 ○PC教室の空き状況について
PC教室の空き状況の確認は、引き続き関係部署の協力のもと電子掲示板で可能な限りタイムリーな情報提供をおこなっております。ホームページ等で空き状況を確認するシステムの構築はすぐに実現することが困難ですが、引き続き検討課題といたします。
 入試前などPC教室の自習利用時間が通常の授業期間中と異なる場合、各教室へ事前に利用可能時間を掲示するなど、告知方法を工夫したことにより、みなさんにわかりやすくお知らせできたものと考えています。

 ○MacOSの対応について
 MacOSの持ち込みPCに関するお問い合わせは、学内無線LAN接続に関するものが多いことからマニュアルを整備しました。様々な不具合等への対応については困難な場合もあり、あくまでも「可能な範囲」での対応となることをご理解ください。

 ○教育研究支援センターのサービス内容について
 東棟ヘルプデスクでのサービス・サポート内容をわかりやすくお知らせする取り組みは今年度着手することができませんでした。東棟ヘルプデスクで実施しているサービス・サポート内容をみなさんにわかりやすい形で提示できるよう引き続き検討します。

2.2019年度実施のアンケートに対するフィードバックコメント

窓口対応について

 年度の途中でポータルサイトが「PorTaⅡ」へリニューアルされたことで、スタッフ自身改めてマニュアルを利用して、学生のみなさんからのお問い合わせ等について適切に対応できるよう努めました。今後も、問い合わせへの対応をする中で様々な状況・環境の経験を積み重ねていくことによりPorTaⅡ操作の習熟度を高めて、よりよいサポートができるようつなげていきます。今後も利用者目線での対応を心がけていきます。

<教育研究支援センター(天野貞祐記念館2階窓口)>

1.2018年度実施アンケート結果に対する2019年度教育環境改善報告

結果・成果

貸出用PCについて

 貸出用PCの貸出管理システムを改善しスムーズに登録がおこなえるようにしました。また、これまで貸出の都度、みなさんの目の前で機器チェックをおこなっておりましたが、チェック作業を貸出前にあらかじめ済ませるよう手順を変更しました。これらの取り組みにより貸出にかかる時間を短縮し、お待たせする時間を減らすことが出来ました。
 残念ながら1泊2日の貸出期間を守らず延滞する方がいます。延滞があると貸出可能なPCの台数が減ってしまい他の利用者のみなさんの不利益となることから、貸出時に返却日をしっかりお伝えして延滞を可能な限り抑止する取り組みもおこなっています。利用者のみなさんにもご理解とご協力をお願いします。
 なお、インフルエンザなどに罹患された場合の貸し出し期間については、学内各所(保健センターなど)の対応について確認し、現在も検討しております。

2.2019年度実施のアンケートに対するフィードバックコメント

窓口について

 いつもご利用いただきありがとうございます。これからも気持ちよくご利用いただくよう対応します。MS-Officeの質問にお応えできなかった旨のコメントもいただきましたが、当窓口はPC等の機器類貸出など、ハードウェアに関する窓口となっております。個別のソフトウェア操作等の専門的な問い合わせは東棟4階ヘルプデスクや中央棟Ⅰ階のクレアスでお受けしていますのでご利用ください。併せて、各窓口でどのようなサービスをご提供しているのかをわかりやすくお示しすることも検討します。

貸出用PCについて

 貸出PCの返却延滞による貸出停止期間について、スタッフの間違いにより不利益を被った旨のコメントをいただきました。返却延滞については、貸出管理システム上でペナルティ日数が分かるようになっており、ペナルティ日数の間違いが生じることを防止する仕組みを構築できているものと考えておりますが、もしも窓口でお知らせした内容に疑問などありましたら、遠慮なく申し出てください。

