2009年度教育環境改善、事務局からの回答

2009年度教育環境改善、事務局からの回答

学生生活施設

2008年度実施アンケート結果に対する2009年度教育環境改善報告

結果・成果

 学生食堂については「昼食時の混雑」「学生による空席の確保」「食事のメニュー」に関する改善を試みました。昼食時の混雑については、テイクアウト可能なメニューの充実を図ることで改善を試みましたが、劇的な改善策は施されておらず、現時点においても大きな課題となっています。学生による空席の確保については、混雑時にはバッグ等を置いて空いている座席を確保しないよう、巡回や放送を通じて注意を呼びかけてきましたが、改善を徹底することはできませんでした。食事のメニューについては、食堂運営業者との定期的なミーティングや学生も参加する試食会を開催し、メニューにフィードバックするよう努めました。特に「スタイル・カフェ」については学生の評判がよいものと考えております。
 部室棟については、老朽化への対策を検討してきました。検討の結果、これまで検討してきた耐震補強工事による対応という方向性を180度方向転換し、現在の部室棟機能に新たな学生サービス機能を付加した「学生センター(仮称)建設計画構想」に着手し、2012年秋口の完成を目指して、現在、学内関連部署および学友会との間で、コンセプト作りに着手しました。
 学外研修所(セミナーハウス)については、今年度も部分的な改修工事を行い、少しずつではありますが、手を加えてきました。
 タバコ・喫煙については主に受動喫煙の防止する目的で、分煙化を推進する活動に取り組みました。まず、2008年12月に灰皿配置を変更したことをはじめとして、2009年6月24日~30日には、分煙推進活動の一環として、教職員・学生による吸殻の清掃、喫煙禁止エリアの巡回を行いました。さらに2010年3月には、さらなる改善を図るべく、灰皿の配置を再度変更しました。ちなみに、これらに関する体外的評価として、本学は、埼玉県が募集する全面禁煙・空間分煙実施施設に応募し、2009年9月16日に建物内全面禁煙の区分で認証を受けました。
 その他、現在学内で行われている様々な工事にあたっては、学生の安全に配慮して工事を行ってきました。そのため、駐輪や学内交通の点において、様々な制限を行いました。この点については学生の皆さんから、ご理解をいただけたものと思っています。

2009年度実施のアンケートに対するフィードバックコメント

学生食堂

 昼食時の混雑緩和を望む意見が多く寄せられています。長年の課題である混雑の緩和策として、さしあたりテイクアウトメニューの充実を図るほか、現在整備をすすめているランドスケープ計画において、中庭や3棟跡地など、ランチスペースの確保を目指しています。また、学生食堂内のマクドナルドは、日本マクドナルド株式会社の経営方針により、2010年7月末をもって閉店する意向を示唆しており、この跡地の有効活用を含めて、混雑を緩和する方策を検討したいと思います。また、2012年度に完成予定の「学生センター(仮称)」の建設計画の中に、食事の提供ができる学生共有スペースを確保出来るかも検討したいと思います。
メニューの改善・充実を求める意見については、例年どおり運営業者との定期的なミーティングや試食内などを開催することで対処してきたいと考えています。こうした取り組みにより食堂運営業者をサポートし、より利用者に喜ばれる「日本一の学生食堂」を目指したいと思います。

部室棟

 「暗い」「汚い」「危険」、または「不便」といった、主に老朽化に起因する問題を指摘する意見が多く寄せられています。これらの改善にあたっては、学生センター(仮称)の建設計画をもって抜本的に改善が図られることが見込んでいます。現計画において、学生センター(仮称)は現在の第1棟を取り壊した跡地を建設予定地としており、キャンパス東側の新たなシンボルとなるような大型施設を想定しています。現在、基本コンセプトの策定を行っておりますが、コンセプト策定や今後の具体的提案にあたっては「学生による教育環境改善のためのアンケート」の意見なども取り入れて検討していきたいと考えています。

学外研修所

 全般的に好意的な意見が寄せられていたものの、改善点として自動販売機の設置や、老朽化対策を望む声がありました。学外研修所は年間を通じて利用者が少なく、遊休期間が長い施設であることから、資本投資し改修に臨んだ際の費用対効果等を考慮すると、大規模な工事着手は難しい面もあり、継続してひとりでも多くの利用者を得られるような施策を考える必要があります。そのため、改修等にあたっては「整備が先か、利用者増が先か」という判断も重要であると認識しています。例えば、自販機の設置についてはそうした観点から、現状では飲み物の持ち込みや、冷蔵庫の利用をお願いしています。

