2016年度教育環境改善、事務局からの回答

2016年度教育環境改善、事務局からの回答

全体

<事務局全般>

1.2015年度実施アンケート結果に対する2016年度教育環境改善報告

結果・成果

 本学は、2014年10月に創立50周年を迎え、次の50年(NEXT50)に向けて、「少人数教育と国際化・グローバル化教育の推進」、「創立50周年記念館(仮称)の建設とキャンパス再編(第4次計画)」、「現行諸制度と組織の検証とさらなる改革強化策の構築」に着手しています。
創立50周年記念事業の一つである『獨協大学五十年史』が完成し、今後は歴史的側面からも「自己点検・評価」を行うことが可能になりました。また2017年度より駅名が「獨協大学前〈草加松原〉」に改称されたこと、及び正門前におけるUR都市機構の用地を取得したことから、あらためて地域社会への貢献を考えていく必要があります。
事務局では、本学全体の重要課題に取り組みつつ、従来から窓口対応、教育研究施設、学生生活施設の改善をはじめとする、諸施策を進めてきました。本アンケートにより教育環境改善への成果は着実にあげていますが、社会や学生のみなさんのニーズの変化に伴い、新たな課題も出てきております。
窓口対応については、各部課室で学生のみなさんからの指摘や意見について話し合いをおこない、速やかな改善に取り組みました。また、「挨拶」「丁寧」「正確」のスローガンと教育的配慮に基づいて、学生との距離を近づける雰囲気づくり、積極的な情報発信などに取り組みました。
教育研究施設と運用面の改善について、教育研究施設については、キャンパス再編計画のもと、「創立50周年記念館(西棟)」を竣工しました。本棟は一般教室のほか、少人数クラスでのアクティブ・ラーニング型学修*1*2を支えるラーニング・コモンズ*3の考えに基づき、より高い学修効果をもたらす最新の施設を備えた学修環境を提供できるようになりました。
学生生活施設と運用面の改善について、学生のみなさんからの要望が最も多い学生食堂を含む「食」環境改善については事業所選定を含んだ包括的な改革を実施する予定でしたが、複数事業所との事前ヒアリングにおいて、諸条件の事情から参入の意思を表す事業所が無かったことから実施に至らず、2016年度は、価格値上げをともなうメニューの改善の実施にとどまりました。なお、閑散期における教職員食堂、スタイルカフェ等は営業休止となりました。

*1 ラーニング・コモンズ...学修共同施設。複数の学生が集まって議論できるような、情報通信等の設備が整った場所のこと。
*2 学修...大学設置基準(文科省令)上、大学での学びは「学修」とされている。「単位制」にあるように、授業内での学びだけでなく、予習復習など主体的な学びを含んでいることから、この漢字が使用されている。
*3 アクティブ・ラーニング...能動的学修。講義形式での一方通行の授業だけでなく、授業内のディスカッションや教室外での共同研究など、学修者が能動的なって学修する方法のこと。

2.2016年度実施のアンケートに対するフィードバックコメント

窓口対応について

 職員の窓口対応については、毎年多くのコメントが寄せられています。「親切だった」「対応が良かった」などの意見を頂いていますが、「愛想が悪い」や「高圧的だった」など表情や態度についての意見も多くありました。
窓口対応は、はじめの印象、相談時の態度によって学生のみなさんと職員との信頼関係に大きな影響を与えてしまいます。学生と職員が良好な関係を築けるように、「事務局自己点検・評価委員会」を通じて、窓口スローガンである「挨拶」「丁寧」「正確」の意識のさらなる統一を図りたいと考えています。

窓口の開室時間について

複数の窓口の開室時間については、延長してほしいという意見がありました。すでに、図書館などの一部の窓口では、可能な範囲で実施しているところもありますが、大学全体の窓口の開室時間の延長となると、労働条件、勤務体系等様々な問題があります。しかしながら、そういった意見が多いということを真摯に受け止めて、大学全体の問題として検討していきたいと思います。

その他

ジェンダーへの配慮を求めるコメントが近年散見されるようになりました。性の多様性への配慮に関する動きとして、文部科学省も初等中等教育においてですが、2015(平成27)年教職員向け資料として「性同一性障害や性的指向・性自認に係る、児童生徒に対するきめ細かな対応等の実施について」を公表しました。
窓口については、学生のみなさんの性の多様性を尊重するよう心掛けていきたいと思います。

窓口

<教務課>

1.2015年度実施アンケート結果に対する2016年度教育環境改善報告

結果・成果

窓口対応について

重点項目として掲げた(1)教務課情報の共有、(2)教務課職員のスキルアップのためのSD*4を概ね実行し、指摘事項の改善に努めました。情報共有や手順の統一化に努めることで、着実に成果を上げていると思われます。 しかし、窓口の態度についての指摘は依然として寄せられています。個々の職員の意識に一任することなく、組織として様々な機会を利用して、窓口サービス向上のための活動を今後も継続して取り組みます。

*4 SD...スタッフ・ディベロップメントの略。事務職員の資質向上のために実施される研修など取り組みの総称。

履修登録について

(1)WEB履修登録について
学外からのWEB履修登録については、要望を踏まえて2017年度秋学期からの実施を目指し、準備を進めています。
(2)抽選制度
各部門の担当者会議で抽選状況を検証し、科目数、配置等の調整を行いました。
(3)履修登録期間
ご意見等も参考にして2017年度春学期履修登録の3次登録は、2日間を確保しました。また、新たに履修確認・訂正期間を設けました。本人の錯誤による登録科目の間違えなども散見されるため、履修登録科目の確認を徹底し、誤りがあった場合には修正できる期日を設けることにしました。従来、履修登録は、履修登録期間に自己責任で行う方針のもと、期間外の登録修正は所定の理由以外では原則として認めていませんでしたが、指定した期間に窓口で登録修正ができるようにいたします。早く、正しい履修登録が完了するようにさらに検討、改善をしていきたいと考えています。