<CLEAS(クレアス)>

1.2018年度実施アンケート結果に対する2019年度教育環境改善報告

結果・成果

 20193月末に開室しました。

2.2019年度実施のアンケートに対するフィードバックコメント

窓口について

 20193月末の新規オープンから1年が経過しましたが、学生のみなさんから好意的なコメントをいただいております。常に学生のみなさんに寄り添った対応ができるようスタッフ一同、「どうしたら使いやすい場所となるか」、「よりよい自律学習支援のためどのようなサポートができるか」を考えています。また、季節感を大切に楽しく過ごせるようスタッフ自らが装飾品を提供し、飾りつけも自分たちで計画・実施しています。
 今後は、学生のみなさんのご意見やアイデアを取り入れる仕組みづくりも検討します。 

<国際交流センター>

1.2018年度実施アンケート結果に対する2019年度教育環境改善報告

結果・成果

窓口対応について

 国際交流センター・ICZ・日本語教育オフィスが配置された天野貞祐記念館中央部2~4階を「グローバルフロンティア」と名付け、複数の組織が一体となり、外国語学習・留学準備・異文化交流の様々な取り組みをおこなっていくことにしました。2019年度末に統一のサインによるゾーニングをおこない、より一体感をもたせました。今後は学内外にアピールする予定です。イベント等の情報は、適宜SNS等で情報発信をするようにいたしました。

 2019年9月の国際交流委員会で英語圏以外の大学での英語による交換留学派遣についての検討の頭出しをおこないました。2020年1月の国際交流委員会で、具体的な素案を提示し、検討をおこなっています。引き続き、検討、協議を進めていきます。

 2019年10月9日におこなわれた留学フェアでは、要望の多かったワーキングホリデーについて、日本ワーキングホリデー協会に参加いただき、セミナーと個別相談を実施しました。また、留学フェアとは別日程でも、新たにワーキング・ホリデーセミナーを実施しました。このほか、他団体による、海外ボランティア説明会等も実施し、「留学」に限らない、海外経験の機会の情報提供に努めました

2.2019年度実施のアンケートに対するフィードバックコメント

窓口対応について

 窓口対応について、「親身」、「丁寧」など好意的なコメントをいただきましたが、一部「上から目線」、「サポートする気を感じない」との意見もありました。
 国際交流センターは、2018年度末に天野貞祐記念館2階に移転しました。窓が大きく開放的な空間となり、以前は多かった「入りづらい」といった意見は見られなくなりました。スタッフは明るく声をかけやすい雰囲気作りに一層取り組み、丁寧にサポートします。

<エクステンションセンター>

1.2018年度実施アンケート結果に対する2019年度教育環境改善報告

結果・成果

 窓口対応について、寄せられたコメントをスタッフに周知しました。「挨拶」、「丁寧」、「正確」に加えて「笑顔」での対応を引き続き心がけました。

その他

 公務員試験準備室室員募集の際には、募集要項に応募条件・選考概要を明記し、窓口で応募予定者に必ず渡すようにしました。なお、質問に対しては丁寧に説明をおこないました。

2.2019年度実施のアンケートに対するフィードバックコメント

窓口対応について

 窓口対応については、「対応が迅速」、「優しい」、「親切」というコメントをいただく一方で、「不親切」、「誤った連絡が来た」というコメントが寄せられました。いただいたコメントは次年度への改善課題として組織的に取り組み、今後も「挨拶」、「丁寧」、「正確」、「笑顔」を心がけていきます。

<学友会総務部長室事務課>

1.2019年度実施アンケート結果に対する2019年度教育環境改善報告

結果・成果

窓口対応について

 始業時のミーティングを継続して実施しています。窓口において即時の対応ができない時には、すぐに周囲に声をかけ、複数の職員で対応することで、情報の共有を心掛けました。

2.2019年度実施のアンケートに対するフィードバックコメント

窓口対応について

 窓口対応について、好意的なご意見いただきました。物品や教室の貸出し方法については、今後も毎日のミーティング等を通じて課員の共通認識を図り、便利に利用していただけるよう改善に取り組んでいきます。