その他

 学生生活に関して、学内の各種販売所に対する指摘(価格、品揃え、態度など)、新たな販売所の誘致の提案、学内の喫煙・禁煙に関する要望など、様々な意見が寄せられています。
学内の各種販売所に対する意見については、例年に引き続き、それぞれの業者に伝達し、問題がある点は改善を申し入れてまいります。
新たな販売所に関しては、学生食堂や既存販売所(DUOなど)との関係を考慮しつつ、学生センター(仮称)の計画において議論していきたいと考えています。
喫煙・禁煙の要望については、喫煙者・非喫煙者双方の立場を尊重し、学内分煙(建物内は全面禁煙)という考えに立った取り組みを行います。具体的には、両者の動線を考慮しつつ、受動喫煙が懸念される喫煙場所付近ではパーテションの設置等を計画しています。また、昨年度実施した分煙推進活動を継続して行い、吸殻の清掃活動、および、歩きたばこの禁止や喫煙場所に関する啓発活動を行う予定です。
最後に、現在、ご迷惑をおかけしている工事は、新教室棟「東棟」新築工事の終了(2010年7月)以降も、第3棟の取壊、第1棟の取壊、学生センター(仮称)新築工事と2012年まで続くことになります。こうした中で施設事業部では、ランドスケープ計画の策定を進めながらも、その時々のキャンパスの状況を皆さんにお知らせし、また、いろいろな制約があるキャンパスの中で、より快適な学習・教育・研究環境を維持できるように配慮します。

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教育施設

2008年度実施アンケート結果に対する2009年度教育環境改善報告

結果・成果

 教室については現在、2棟跡地で「東棟」の建築工事を行っていますが、予定通り2010年7月に竣工、同年9月より運用を開始する見込みです。東棟は大小合わせて65の教室と新たに編成される教務部機能などを中心とした建物で、天野貞祐記念館同様、学生の勉学・研究の新たな拠点となります。
アリーナの利用については、主に「利用しやすくしてほしい」「盗難などについて心配」といった運用面の要望について、防犯カメラの設置など、施設等の改善で対応可能なものについては対応しました。一方、利便性を高める点については、複数の担当所管が調整することにより、改善可能であると考えますが、今年度はこれを推進することはできませんでしたので、今後の課題とします。
グラウンドの利用については、グラウンドの条件が飛躍的に向上したことに伴い、多くの学生・教職員からグラウンドの利用希望が頻繁に出ていることを認識しています。この点について大学では「グラウンド運用会議」を開催し、運用方法等を検討しています。アリーナの利用と同様、グラウンド管理施設(管理者)や熱中症対策用製氷機など、施設面については概ね対応済です。一方、運用面については、最大課題として「熱中症対策」が挙げられているほか、人工芝特有の留意点を利用者に理解してもらうための取り組みなどを、上記の会議で検討しているのが現状です。現在、利用する際のガイドライン策定を目指して取り組んでいますが、現状では利用者の健康・安全を第一として慎重な運営を継続していきたいと考えている点をご理解ください。
その他、本学では施設の運営に際して省エネ、CO2削減、バリアフリー化にも取り組んでいます。省エネ、CO2削減への取り組みとしては「獨協大学における省CO2エコキャンパスプロジェクト」を立ち上げ、昨年度より「クール/ウォーム・ビズ」の導入や、夏期、冬期の空調エネルギーの削減などを行うとともに、現在、既存の空調設備や照明設備を「高効率型機器」に取り替えるなどの作業を行っています。こうした取り組みは「国土交通省 省CO2推進モデル事業」として採択され、外部から高い評価を受けています。また、バリアフリー化への取り組みとしては、現在建設中の東棟をはじめとして、キャンパス全体のバリアフリー化を推進しています。