2.2016年度実施のアンケートに対するフィードバックコメント

窓口対応について

 窓口対応については、「親切にしてくれた」「丁寧だった」などのコメントがあるものの、「イライラしていて不親切」「冷たい」「説明不足」などといったコメントもありました。また、教員や他部課室との連携不足との指摘もありました。教務課では、従前より独自のSD活動として、情報の共有化、個人のスキルアップ、及び関係部署との連携強化などに取り組んでいます。引き続き、これらに取り組み、満足度の向上につなげたいと考えています。
窓口の開室時間の延長についても意見がありました。授業期間中は昼休みも窓口を開室するなどの対応を行っておりますので、利用時間についてはご理解とご協力をお願いします。

履修登録について

 履修登録については、「自宅で登録できるようにしてほしい」といったオンライン化について多くの意見が寄せられました。現在、2017年秋学期から学外からも履修登録ができるよう準備を進めております。
履修登録の上限を増やしてほしい、なくしてほしいという意見が寄せられました。本学における、1単位に必要な履修時間の詳細については、「履修の手引」(p12)に掲載していますが、授業時間内の学修時間だけでなく授業時間外の学修時間をあわせて「単位」となります。履修登録上限を設けるということは、大学設置基準や学則に基づく学修時間の確保のためですから、上限の増加、撤廃については難しいということをご理解ください。
抽選制度については、「不平等を感じる」「取りたい科目が取れない」など様々な意見がよせられました。抽選制度については、希望の授業を履修できない等の不平等感があることは理解しておりますが、適切な教育学修環境を保持するために定員を設け、抽選を行っています。今後も、みなさんのご意見や状況も踏まえながら、よりよい環境を目指し検討、改善して参ります 。

その他

 英語学習サポートルームについて、「親身」、「丁寧」と言ったご意見を頂きました。今後もみなさんの学習支援に努めて参りますので、引き続き活用してください。また、全カリ英語を履修しない学科の学生にも英語学習サポートルームを開放して欲しいとの声もありました。英語学習サポートルームは、文部科学省「大学教育・学生支援推進事業【テーマA】大学教育推進プログラム」の採択事業の一環として、全カリ英語履修者の学習支援のために設置されました。そのような経緯もあり、利用対象を限定しています。ご意見は、今後の参考とさせて頂きます。

<学生課>

1.2015年度実施アンケート結果に対する2016年度教育環境改善報告

結果・成果

窓口対応について

 窓口に訪れる学生の中には、無言で立ち去る学生も見られるため、こちらから、積極的に声がけをおこなっており、他部課への質問項目の場合には、その担当部課室に連絡したのちに案内するように対応しました。

2.2016年度実施のアンケートに対するフィードバックコメント

窓口対応について

 学生課の窓口対応については、「親切だった」「(説明が)わかりやすい」「丁寧な対応だった」という意見が寄せられ、昨年の意見や指摘について課内での話し合い、検討することによる改善への取り組みが評価された結果だと考えられます。今後も、窓口スローガンである「挨拶」「丁寧」「正確」のもと、取り組んでいきたいと思います。
窓口の開閉時間については、月曜日から金曜日の昼休みも限られた人数での当番制につき、また一人ひとりに対応しているため、窓口に人がいないように感じられたのかもしれませんが、限られた人数での対応となるため、ご理解とご協力をお願いいたします。

<保健センター>

1.2015年度実施アンケート結果に対する2016年度教育環境改善報告

結果・成果

窓口対応について

 来訪時に用件のポイントがあやふやな場合には、ひとつずつ聞いて確認をしますが、それが丁寧とうけとられたり、面倒がられたりすることはあると思います。

抗体検査について

 抗体検査に限らず、時間をいただきたいときには授業予定を伺っています。

健康診断について

 健康診断で、指定時間に受診できない方が申出てこられた時には諸状況に配慮をして個別に時間を指定して受診していただきます。

2.2016年度実施のアンケートに対するフィードバックコメント

窓口対応について

 来訪時に用件のポイントがあやふやな場合には、ひとつずつ聞いて確認をしますが、それが丁寧と受けとられたり、面倒がられたりすることはあると思います。
窓口の開室時間で「5時限終了後まで開いてほしい」との意見については、大学全体の問題として検討していきたいと考えます。
保健センターの場所が分かりにくいという意見については、パンフレット、ホームページ等により、わかりやすい場所の案内を検討していきたいと考えます。

抗体検査について

 抗体検査の実施時間で、「授業が間に合わなかった」という意見がありましたが、お待ちいただく間に次の授業に間に合いそうもないことを申し出ていただければ、時間の相談をさせていただく場合もあります。

健康診断について

 健康診断で、性的マイノリティーに対する配慮が足りないとの意見がありました。健康診断については、性的マイノリティーに限らず、お申し出いただければ、相談の内容ごとに、可能な対応をさせていただいています。例えば男性の健診予定日でも、開始前に時間を設けて、あらかじめご相談いただいた数名の女性だけの健診を実施するような場合もあります。また、必要な方には補助を付ける場合などもあります。気になることがあれば、ご相談ください。

<カウンセリング・センター>

1.2015年度実施アンケート結果に対する2016年度教育環境改善報告

結果・成果

 カウンセリング・センター・ニュースやカウンセリング・センター年報を発行し、学生のみなさんや保護者の方々、教職員に向けて相談業務の周知をおこないました。また、様々な相談内容に対応できるよう、相談員による研修会等への参加もおこないました。今後とも来談しやすい環境を整え、学生のみなさんの相談に対応できるよう体制を整えていきます。