<大学院事務室>

1.2018年度実施アンケート結果に対する2019年度教育環境改善報告

結果・成果

窓口対応について

 窓口対応で丁寧との評価いただいておりますので、引続き丁寧な対応を心がけます。

2.2019年度実施のアンケートに対するフィードバックコメント

窓口対応について

 窓口対応で丁寧との評価いただいておりますので、今後とも一層丁寧な対応を心がけます。

授業に関係する施設・設備

1.2018年度実施アンケート結果に対する2019年度教育環境改善報告

結果・成果

教室(棟)について

 2019年12月より、35周年記念館の外壁改修をおこなっており、3月末までには西面と北面が完了し、タイル落下の危険性が大幅に削減されます。同様に2020年5月までに全体が完了し、安全面が向上する予定です。
 2020年度は35周年記念館の照明のLED化を実施します。ただし、外壁改修工事で足場を組んでいるため、ピロティの高天井部分の照明は前倒しでLED化を完了させました。

無線LANについて

 無線LANについて、特に大きな障害等なく稼働いたしました。引き続き安定運用に努めます。

アリーナ、人工芝グラウンドについて

 アリーナ及び人工芝グラウンドの個人利用について、窓口において個別の対応をしました。
 人工芝グラウンドはAコート、特にサッカーフィールドの損傷が目立ったため、スポーツ施設管理業者による検分を実施しました。

図書館共同学習室について

 空調の個別調整ができないエリアについては、申し出を受けて調整する対応をおこなっています。
 図書館内のゾーニングの検討は中断しています。
 周りに迷惑をかけるような騒音については、申し出を受けるなどしたときに注意を呼びかけているほか、掲示等での注意喚起を継続しています。
 節電、省エネルギーについては、引き続き掲示等で利用者にも呼びかけ、事務室等でも実践しています。

西棟ラーニング・スクエアについて

 2020年度中に西棟3階ラーニング・スクエアへ人員を配置し、貸出PCや認証プリンターを設置する方向で検討を進めることとなりました。リニューアルオープンの時期については、大学ニュース等であらためてお知らせします。

ICZについて

 「グローバルフロンティア」としてスタートしましたがまだまだ始動したばかりです。開室時間にモニターの映像が流れていることがもったいないというご意見がありましたが、2020年度からはモニターではなく、各言語のインターネットラジオを流す予定です。現在、リニューアルを進めていますが、学生のみなさんからの率直なご意見でICZは変わります。みなさんのご協力をお願いいたします。

2.2019年度実施のアンケートに対するフィードバックコメント

教室(棟)について

 教室棟については、開学当初の建物は4棟を残すのみとなりました。4棟は今後も教室として使用していきますので、多少ご不便をおかけしますが、ご理解ください。また、創立50周年記念館(西棟)をご利用いただき、快適に授業を受けられていると考えています。2019年度と2020年度で、35周年記念館の外壁改修を行い、タイルの落下を事前に防止することで、より安全なキャンパスを保っていきたいと思います。トイレについては今後の課題とします。
 本学は省エネ、省CO₂に積極的に取り組んでおり、暑い、寒いなどの不満の声が聞こえますが、地球環境を後世まで保全するという観点から、この点もご理解いただき、衣服での調整にご協力ください。また、トイレのジェットタオルも省エネルギー上好ましくなく、音も大きいため設置はしておりませんが、ご理解ください。
 天野貞祐記念館の冷暖房について、各教室の冷暖房機器は冷暖切り替え式なので、冷房も暖房もおこなえます。ただし、ひとつの室外機に多数の室内機が設置されている都合上、最初に稼働した室内機が冷房の設定の場合、残りの室内機は暖房ができなくなります(その逆もあります)。故障ではありませんが、不都合が生じているので、対策を考えます。
 教室全般の環境整備について、授業を快適に受けられるよう、清掃をおこなっていますが、清掃後に汚損したものに関してはどうしても残ります。特にPC教室の汚れについてご指摘いただきました。PC教室はコンピュータを利用した授業以外に、通常の授業もおこなわれていることもあります。そのため、消しゴムのかす等のゴミによる汚れが目に付くものと考えておりますが、PC教室の机は複雑な形状のため、毎日の清掃で完全にきれいにすることが難しい状況です。授業期間外に行う定期清掃で全教室・全台に対し清掃をおこなうことは今後も継続し、環境整備を図りますのでご理解ください。
 コンセントが少ないとのご指摘がありますが、新しい建物はコンセントの数を増やしていますので、使い勝手は向上していると思います。4棟や6棟の建設時には現在のような利用形態が予測できなかったため、コンセントの数は少ないと思います。電気容量の関係もあり、簡単にはコンセントが増やせないことをご理解ください。
 他の既存建物も今後、継続して改修をおこない、快適で使いやすい教室棟にしていく予定です。