2009年度実施のアンケートに対するフィードバックコメント

教室について

 施設の老朽化、空調に関する意見が目立ちました。施設の老朽化対策として、現在、キャンパス再編計画に基づく様々な工事を実施しています。今後、2010年7月に東棟が竣工した後は、8月初旬から10月末にかけて第3棟を取り壊します。第3棟跡地の利用法として、天野貞祐記念館1Fスタイル・カフェの前に広がる緑地をイメージしたランドスケープ計画を策定しています。また、第1棟についても、2011年2月から5月にかけて取り壊すこととなり、その跡地には現在の文化・体育部室棟機能にあらたな学生サービス機能を加えた「学生センター(仮称)」を新築する計画構想に2010年1月より着手しました。その他の既存教室棟の改修工事なども適宜計画しており、キャンパス再編事業は順調に進んでいます。
空調に関して、本学では省エネ、CO2削減のため、上述したような取り組み(空調エネルギーの削減など)を行っています。学生の皆さんには、本学の取り組みの1つである「クール/ウォーム・ビズ」の実践を通じて、省エネ、CO2削減へのご理解とご協力を求めたいと思います。

アリーナ、グラウンド

 体育会所属団体以外の団体・個人利用を望む意見が多数寄せられています。この点について現行の取扱では、アリーナ、グラウンドを次のとおり利用することが可能です。
アリーナを利用したい場合には、スポーツ・レクリエーションの授業が行われている時間帯(9時から15時)を除き、8時から9時まで、または、15時から20時までアリーナ事務室に申請することでランニングロードに限り、利用することができます。
グラウンドを利用したい場合には、「スポーツ・レクリエーション」の実施時間帯において、スポーツ・レクリエーション教員準備室(3棟1階)に申請をすることで利用することができます。また、部活動で使用する時間帯であっても、外周ランニングロードについては、球技等の危険性がない場合に限って利用することが可能です。利用の際は、グラウンド管理棟への届出をお願いしています。
なお、アリーナ、グラウンドに関しては多くの学生の利便性を高める方策として、大学では各所管における協議やガイドラインの策定をすすめているところです。現行取扱についても、学生の理解が深まるよう周知に努めたいと思います。

その他

 トイレの改修を望む意見については、その対象が主に老朽化している教室棟のものであることから、キャンパス再編計画の中で対応することとします。
学生用ロッカーの設置については、「学生センター(仮称)」に関する議論の際、取り上げて検討してきたいと思います。

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事務局全般

2008年度実施アンケート結果に対する2009年度教育環境改善報告

結果・成果

 今年度、事務局としては全般的に「窓口対応」「業務取扱時間」「案内・告知」について改善することが求められていました。
窓口対応については、前年度に引き続き「窓口対応スローガン」ならびに「窓口対応に関するガイドライン(行動基準)」を心がけ、これを励行することで窓口対応レベルを引き上げ、均等化するよう改善に取り組みました。結果として、まだまだ改善すべき点は残されていると認識していますが、徐々に事務局全体の意識の底上げは出来ているものと思います。学生の皆さんには日常的な窓口対応を通じて、そうした意識を感じてもらえるようになればと思っています。
 業務取扱については、窓口受付に関する検討や、施設利用時間に関する検討を行いました。窓口受付については、手続の厳格性などを鑑みながら、柔軟に対応できる点は可能な限りで改善に取り組みました。施設利用時間についてはニーズ、有効性、コスト、および状況の変化といった観点から、利用者実績、費用対効果、社会情勢などといった客観的データに基づいた検討を試み、可能な限り対応しました。
 案内・告知について、今年度はホームページの見直しを行いました。ホームページは2009年4月から一部リニューアルしましたが、さらに、2010年4月から順次リニューアルを予定しています。また、全学的には電光掲示板(さくら橋前)や電子掲示板が活用され、各部課室付近の掲示も改善が図られました。なお、東棟建設工事のため、中央棟東側に仮設した掲示板については特に不満は聞かれず、本来の掲示板に代わって十分役割を果たしたものと認識しています。

2009年度実施のアンケートに対するフィードバックコメント

窓口対応について

 窓口対応の問題点を指摘する意見については、全部課室において「窓口対応スローガン」ならびに「窓口対応に関するガイドライン(行動基準)」を励行するよう、引き続き取り組むことで改善を図っていきます。また、事務的、機械的な対応にならないよう、学生個人の状況にあった対応にもできるだけ努めたいと思います。