2.2016年度実施のアンケートに対するフィードバックコメント

対応、雰囲気について

 「優しかった」などの肯定的意見を頂きましたが、一方で、「入りにくかった」などの意見も頂きました。カウンセリング・センターにはいくつかの出入り口があり、目立たない形で入退出できるようになっています。また、利用に際しては事前に電話で予約することも可能です。まずは電話でお問い合わせ頂いても結構です。
カウンセリング・センターでは来談者の問題や特性に応じてカウンセリング業務をおこなうことができるように努めています。適宜カンファレンスを実施し、また所属カウンセラーは研修会に参加しています。こうした取り組みを通して、今後もリラックスした雰囲気のなかでカウンセリングがおこなわれるように、カウンセリング室の環境整備に努めていきます。

<キャリアセンター>

1.2015年度実施アンケート結果に対する2016年度教育環境改善報告

結果・成果

 毎朝のミーティング、及び連絡会にて、ガイダンス・セミナー・講座等の申込日程や状況、学生の動向、求人状況、その他の諸問題について情報共有や協議を行い、学生対応に活かすことができました。
窓口相談業務の質の向上、充実を目指して、専任、及び非専任を対象に課内研修会、勉強会等を実施しました。
全カリ授業を1・2年生に対する周知の機会と捉え、キャリアセンターの利用促進を図りました。早期にキャリアデザインを意識させることで、今後、更なる意識向上を目指すとともに、「就職ガイダンス」や各種講座等への参加者増を継続して取り組みます。
3年生の4月から開始するガイダンスを基本としつつ、その後9月、及び2月に振り返りのガイダンスを実施しました。また、4月に「外国人学生」、6・7月に「長期留学」、12・2月に「体育会」などのガイダンスを実施しました。結果、本格的に就職活動を開始する時期が異なる学生、及び対象別に適切な支援をすることができました。
ゼミ単位でのキャリアセンター・ツアー、及びミニ講座を実施しました。キャリアセンター・ツアーの参加ゼミ数を増やすため、今後専任教員との連携強化に努めます。
主要イベントではハガキによる周知も併せて行った結果、参加者増につながりました。また、ポータルサイトのトップページに「キャリアセンターからのお知らせ」を設置し、学生に対する情報提供の強化を図りました。
今年度も就職関連資料として、最新の書籍を購入しました。

2.2016年度実施のアンケートに対するフィードバックコメント

窓口対応、雰囲気などについて

 キャリアセンターでは、アンケート結果で寄せられた意見を真摯に受け止め、職員全体で課題を共有し、様々な学生の個性や要望に対応できるよう、努めたいと思います。

進路・就職相談については、「親身になって相談にのってくれた」「アドバイスが的確」「相談しやすい」など好意的な意見が多数あった一方、「高圧的」「使い方が分からない」など、改善を求める意見もみられました。 これまでの「入りにくい」「相談しにくい」という声の対応として、室内レイアウトの変更、キャリアセンター・ツアーの実施など利用促進に向けた改善の取り組みを実行した結果、ある一定の成果があったものの、「利用方法が分からない」「どのように使うのか分からない」「気にかけてほしい」などの利用面での意見が見られるようになりました。引き続き、利用した一人ひとりの学生にやさしい環境を提供できるよう努めるとともに、更なる改善を図っていきたいと考えています。
また、「高圧的」「人によって差がある」などの意見に対しては、キャリアセンター内で適宜実施する研修会や意見交換会等、課全体として取り組みます。

 アンケートで要望のあった個々の企画に対する意見についても、今後引き続き検討してまいります。

 なお、昨年度見られた「就職活動の情報が古い」に対し、就職活動スタートに合わせ2015年度末に就職関連資料の最新の書籍を購入するなど大幅な整備を図った結果、書籍に関する意見は見受けられませんでした。2016年度も最新の書籍を購入しています。

<図書館>

1.2015年度実施アンケート結果に対する2016年度教育環境改善報告

結果・成果

窓口対応について

 カウンターなどで親切・丁寧な対応をこころがけるよう、すべてのスタッフ、及び委託先業者に周知しました。

施設、図書貸出、開館時間などについて

 2017年3月中に、館内に設置済みのPCの入替に加えて、館内PCロッカー、印刷専用PC、共同学習室の常設PCを導入します。
館内PCロッカーは、館内利用に限定したPCを42台格納し、学生証で認証の上、セルフサービスで貸出返却を行うもので、図書館開館時にはいつでも利用が可能になります。共同学習室4室に各1台PCを常設するので、貸出PCを持ちこむ必要がなくなりました。また、印刷専用PCを各階に1台配置し、PC設置席PCを利用しなくても認証プリンタから出力できるようになります。導入、及び運用検討時には、関連する3課で協議のうえすすめました。
施設の空調に関しては、省エネ対応ともリンクさせ、夏には、室温が上がるグループ利用席を利用する際はドアを閉めない措置を取り、輻射熱を避けるべく、中庭側のロールカーテンを降ろすことにしました。冬には、窓からの冷気で暖房効果が落ちることを防ぐために、夕方からロールカーテンを降ろしました。
入館ゲートについては、更新にむけて検討しています。
開館スケジュールに関しては、利用状況等を検討中のため、2017年度は開館時間拡大、休日開館日の拡大はおこなわず、2016年度と同等の開館を予定することとしました。