無線LANについて

 教室、図書館、学生センターを中心に無線LANの安定稼働に努めていますが、全体の利用状況や建物事情により電波の状況が悪いことがあることをご理解ください。常態的につながりにくい場所がありましたら、東棟4階ヘルプデスクまでお伝えください。調査をして不具合が発見された場合は、改善策を検討します。

アリーナ、グラウンドについて

 アリーナ及び更衣室の利用環境について好意的なご意見いただきました。引き続き清潔な環境維持に取り組みます。
 競技活動の利便性を最優先事項とするため、アリーナ内の環境維持を目的として食事は認められていませんので、ご理解ください。なお、熱中症予防のため、ペットボトル飲料の持ち込み、飲用は認められています。
 人工芝グラウンドについては、さまざまな意見をいただいております。
 夜間照明に関しては、2017年度末に人工芝グラウンドの照明LED化し、2018年度に照明を増やしており、安全性、快適性が向上していると考えています。ただし、照明の設置位置が低いため、眩しいという点はご指摘のとおりですが、目線に入らない位置に設置するには多大な費用がかかるため、まずは照度確保を優先させていただきました。ご理解いただければと思います。照射角度については、近隣住民の方からのご意見も賜り調整しましたので、しばらく様子を見ていただければと思います。
 グラウンドの外周ネット利用に関しては、法定に基づいた高さで設置しています。より近距離からのバッティングとする等、練習方法での工夫にご協力をお願いします。
 競技用ラインについて、2020年度末に人工芝グラウンドの芝を張り替える予定ですので、ラクロス以外も含めて最新ルールに準拠できるよう、ラインの位置を更新します。それまでは個別の対応が出来ない旨、ご理解ください。

図書館について

 「使いやすい」、「(学習)環境が整っている」とのコメントが多数寄せられました。引き続き使いやすい図書館を維持できるよう工夫します。
 共同学習室などで飲食をしたり騒いだりする人についてのコメントがありました。図書館では随時注意を呼びかけているほか、掲示等での注意喚起を継続しています。迷惑行為にお気づきの時はカウンターまでお知らせください。
 「他にも友人と会話しながら勉強できる場がほしい」との要望がありました。学内には、中央棟1階のCLEAS、西棟のラーニング・スクエアのほか、各教室棟内の共有エリアにあるラウンジなど、図書館以外にもグループで活動するためのエリアが増えてきていますので、図書館とあわせてご活用ください。

西棟ラーニング・スクエアについて

 西棟3階のラーニング・スクエア1・2は、2020年度中にスタッフを配置して、自律学習で使用するための機器類を整備することを計画しており、中央棟1階のCLEAS(クレアス)と連携した、新たな自律学習スペースとしてリニューアルする予定です。時期は未定ですが、今後、大学ホームページ等でお知らせします。

ICZについて

 ICZについて、貴重な意見をいただきました。ICZは学生のみなさん一人ひとりの工夫とご協力でさまざまなことができる空間となります。より良い空間となるよう、みなさんとともに作っていきたいと考えています。また、3Fロビーでおこなっている英語ニュース放送については、音声だけではわかりにくいというご意見もありましたので、スクリーンに映像も同時に流すことで、外国語の空間を提供する工夫をします。この空間は単なるラーニングコモンズではなく、外国語のコミュニケーション空間でもあることをご理解ください。