業務取扱時間について

 業務取扱時間については前年度と同様、上述の考えに基づき随時検討を行っています。

案内・告知について

 各窓口にて「長時間待たされた」「たらいまわしにされた」という意見や、「各窓口の役割がよくわからない」「利用したことがない」といった意見が寄せられました。こうした意見については、各部課室における業務の効率化を図るとともに、掲示や広報、ホームページの改善を通じて、事務局全体でPRに努めたいと思います。また、2010年9月には東棟が竣工しますが、それと同時に中央棟にある教務課を同所に移転します。また、教育・研究支援部門の強化を図るべく、教育・研究に関する既存業務を統合して所管する新組織「教育研究支援センター」を設立します。これらは、学生の皆さんに関わりの深い組織だと思います。今後、日々利用していくなかで気がついた点などがありましたら、適宜、窓口まで指摘してもらうとともに、次回のアンケートで意見を寄せていただければと思っています。

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教務課

2008年度実施アンケート結果に対する2009年度教育環境改善報告

結果・成果

 学生の皆さんから意見が寄せられる窓口対応の改善にあたって、教務課では5年前から中期計画を設定し、改革に取り組んでいます。
まず、継続的に行っている取り組みとしては、「教務課情報の共有化」と「教務課員のスタッフ・ディベロップメント(SD)」があります。
情報の共有化については、教務課内に常設している「マニュアル班」が中心となって、業務内容やスケジュール管理方法の見直しを踏まえた、マニュアルの作成(改訂)を行っています。それに加えて、教務課全体会や係連絡会を定期的に開催することにより、情報の共有化に努めています。こうしたことによって、徐々にではありますが、改善が図られているように思います。
また、教務課員のSDについては、職場内外における研修により充実を図っています。これによって、特に、若手の職員や異動間もない職員のスキルアップが図れたと思います。
その他、2010年9月から教務課が中央棟から東棟に移転するにあたっては、各種相談を優先させた事務室配置という考え方から、新しい教務課にはローカウンター、個室相談ブースといった設計思想を取り入れます。

2009年度実施のアンケートに対するフィードバックコメント

窓口対応について

 全般的に「親切だった」「対応がよくなった」という意見があった一方、「不親切」「言葉遣いが不適当」という意見がいくつか見られました。今回寄せられた意見については、概ね即時対応が可能でありますので、速やかな改善に取り組みます。なお、上述したように9月から教務課が東棟に移転となります。これに伴い、新しい教務課では、相談業務を重視した体制を整えていく予定です。
 また、2009年度は台風の発生や新型インフルエンザの流行への対応に関して、「連絡・周知が不十分」「授業欠席者への対応が不十分」といった声が見られました。本学では休講や罹患者に対する登校制限などの措置がとられましたが、これらは、出席の取扱や課題の提出などの点で、教員・学生・事務局の情報共有の体制に一部混乱が生じてしまった結果であると認識しています。大学全体の危機管理体制の下、教務課ではこうした事例を教訓としながら、マニュアルを作成しています。これに基づき、今後は授業や各方面への連絡がより適切に行われるよう、スムーズに対応していきたいと考えています。

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学生課

2008年度実施アンケート結果に対する2009年度教育環境改善報告

結果・成果

 窓口対応について不評が寄せられた点に対しては、事務局で定める「窓口対応に関するガイドライン(行動基準)」に則り、「積極的に働きかける」「好印象を与えるようにする」「正確な応答をする」ように努めました。結果として、これらは100%遂行できなかった部分もありましたが、これまでに比べて出来つつあると認識しています。
 また、業務取扱時間の拡大についても検討しましたが、学生課だけで対処できる問題ではないことから、今年度内に具体的結論を出すには至りませんでした。なお、昼休み時間帯の業務対応については、これまで1ヶ所の窓口対応として不便を来たしていましたが、2010年4月から各係1名配置し、2ヵ所で窓口対応として業務に当たることになります。

