自己点検・評価活動―これまでの歩み

自己点検・評価活動―これまでの歩み

獨協大学における自己点検・評価の歩み

獨協大学は中・長期計画の一環として、1986年10月から自己点検・評価の問題に取り組み、1987年7月、企画調整委員会(部局長会の下部組織)によって、建学の理念の再確認を含め本学の現状を詳しく知るためのアンケート調査を教職員全員を対象に実施、次いで1988年12月、UI推進委員会を設置し、1989年6月、本学学生、OB、一般社会人、受験生、企業人事担当者を対象に、本学のイメージ調査を実施しました。これらの調査を経て、1990年3月、本学の基本計画大綱(試案)を作成し発表いたしました。

1991年10月には、同年7月の大学設置基準改正を受けて「自己評価検討委員会」を発足させ、自己評価のあり方および具体的方策に関する検討を開始しました。この委員会を発展させ、翌1992年12月に全学的な「自己点検運営委員会」を設置し、教育水準の向上および活性化を目的として、本学における自己点検・自己評価活動の企画・立案・運営にあたることとしました。次いで同委員会のもとに点検実施委員会(作業部会)を置き、急ぐ事項として「基本事項(理念等)」、「学部教育」、「大学院教育」および「管理運営組織」を取り上げ、1993年4月より各学部(学科)および事務局においてそれぞれ点検活動を開始しました。翌1994年4月には学則を改正し、自己点検・評価に関する基本的な規定(学則第1条の2)を整備しました。

1997年7月、『自己点検・評価報告書』を作成し(財)大学基準協会に相互評価を申請、この結果、1998年3月同協会より相互評価「大学基準に適合している」旨の認定を得ました。
また、1997年10月に本学学生を対象に「学生の教育・学習環境調査」を実施し、1998年度から「学生による授業改善アンケート」、2004年度からは「学生による授業評価アンケート」を実施しています。

1999年9月、大学(大学院)設置基準の改正を受けて、自己点検および評価を「努力義務」から「実施義務」へ学則を改正すると共に、関連2規程を加え充実をはかりました。このことに伴い、『自己点検評価報告書2002』を作成し公表いたしました。

2006年4月には、より高い専門性を備えた自己点検・評価活動を実施するために、「獨協大学自己点検および評価に関する規程」、「自己点検運営委員会規程」をはじめとする関連諸規程を整備し、「自己点検運営委員会」の下に「点検評価企画委員会」「FD推進委員会」「認証評価委員会」を設置し、自己点検および評価活動を統括する組織と実施組織とに役割を分けました。また自己点検および評価活動を統括する組織としての「自己点検・評価室」を設置し、本学における点検評価活動の実質的基盤を形成いたしました。

2007年4月、(財)大学基準協会に対して、2007年度大学評価および認証評価申請を行いました。評価の結果、本学は「大学基準協会の大学基準に適合している」との認定を受けることができました。認証評価申請にあたり、『自己点検・評価報告書2007』、大学基礎データを作成し公表しました。

2011年7月には、2007年度の大学認証評価の際に付された2つの「助言」(大学院のFD活動の充実、外国語学部および同学部フランス語学科の定員超過率)についての「改善報告書」とともに、当時、完成年度に達していなかった国際教養学部に関する「完成報告書」を提出しました。

2014年4月、(公財)大学基準協会に対して、2014年度大学評価(認証評価)の申請を行いました。評価の結果、本学は「大学基準協会の大学基準に適合している」との認定を受けることができました。認証評価申請にあたり、『自己点検・評価報告書2014』、大学基礎データを作成し公表しました。

2018年4月には、2014年度の大学評価(認証評価)の際に指摘された、改善勧告1点、努力課題8点について、「改善報告書」を提出しました。

2019年度には、内部質保証体制の一層の充実を図るため「自己点検運営委員会」を改組し、「自己点検・評価及び内部質保証推進委員会」を全学的内部質保証推進組織とする内部質保証体制を整備しました。

2021年4月、(公財)大学基準協会に対して、2021年度大学評価(認証評価)の申請を行いました。評価の結果、本学は「大学基準協会の大学基準に適合している」との認定を受けることができました。認定期間は2022年4月から2029年3月までとなります。認証評価申請にあたり、『獨協大学自己点検・評価報告書2021』、大学基礎データを作成しました。

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