2.2016年度実施のアンケートに対するフィードバックコメント

窓口対応について

 「丁寧」「親切」「対応が早い」「たすかった」などのコメントがある一方、「冷たい」「こわい」「威圧的」というコメントもありました。アンケート結果を図書館内で共有し、親身な対応となるよう改善を図ります。

施設、図書貸出、開館時間などについて

 PCの台数を増やしてほしい、PCの貸出返却時間を延長してほしいなどのコメントがありましたが、2017年4月から館内PCロッカーを新設し、図書館の開館時間中であればいつでも貸出返却ができる館内専用のPC42台を新規に導入しました。
印刷枚数制限について反対の意見をいただいています。図書館だけで年間400万枚もの紙を消費していることから、2017年度から一人あたり年間1000枚までを無料とし、これ以上は1枚10円としました。印刷枚数の統計を参考に上限枚数を決定しましたが、利用者の9割は1000枚未満の使用となっています。紙資源を大切に使えるよう、印刷方法の工夫などご協力をお願いします。

 空調に関しては、室温の調節が適切でないとのコメントがありました。
天野貞祐記念館全体で管理する空調設備のため、対応に限界があります。一方、大学の省エネルギー方針を受け、図書館でも省エネルギー対策を講じているので規定の設定温度を守る必要があります。
現在のところ設備の交換ができないことから、夏の輻射熱や冬の外気からの冷気を防ぐため、ロールカーテンを降ろす、また、熱がこもらないように区切られた部屋のドア開放をするなどして工夫をしています。ご理解ご協力をお願いいたします。

 開館時間延長や日曜開館日の増加を要望するコメントが出されています。実現可能性を調査し、具体的に検討をすすめます。

<教育研究支援センター(ICZ)>

1.2015年度実施アンケート結果に対する2016年度教育環境改善報告

結果・成果

雰囲気について

 「行きにくい」「留学生ともっと話す機会が欲しい」という意見がありましたが、学生主体のイベント等を行い、一歩を踏み出す機会を実施しました。
グローバルイベント、及び学生主体イベントについて予定していた通り学生主体イベントを2回、外部講師の講演を1回、非常勤講師の講演を1回行いました。特に、学生によるイベントは、ICZやチャットルームの活用法、語学学習の習得に関連した内容でかつ学生のみなさんからの目線であったことから好評を博しました。また、支援課によるイベントとは別に学生主体によるグループのイベントが複数回行われ、ICZに活気をもたらしてくれました。
中国語、韓国語の教材についてともに教材を準備し、随時増やしていきました。

2.2016年度実施のアンケートに対するフィードバックコメント

窓口対応・雰囲気などについて

 学生のみなさんからは、「親切」「説明が丁寧」「アットホームな雰囲気」といったコメントが寄せられている反面、「入りにくい」「閉鎖的」といったコメントや、「チャットルームを1対1で」といったご要望が寄せられました。
チャットルームでは1対1のクラスを設定するのはなかなか難しいですが、「入門」「初級」といった語学力の目安を設け、講師も積極的に配慮していますので、会話に対して自信がついたという学生さんも多くいます。また、ICZが入りにくいというご意見もいただきます。最初の一歩はハードルが高いかもしれません。誰もが感じることです。その一歩を乗り越えてぜひ利用してください。また、イベントをもっと宣伝して欲しいというご指摘がありました。今後、スタッフ一同みなさんの語学力アップにつながるよう広報活動についても積極的な働きかけを図っていきます。貴重なご意見をありがとうございました。

<教育研究支援センター(ヘルプデスク)>

1.2015年度実施アンケート結果に対する2016年度教育環境改善報告

結果・成果

窓口対応について

 既存TAに関しては、自己評価/面談や課内研修を継続して実施し、「質問しにくい」雰囲気についてTAにも振り返ってもらいました。
業務に就く前に笑顔を鏡で確認する。声のトーンを意識的に高めてみる。入口で質問しようか迷っている方には積極的に「何かご質問ですか?」というように声かけをするなどの対策をそれぞれ考えてもらい実施しました。
新人のTAは、教育用のマニュアルを作成し指導を行い対応レベルの定常化と底上げを図りました。人によって回答がぶれることの無いよう、よくある回答はまとめ「曖昧な回答はしない。分からなければ他のスタッフに確認する」を徹底するよう努めました。

利用案内について

 窓口では個人所有PC等のOSや端末に関して「サポートしていない」との周知を積極的にしていない現状もありますが、対応の際に「個人所有PC等のOSや端末については、できる範囲での対応になってしまう」ことをユーザーのみなさんに伝えた上で対応するよう徹底しました。必ずしも解決に至らなかったケースもありますが、事前にサポート外であることを徹底したことで「やれるだけやってもらえたがサポート外では仕方ない」という形で学生のみなさんには納得していただいているよう見受けられます。

2.2016年度実施のアンケートに対するフィードバックコメント

窓口対応について

 窓口の対応で良かったという点では、「ていねい」「とてもよい」「しっかりサポートしてくれた」というコメントが多く寄せられました。2016年度に取り組んだ成果が評価されたものと考えます。しかしながら「とてもつめたい時がある」といったコメントが1件寄せられました。そのような印象を与えてしまったことを改めて認識し、次年度への改善課題として取り組んで参ります。
その他に、「学習関係の質問がほぼNGと言われた」というコメントをいただきました。現在、課題に関するご質問には回答できかねる為、このようなコメントをいただくことになりましたが、課題に関する回答については改めて見直しを図っております。貴重なご意見をありがとうございます。