2009年度実施のアンケートに対するフィードバックコメント

窓口対応について

 対応する際の態度に関して、いくつかの指摘を受けました。同様の指摘が続けてなされている点は問題であると認識しています。改善を図るべく、昨年度に引き続き「積極的に働きかける」「好印象を与えるようにする」「正確な応答をする」といった行動を徹底します。
 そうしたなか、奨学金業務については概ね好評であったと受け止めています。奨学金については分かりにくい事柄が多いため、窓口にて丁寧・正確な説明に努めています。また、相談時間が長くなり、結果として、待ち時間が長くなってしまう点についても、臨時職員を配置するなどして対処しています。それでもなお十分でない点は、可能な限り改善に努めたいと思います。

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保健センター

2008年度実施アンケート結果に対する2009年度教育環境改善報告

結果・成果

 窓口対応にあたっては、事務局で定めたスローガンである「挨拶・丁寧・正確」を意識し、病気やケガの処置に際して受診した学生が安心できるような対応を心掛けました。また、受診や医療品の授受に際して行う書類への記入についても、丁寧な説明に努め、学生に理解を求めました。
 校医等相談日の案内に関して、学生が分かりやすいよう、ホームページやモバイルページに必要な情報を掲載するようにしました。
食生活や性などの問題をテーマに、今年度は健康セミナーを計3回(4月、6月、3月)、ヘルスセミナーを計3回(7月、10月、11月)実施し、学生の保健衛生に関する啓蒙活動を行いました。

2009年度実施のアンケートに対するフィードバックコメント

窓口対応について

 保健センターは定期健康診断を実施するほか、「心と体の健康」を応援する身近な相談窓口として、健康相談や健康教育、救急・応急措置に対応しています。
 学生からの意見としては昨年度同様、「世話になった」「親切であった」という意見の一方で、「態度が悪い」「愛想が悪い」といったものがありました。特に、救急・応急措置に関する意見が目立ちますが、当センターは医療機関ではないため、治療を目的として薬品を処方することができません。また、救急・応急用品についても、事後を含めて適切な処置を行うために必要な手続として、書類の記入をお願いしています。ご意見・ご要望にあたっては、そうした点をご理解いただきたいと思います。
 その他、新型インフルエンザの対応に関する意見がありました。新型インフルエンザへの対応は、学内だけの問題にとどまらず、地域や国全体の問題となりました。マスク着用の励行や消毒液の設置など、本学において流行拡大を防止する取り組みは十分であったと認識しています。また、「感染症罹患届」「治癒(登校許可)証明書」の取扱といった事後的対応も、学生の理解を得られたことにより、概ねスムーズであったと認識しています。

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カウンセリング・センター

2008年度実施アンケート結果に対する2009年度教育環境改善報告

結果・成果

 改善が求められた点については、相談員によるカンファレンス(会議)を定期的に実施し、相談員相互の技能向上、相談業務の適切化に努めました。その結果として、今年度は昨年度に比べて相談室への相談件数が増加するなど、改善の効果がみられつつあると思っています。今後は、リラックスした雰囲気のなかで相談業務がおこなわれるよう、慎重に相談活動をおこなうとともに、相談室の環境整備にも努めていきます。

2009年度実施のアンケートに対するフィードバックコメント

対応全般について

 好評的な意見が多かった一方、次のような意見がありましたので、回答します。
 「入りにくい」といった指摘について、カウンセリング・センターでは複数の出入口を設け、いずれのところからも自由に出入りができるように配慮しています。各出入口については、「カウンセリング・センターのお知らせ」に掲載されていますので参照ください。一方「総合窓口のようなものを作って、効率よく対応してほしい」との指摘もでていますが、受付担当者は事務室内に常駐しておりますので、遠慮なく声をかけてください。
 「カウンセリングの時、氏名や所属を書くことに抵抗がある」という指摘がありましたが、いうまでもなく、カウンセリング以外の業務には使用していませんので、安心してください。
 また、女性カウンセラーの配置に関しても、週2日は女性カウンセラーが来校しています。各カウンセラーの担当日はカウンセリング・センターから発行するお知らせ、または、掲示をご覧ください。