教室内のAV機器等について

 教室のAV機器は、大学の中長期計画により計画的に更新しています。そのため、前回の更新から年数の経った教室では、最近のデジタル機器等に対応しきれていないこともありますが、次回更新時には解消する見込みです。プロジェクターの不具合に関するご指摘もいただきましたが、早急に点検して対応します。コンピュータ教室について、プリンターの設置や有償ソフトウェア追加のご要望をいただきましたが、授業内容や教室の状況、費用等の状況から、すべての教室を同一とすることはしておりません。プリンターは2019年3月末にオープンした中央棟1階の自律学習スペース「CLEAS(クレアス)」にも設置しました。モノクロに加えカラーも用意しており、学習目的で使用することができますのでご利用ください。

学生生活に関係する施設・設備

1.2018年度実施アンケート結果に対する2019年度教育環境改善報告

結果・成果

学内の食環境について

①学生食堂のメニューについては、特別メニューなど月ごとにイベントを開催し、好評を博しています。また父母の会とゼミ活動のコラボレーションによる野菜摂取を促すプロジェクトなども実施し、学生食堂の充実を図るよう努めました。
②移動販売車については一定数の利用があったため、引き続き営業を継続します。
③食の施設の分散について、昼休みに集中する学生食堂をはじめとする東側の混雑緩和に向け、引き続き新たなコンビニエンスストアの設置など、食環境について検討を進めます。

学生センターについて

 トイレ環境について、引き続き、トイレをきれいに保つため、注意を払って清掃をおこないます。学生のみなさんもマナーを守ってご利用ください。
 正課外での環境教育について、国際環境経済学科学生を中心とする獨協アースウィークで、省エネルギー、省CO2の重要さを共有できました。今後、学生のみなさんが自ら節電活動等の省エネルギー、省CO2活動を実施していただく基盤ができたことを大変うれしく思っています。
 学生センター内の施設について、特に雄飛ホールについては、大きなイベントや学部・学科による一時的な占有など、利用の幅を広げることができました。今後、団体に所属しない学生のみなさんにもイベント等でスペースを有効利用できるよう、利用規程を制定し、周知していきます。
 アンケート以外で「いずれかの団体に所属していないと学内のピアノを演奏できないという規則はおかしい。」という指摘がありましたが、このような意見についても今後、検討します。
 学友会本部のコピー、印刷サービスについては、代表者会議を通じて学友会本部から各団体に周知しました。

トレーニングルームについて

 トレーニングルームでの「レディースタイム」の検討について、試験運用の準備をする過程で、女子学生の利用者、トレーニングルームの受付を委託しているスタッフ数名にヒアリングしたところ、「レディースタイム」の設定までは必要ないのではとの声が多数あり、試験運用に至りませんでした。

学内分煙について

 学内分煙活動については、春学期分煙パトロール(2019年4~7月)、秋学期分煙パトロールを実施(2019年9月~2020年1月)、喫煙習慣を身につけないためのポスターの掲出(2019年12月)、改正健康増進法の周知(2019年8月から)など、概ね、改善実行スケジュールどおりに対応できました。学内の工事事情により、天野貞祐記念館南側の喫煙ボックスが使用禁止になったためか、指定場所以外での喫煙(吸殻発見)の報告が数件ありました。学生部としては、引き続き「改正健康増進法」の周知と卒煙活動の展開、新入生対象の喫煙防止教育実施を検討します。
 なお、35周年記念館前の喫煙ボックスは、「改正健康増進法」の趣旨から2019年度末に撤去し、天野貞祐記念館南側ボックスの利用を再開しました。
 今後、段階的にボックスの数を減らし、最終的にはゼロにできるよう、禁煙セミナー等の実施を企画します。