利用案内について

 「ホチキス・ハサミ・テープなどを自由に使えるように」の要望については、紛失防止の為、ヘルプデスク内でのみ利用可とさせていただいております。ご理解のほど宜しくお願いします。「どの教室のPCが使えるか獨協のHP等で知りたい」については、現在東棟4階の電子掲示板にて「授業中」の教室のみ表記しております。HPでも同様に公開していくかについては検討させていただきます。2016年度春学期までコンピュータ教室は2~3教室だけを自習教室としておりましたが、秋学期より授業などの利用が無いコンピュータ教室は全て自習可能となりました。是非ともご活用ください。

<教育研究支援センター(天野貞祐記念館2階窓口)>

1. 2014年度実施アンケート結果に対する2015年度教育環境改善報告

結果・成果

窓口対応について

 既存のスタッフに対しては、面談などで、窓口での対応に対して常に向上させていくという目標をスタッフ個々に意識付けをしたことにより、より迅速に対応ができるようになりました。
また、窓口ではユーザーのみなさんへのヒアリングを強化し、一例として、ヘルパーの個人差が大きかった機器の破損があった際にお伺いする事項を一覧として共有することにより、修理に出す材料として提供できるようになりました。
新人スタッフに対しては、業務の一覧のどこまでできるようになったのかを「見える化」し、理解度を確認できるようにしています。

貸出用PCについて

 掲示物については、置忘れ防止のための啓発ポスターを作成し、窓口に貼り出しをしました。その結果、悪質な置忘れが減り、置き忘れてもすぐに窓口へ来室をする学生が増えました。学生の意識の変化が見られます。
貸出し手続きの見直しについては、混雑時のユーザー対応について検討会を行う予定としています。

2.2016年度実施のアンケートに対するフィードバックコメント

窓口について

 窓口対応については、「動きがきびきびして良い」「親切・丁寧」などのコメントもいただきましたが、「在庫切れの際の対応が冷たい」とのご意見がありました。不快な思いをさせてしまい、大変申し訳ございません。定期的に対応力向上を目的とした個人面談などでスタッフへの窓口対応についての教育を強化し、ユーザーのみなさんがご利用しやすい窓口へ改善をしてまいります。

貸出用PCについて

 テスト期間時期の貸出PCの在庫切れについて、2014年秋学期より1泊2日の貸出期間に変更をし、回転率を上げるように対応をしてまいりました。しかしながら、テスト期間時期になると長期の延滞者が増加傾向にあるため、在庫切れ発生の原因となっております。
今後とも貸出ルールに沿った利用をしていただけるよう、説明・案内対応に取り組んでまいります。ユーザーのみなさんへは、ルールを守ったご利用をお願いいたします。
以前より、貸出PCを増やしてほしいとのお声もありましたため、2017年度春学期より181台から200台へ増台いたしました。また、図書館内では館内PCロッカーを設置し、42台が利用できるようになります。
また、在庫切れの際の機器返却を窓口前でお待ちいただくことに対し、改善をしてほしいとのご意見をいただきました。現在は、不公平感の無いようにという考えから先着順、かつ、その場にいる方から貸出をするようにしておりますが、混雑緩和の観点からもスタッフでは、定期的に改善方法について検討をしている状況であり、今後、ユーザーのみなさんにとってご利用いただきやすいよう、引き続き検討を行ってまいります。

<国際交流センター>

1.2015年度実施アンケート結果に対する2016年度教育環境改善報告

結果・成果

窓口対応について

 スタッフ全員が、「挨拶」「丁寧」「正確」を心がけて対応しました。留学先で修得した単位の認定に関する質問は、早めに教務課に相談するよう、引き続きアドバイスしています。

その他

 「閉鎖的」「中に入りにくい」という意見も一部見られたことから、センター入口にカフェ風のブラックボードを設置し、当日または近日のガイダンスやイベント情報をお知らせするようにしました。センター前を通る際は、チェックしてみてください。
また、センター内の留学関係資料を整理し、新しい資料を増やすとともに、書店風に表紙を見せて陳列するなど、手に取りやすくなるよう工夫しました。

2.2016年度実施のアンケートに対するフィードバックコメント

窓口対応について

 窓口対応については、「丁寧」「親切」など好意的なコメントをいただきました。今後も引き続き「挨拶」「丁寧」「正確」を心がけます。
一方で、「入りづらい」「わからないから質問したのに、資料を読むように言われて終わった」という声もありました。
「入りづらい」については、上記のとおり2016年度に改善を試みました。最初は勇気がいるかもしれませんが、国際交流センターの入口は、「世界に通じる扉」です。まず一歩、気軽に足を踏み入れてください。留学や語学学習についての図書(館外貸出OK)、留学した学生のアンケートや体験談のファイルを閲覧することもできます。
スタッフが適切で有益なアドバイスをするためには、学生のみなさんが希望する留学のイメージ(行き先、留学時期・期間、勉強したい内容等)をまず把握する必要があります。相談の際に「留学したいのですが......」と漠然とした質問をするよりも、自分の希望をある程度明確に伝えるほうが、短時間で効率よくアドバイスを受けることができます。
国際交流センターで配布中の「留学ガイド」には、留学のプランニングや必要な手続、費用、協定校情報等を掲載しています。この「留学ガイド」を読み、不明な点、確認したい点をまずリストアップしてみましょう。そのリストを相談の際に提示いただければ、より具体的で豊富な情報をお伝えすることができます。ぜひ協力をお願いします。

その他

 「獨協大学ニュース」やホームページで、言語圏別の留学説明会や国際交流イベント等の情報を随時お知らせしていますので、チェックしてみてください。6月21日(水)には「獨協大学留学フェア2017」を学内で開催します。各国大使館や語学試験実施団体等が多数参加します。ぜひご来場ください。

<エクステンションセンター>

1.2015年度実施アンケート結果に対する2016年度教育環境改善報告

結果・成果

 窓口対応について、寄せられたコメントをスタッフに周知し、「挨拶」「丁寧」「正確」に加えて「笑顔」での対応を引き続き心がけました。
なお、講座で提供している内容については、パンフレットやガイダンスで説明し、窓口に相談に来た学生のみなさんに対してもより詳しく説明するようにしました。

2.2016年度実施のアンケートに対するフィードバックコメント

窓口対応について

 窓口対応については、「親切でとても助かっている」「いつも応援してくれる」「入りやすい雰囲気」など、好意的な意見を多くいただきました。今年度も引き続きこのような対応をしていきたいと思います。卒業後も社会で活躍していただきたいという願いから、時には厳しくアドバイスすることもありますが、「挨拶」「丁寧」「正確」「笑顔」を心がけて対応しています。

<学友会総務部長室事務課>

1.2015年度実施アンケート結果に対する2016年度教育環境改善報告

結果・成果

窓口対応について

 マニュアルの作成はしませんでしたが、ご指摘があった窓口対応の問題点については、学友会プロジェクト会議を通じて職員と学生とで共有し、改善に努めました。
学友会本部の窓口時間については、メールによる周知だけでなく、SNSでの告知や窓口の掲示を補強するなどして丁寧に案内しました。

施設利用について

 「体育祭」開催については、これまでのビラやポスターによる広報に加えて、SNSでの告知や体育会本部役員が所属するゼミ生にも案内しましたが、学友会所属団体未加入者の参加はほとんどありませんでした。
その他の「アリーナ」「人工芝グラウンド」でのイベント開催については、学友会本部と今後検討していくことを確認しました。

2.2016年度実施のアンケートに対するフィードバックコメント

窓口対応について

 窓口の姿勢については、概ね親切、丁寧な対応であったというコメントを寄せていただきました。一部、回答の不統一などを指摘する声もありました。今後も引き続き、本学の窓口スローガンとしている「挨拶」「丁寧」「正確」と、学友会会則の目的に従って、ご指摘のあった点は改善し、さらなる窓口対応の質の向上に努めていきます。
なお、コメントの中に、学友会・文化会・体育会・愛好会本部のものと思われる声が混ざっていました。この声を本部に届けたい方は、学友会本部の窓口に赤い回収箱が常設されていますので、そちらへ意見や日頃の感謝の気持ちを伝えてください。

施設利用について

 学友会団体に所属していない個人の学生にも「人工芝グラウンド」「アリーナ」、学生センターの「スタジオ」等の施設を開放してほしいとの意見がありました。「人工芝グラウンド」「アリーナ」の授業時間帯以外の使用、学生センター3階以上の「スタジオ」「ホール」等の学友会施設は、学友会団体専用となっています。学友会各団体の過密な使用ニーズを、団体間であっても綿密に調整し使用している状況ですので、学友会活動以外での開放が難しい状況であることをご理解ください。
また、現在、学友会団体に所属していない学生さんも参加できる、「アリーナ」「人工芝グラウンド」を使用しての「体育祭」を12月に、学友会体育会本部が開催しています。今後、団体未加入者を参加対象とした、「アリーナ」「人工芝グラウンド」でのイベント開催について、学友会本部と相談させていただきます。

<大学院事務室>

1.2015年度実施アンケート結果に対する2016年度教育環境改善報告

結果・成果

窓口対応について

 窓口対応スローガン「挨拶」「丁寧」「正確」に基づき、適切な対応を実践しました。院生のみなさんからの要望等については、特定の研究科における年2回開催のランチミーティング で集約することで、当該研究科のみならず、各研究科に反映するような措置を講じております。その後に追加のご意見、指摘等はありませんでした。

2.2016年度実施のアンケートに対するフィードバックコメント

窓口対応について

 窓口対応で丁寧との評価いただいておりますので、今後とも一層丁寧な対応を心掛けるようにしていきます。

共同研究室の鍵の管理について

 鍵のやりとりが面倒とのご指摘がありますが、数十人もの方が個別に鍵を保管する状況で、万一鍵を紛失した場合を考慮すると、管理上、安全上の観点からリスクを負えないことから、現行形式での管理をお願いいたします。

カリキュラム関連について

 カリキュラムについては、「セメスター制度を導入してほしい」、「社会人院生の履修に配慮してほしい」とのご意見をいただきました。こちらについては、貴重なご意見として研究科にお伝えいたします。

授業に関係する施設・設備

1.2015年度実施アンケート結果に対する2016年度教育環境改善報告

結果・成果

創立50周年記念館(西棟)は2017年1月末に完成しました。ラーニング・コモンズやアクティブ・ラーニングの考え方を取り入れた最新の建物です。また、外部ルーバーや地中熱利用空調システム、太陽光発電設備等の省エネルギー設備を数多く取入れた地球環境を配慮した建物です。さらに、地震等の災害時にも一部に電力供給ができ、トイレも一部が使用できるようなシステムを兼ね揃えています。学生のみなさんに使用していただき、学修や研究のために役立てていただければと思っています。
現在、5棟は解体中で、騒音振動等のご迷惑をおかけしていますが、しばらくご協力いただければと思います。解体は2017年7月ごろまで続き、引き続き跡地を庭園にする工事を行います。12月には完成しますので、現在の芝生広場同様、使用いただければと考えています。
6棟、35周年記念館、研究所棟については竣工後、約20年経過しているため、外装の改修工事に取り掛かりました。2016年度末には6棟の屋上防水の更新を行いました。今後、4年かけて順番に改修工事を行います。
2015年度に、全学的な省CO2、省エネルギーの取り組みとしては、省エネルギー推進に関する専門部会を刷新しました。2016年度は、学生分科会、教員分科会、職員分科会、図書館分科会、広報分科会に分かれて、活動を始め、少しずつ成果を上げてきました。今後、学生のみなさんが積極的に省エネルギーに取り組み、地球環境を共に考えていける仕組みを大学全体で作れたらと思っています。また、最新省エネルギー設備を備えた創立50周年記念館(西棟)が加わり、本格稼働するなか、省エネルギー改修、空調等の運用改善により、埼玉県地球温暖化対策条例で設定されたCO2の15%削減目標をクリアするよう努力します。さらに、今年度から数年かけて照明のLED化工事を実施します。まずは比較的設備が古い6棟の照明のLED化を実施しました。