2.2019年度実施のアンケートに対するフィードバックコメント

学内の食環境について

 食環境全体に関しては、これまでの要望に応えるべく学生センターの「スタイルカフェ・スタンド」のオープンや、西棟前のキッチンカー(移動販売車)配置、学生食堂の一部改修をおこない、テーブル、イスの入れ替えにより、要望の多かった1人席やソファ席などを配置したリニューアルをおこない、混雑緩和と利用しやすさを目指しました。なおメニューについては継続して対応を進めて参ります。
 なお、学外の食環境もコンビニエンスストアや弁当販売店、スーパーマーケットなど多様な店舗競争の厳しい環境のなか、他大学においても学生食堂の運営は厳しいものとなっています。継続してコスト削減の努力もおこなっているところであり、ご理解とご協力をお願いします。
 今後もメニュー改善やコンビニエンスストア増設などの要望をふまえて、引き続き食環境改善を図ります。

学生センターについて

 学生センターについて、快適に利用できたとの反面、トイレが汚いとのご指摘がありました。清掃をしてきれいに保っているつもりですが、手が行き届かないところや清掃後に汚れたものがあるかもしれません。また、一部にマナー違反の利用が見受けられます。掲示等を通じてマナーの向上に取り組んで参りますので、お気づきの点があれば、大学の窓口へご意見いただきたいと思います。
 学生センター内の温度設定について、ご意見をいただきました。特に雄飛ホールはガラス張りの部屋で、太陽の熱を利用して室内を暖められる反面、春先早い時期から冷房が必要になるという室温調整が難しい場所です。室温の調整は可能ですが、このことをご理解の上、雄飛ホールを使用してください。本学では、「省エネルギー推進に関する専門部会」が中心となって、省エネルギー、省CO₂の削減目標を定めて活動しております。省エネルギー化の推進にご理解、ご協力ください。
 各ホールでは、空調を行うと自動的に換気が行われます。このため、換気の悪い空間とはなりませんが、クラブ・サークル活動での利用時には、教職員の指示にしたがってください。
 各スタジオの防音効果に関して、壁面の補修などに随時取り組んでいきます。ドアの開閉は音を出していない時のみ行うよう、引き続き利用上のご協力をお願いします。
 サークルでの活動環境として、良い評価をいただきました。今後も快適な活動環境の維持に努めます。

学内分煙について

 旧部室棟解体工事に伴い、しばらく天野貞祐記念館南側の喫煙ボックスを閉鎖していました。そのためか、教室棟内で吸殻が見つかることが頻繁にありました。獨協大学学生として恥ずべき行為を、残念に思います。
 2019年7月1日施行の改正健康増進法及び同施行規則によって、大学等の分類される第一種施設では「施設内禁煙」が原則となりました。人通りの多い35周年記念館前の喫煙ボックスは違法となるため2020年3月末で撤去し、代わりに天野貞祐記念館南側の喫煙ボックスを再開しました。喫煙ボックスは、当面①中央棟北西側、②西棟南側、③天野記念館南側の3カ所とします。喫煙ボックスが狭いという意見もありましたが、譲り合って利用してください。
 学内の喫煙については、「法令を遵守し学内原則禁煙を推進する」の方針のもと、喫煙者数の減少を目標とし、また喫煙習慣を身に付けないようにする取組を継続して推進していきます。具体的には、前年に引き続き、草加市シルバー人材センターに業務委託する分煙パトロールを実施し、キャンパス内を巡回します。喫煙ボックス外での喫煙については、見かけた場合には声をかけて喫煙ボックス内での喫煙を促していきます。
 2019年度の喫煙者数の日ごと平均は春学期が6.24人、秋学期が2.07人で2018年度の同時期と比較すると、春学期が13.59人、秋学期が5.91人減少しています。
 分煙パトロールに加えて、ポスター掲示などを通して、受動喫煙防止や健康増進のための啓発活動を実施します。
 吸わない人の健康だけでなく、吸いたい人の吸う権利も守りたいと思います。そのためにも、指定場所以外では絶対に喫煙しないようにしてください。

【問合せ先】自己点検・評価室 (電話)048-946-1824