2.2016年度実施のアンケートに対するフィードバックコメント

教室について

 創立50周年記念館(西棟)の完成に伴い5棟の解体がはじまり、開学期に建設された建物は4棟を残すのみとなりました。4棟は耐震改修が施され、まだ10年以上使用する予定ですので、何らかのテコ入れは必要だと考えています。なお、2015年度には空調設備の一部入れ替えを実施しました。
6棟は2016年度末に照明設備のLED化、廊下やトイレの自動点灯化を実施しましたので、省エネルギー性が向上しているものと思います。今後、この検証もしていきたいと思います。引き続き、既存建物についても照明設備を随時LED化していきたいと考えています。さらに、6棟では、屋上やバルコニーの防水のリニューアルを実施し、漏水等の心配がないようにしました。また5棟解体に伴い生じた比較的新しい3人掛けの机を6棟に設置したことから、授業をより快適に受けられるようになったと思います。他の既存建物も今後、継続して改修を行い、快適で使いやすい教室棟にしていく予定です。
プレゼンテーションやリハーサル室がほしい、学修スペースを増設してほしいとの要望がありますが、創立50周年記念館(西棟)ではこのような要望に応えられるように、プレゼンやリハーサルを学生独自で行えるラーニング・コモンズ設備であるラーニング・スクエアを新設しました。また、各所には自主学習が可能なスペースが配置されています。是非とも、ご利用してください。また、他の棟の自主学習スペースの設備強化も現在計画をしています。多少、時間を要しますが、ご期待いただければと思います。
既存の教室棟でWi-Fiが弱いとのご指摘を受けていますが、現在、順次見直していますので、しばらくお待ちいただければと思います。
コメントの中に「きれいに掃除されている」とのお褒めの言葉をいただきました。今後も建物をきれいに保とうと考えていますので、学生のみなさんにもご協力いただければと思います。新しい建物には自動ドアを備えていますが、中央棟、4棟、6棟の正面入り口は自動ドアを装備していません。6棟は北側の入り口が自動ドアとなっていますので、こちらをご利用いただければと思います。中央棟は創立50周年記念館(西棟)の本格稼働に伴い、中央棟を経由して移動する学生や教職員が増えています。扉の開放によるエネルギーロス、喫煙所からの受動喫煙防止の観点からも自動ドアの設置が望まれています。建物の構造上、難しいのですが、現在、計画を検討していますので、お時間をいただければと思います。
現在、大学全体としては、省エネルギー推進に関する専門部会によるエネルギー使用量やそれに伴うCO2排出量の削減を行っているため、エアコンの設定温度を調整していることから、人によっては暑い、寒いと感じることがあるかもしれませんがご協力をお願いします。ただし、空調が作動していないということがあれば、機械の故障も考えられますので、ご連絡いただけたらと思います。

アリーナ、人工芝グラウンドについて

 アリーナ、人工芝グラウンドについては、例年同様に積極的に利用したいというコメントが多く寄せられました。学内のスポーツ施設については、その一部を団体に所属しない学生のみなさんと教職員を対象に健康の維持、増進のために貸し出しています。そのうちアリーナと人工芝グラウンドについては、授業と学友会活動での利用が優先されることから、授業と学友会活動に影響の出ない範囲のごく限られた時間になりますが、スポレク準備室で貸出手続きを受け付けております。
また「個人手続きがわかりづらい」とのご意見をいただきましたが、学生のみなさんが利用できるように様々なルールを設定しています。そのため、現在の制度で引き続き貸出しますので、ご協力をお願いします。
利用スケジュール以外では、夏場の人工芝グラウンド使用時に散水して欲しいとの希望がありましたが、熱中症の重大な原因として「湿度の上昇」が挙げられており、大変危険な行為となることから、散水をしていないことをご理解ください。また、今回も夜間照明施設の増設あるいは点灯時間延長を求めるコメントがみられました。夜間照明については、現在の支柱の高さに照度の高い照明を設置した場合は、光の入射角の問題から競技者の視野に強い光が入る可能性があるとともに、新たに大型の支柱を設置するなど大きな工事が想定され、周囲の住宅への光害問題など、大学近隣への影響も考慮する必要もあります。夜間照明の必要性は把握しておりますが、このように、改修にあたって調整すべき点が多くあり、現時点では実現が難しい状況にあります。こうした点については、改めてご理解とご協力をお願いしたいと思います。
その他、これらの周辺施設(シャワー室、更衣室など)についてもいくつかコメントが寄せられました。指摘のあった問題点については、随時点検を行うとともに、故障や不具合等が認められる点については随時改修を行いたいと思います。

その他

 「トイレがきれい」というお褒めの言葉をいただきました。新しい建物はトイレを清潔に保つとともに、既存のトイレについても使いやすく、快適に使用できるようにしたいと考えています。天野貞祐記念館や東棟での手洗いの水が出にくいとの指摘がありますが、両建物とも比較的新しく、故障が原因以外では出にくくはならないと思いますが、出にくい個所があればその都度対応しようと思います。ドライジェットは音や省エネルギーの観点から設置はしない方針としています。この点をご理解いただきたいと思います。

学生生活に関係する施設・設備

1.2015年度実施アンケート結果に対する2016年度教育環境改善報告

結果・成果

学生食堂については現在、「学生の食環境に関する改善作業部会」により検討を行っていますので、しばらくお待ちいただければと思います。
創立50周年記念館(西棟)の建設工事は終了しましたが、この後、5棟解体工事、その跡地の庭園(ランドスケープ)工事を続けて実施します。2017年12月に全て引き渡されるので、それまでご不便、ご迷惑をおかけしますがご理解ください。この後は芝生広場のような学生のみなさんが使用できる庭園となります。完成の際には大いにご利用いただければと考えています。
学内における喫煙環境については、「完全分煙」という方針をもとに2016年度も引き続き、草加市シルバー人材センターの方による分煙パトロールを実施し、キャンパス内の巡回をしました。
喫煙マナーへの啓発については、ガイダンスやポスター掲示などを通して、受動喫煙防止や健康増進のための活動を実施しました。しかしながら2016年度にタバコの不始末による小火(ぼや)が2件発生しました。今後事故を防ぐためにも、喫煙マナーに対する取り組みをより一層徹底していきたいと考えます。

2.2016年度実施のアンケートに対するフィードバックコメント

学生食堂について

 学生食堂、及び学内の飲食店舗については、例年通り、メニューの品質、バリエーション、価格、また食環境全体に関して、非常に多くのコメントが寄せられています。こちらについては事務局自己点検・評価委員会の中に設置した「学生の食環境に関する改善作業部会」で検討してきました。
昼食時の学生食堂やコンビニについて、「人が集中していて混雑している」、「他の場所にも設置してほしい」とのコメントが寄せられました。東棟では2016年11月からお弁当の販売を実施しており、「販売していてとてもよかった」とのコメントをいただきました。現在、学内の飲食店舗は東側に集中していることから、食スペースが分散化されるように検討していきたいと思います。
メニューの品質やバリエーションについては、「栄養バランスを考えてほしい」、「サイドメニューを充実させてほしい」などコメントをいただきました。また学生食堂の席については「1人席がほしい」、「ブースを細かくしてほしい」などのコメントをいただきました。ただいま作業部会では、新規事業所選定も含めて食環境全体のコンセプトを検討しています。コンセプトが決定しましたら、それに基づいてメニューを考えるなど段階を踏んでいきますので、しばらくお待ちください。

学生センターについて

学生センターの各施設については、「きれい」「生活しやすい」といったコメントが多くありました。こうした意見をいただけるように、今後も維持していきたいと思います。 例年通り要望として印刷機、給水器などを設置してほしいというコメントがありました。給水器については、衛生面での問題が指摘されているため、導入が難しい状況です。また印刷機については、限られた時間ではありますが、学友会本部にて有料のコピー機・印刷機により印刷、製版サービスを取り扱っておりますので、こちらをご利用ください。
「部活やサークルに所属していない学生も使いやすいようにしてほしい」といった要望がありました。1階フリースペース、雄飛ホール、学生ラウンジ、2階トレーニングルームについては、一般学生のみなさんも利用できる施設となっておりますので、ぜひご利用ください。なお、フリースペースについては、学生課窓口で貸出の手続きをおこなっております。トレーニングルームについては、トレーニングルーム講習会を受講する必要がありますので、学生課窓口で講習の予約を申し込んでください。
「トレーニングルーム講習会の案内をもっと早くしてほしい」とのご意見がありました。トレーニングルームの講習会開催については、講師との日程調整のため、実施日が確定次第の案内となっています。そのため、各自でHP等での確認をお願いします。
「(学生センター内で)イベントを開催してほしい」といったコメントがありました。一般学生のみなさんが参加できるイベント開催については、学友会本部と相談させていただきます。
「ホワイトボードを設置してほしい」との要望がありました。雄飛ホールに5台設置しましたので、自主学習や打合せに活用いただければと思います。

その他

各棟間に屋根付通路がほしいとのご指摘がありました。創立50周年記念館(西棟)の完成に伴い、西棟と6棟間の屋根付通路は完成しました。また今後実施する5棟跡地の庭園(ランドスケープ)工事では、中央棟と創立50周年記念館(西棟)、4棟とが屋根付通路で接続されます。既存の屋根付通路で中央棟と東棟、天野貞祐記念館、学生センターがつながっていますので、キャンパス内のほぼ全部の建物がつながることとなります。天野貞祐記念館と35周年記念館についても屋根付通路の計画はありますが、制約条件があり、実現していません。今後、これが課題であると考えています。
5棟跡地の学内西側エリアの整備工事は、2017年12月に完成予定です。工事の間、西門付近には工事関係車両が多く出入りするなどしますが、事故防止のため、通行の制限や警備員による誘導を行います。学生のみなさんにはご不便をおかけしますが、建設工事期間中のご理解とご協力をお願いします。
喫煙所については、当面、「完全分煙」という方針を掲げながら、できるだけ喫煙習慣を身に付けないようにする取り組みを継続して推進し、喫煙者数の減少に向けて活動していきます。2017年度も引き続き、草加市シルバー人材センターの方による分煙パトロールを実施し、キャンパス内の巡回をしていきます。喫煙ボックス外での喫煙についても見かけた場合は声をかけて促します。あわせて、ガイダンスやポスター掲示などを通して、受動喫煙防止や健康増進のための啓発活動を実施していきます。

【問合せ先】自己点検・評価室 (電話)048-946-1823,1824