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キャリアセンター

2008年度実施アンケート結果に対する2009年度教育環境改善報告

結果・成果

 窓口対応について、「親切・丁寧・正確」のスローガンを踏まえ、毎朝のミーティングにおいて気付いた点を取り上げて、スタッフ全員でマナーについて厳しく振り返るようにしました。
 相談業務については、まず、就職相談については求人情報を常に共有化し、内定未決定で相談に来た学生に伝えるようにしました。また、キャリア開発の相談については、専門のキャリアアドバイザーを配置し、また、事務職員も学外研修や企業との情報交換を積極的に行い、全員体制で当たりました。
 キャリアセンターの雰囲気や情報提供(案内)については、キャリアアドバイザーの配置のほかに、学生利用スペースの拡張や室内レイアウトの改善を図ることで、学生にとって利用しやすい、分かりやすい環境となるよう努めました。また、就職活動や採用活動の始期が予想以上に早かったなかでも就職ガイダンスの充実に努め、「進路を考えるハンドブック」(2010年度版)の改訂にも着手しました。

2009年度実施のアンケートに対するフィードバックコメント

就職相談の対応・体制について

 相談時の対応については、「満足」とする意見と「不満」とする意見の両方が見受けられました。
 「不満」とする意見には、「話しかけにくい」「緊張感がある」「態度が悪い」といった対応姿勢に関するものと、「相談員のスキルにばらつきがある」「相談したことが役に立たなかった」といった相談内容に関するものがありました。これらについては上述のように、日々、改善に取り組んでいるところです。
 また、「相談の順番待ちがわかりにくい」という指摘もありました。この点については、キャリアセンター内掲示等でお知らせし、理解願っているところですが、スムーズな相談が可能となるよう、さらに何らかの方策を検討したいと思います。
 その他、就職活動に関しては経済不況の影響により、全国規模で厳しい状況が続いています。そうした影響から、キャリアセンターの相談件数が近年増加しており、相談内容も深刻さを増しています。こうした点を考慮し、キャリアセンターでは文部科学省に対して「キャリアカウンセリングの強化と地域の協力を得た就職支援」と題した大学教育・学生支援推進事業(就職支援推進プログラム)を申請し、この度、この事業が採択されました(平成21~22年度)。この事業では、就職カウンセリングの専門的知識や勤務経験のある就職相談員3名を増員し、就職活動状況を早期に把握するための聴き取り調査や就職活動継続者に対するきめ細かなカウンセリングを実施しているほか、県内の経営者協会、中小企業家同友会等の協力を得た企業説明会の開催や、ヤングキャリアセンター埼玉の求人情報の活用を促すなど、一層の就職支援の強化を図る取り組みを行っています。

施設の充実・利用時間について

 キャリアセンターへの意見として、参考資料の貸出冊数に関する要望や、学生が行う進路先登録の徹底に関する要望、利用時間の延長に関する要望などが見受けられました。これらの要望については、事務局全体の方針に則り、可能な限り対応していきたいと考えています。

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図書館

2008年度実施アンケート結果に対する2009年度教育環境改善報告

結果・成果

 窓口対応では各カウンターにおける親切・丁寧な対応をこころがけ、正確な回答をするよう努めました。
 業務時間・開館時間については、休日開館日を前年度より8日間増やし、年13日確保しました。結果として、利用者数が予想以上であったため、2010年度もほぼ同様に、年末年始を含めて開館する予定です。また、夏季・春季休業期間の開館時間ですが、春季については次年度から1時間15分延長し、これまでの16時45分閉館から、18時閉館に変更する予定です。
 館内施設・雰囲気について、空調に関しては現状確認を行い、問題があると認識した研究個室・キャレルについては対処しましたが、共同学習室・グループ利用席等への対処が可能かどうかは検討中です。利用者へのマナー喚起、盗難防止に関しては、掲示や職員の館内巡回により注意を払いました。PC・プリンタの利用に関しては、2010年度中にPCを増設できるよう検討してきましたが、東棟(新教室棟)など他施設整備との関連があり、それまで増設は困難な状況ですが、2011年度には増設できるよう検討していきます。プリンタの適切な利用については掲示等による呼びかけを行いましたが、徹底させる場合は、枚数制限や課金といったシステム導入が必要となります。この点については次年度も継続して検討していきます。

2009年度実施のアンケートに対するフィードバックコメント

窓口対応について

 「(以前よりも)親切だった」といったように、改善を評価する意見がある一方、「態度が悪い」といった意見もありました。窓口対応に際しては、「親切・丁寧・正確」という意識を高くもって臨むよう、継続して努めます。
 図書資料の予約貸出等について、図書館からの連絡や対応が適切でなかったという意見がありました。随時必要な連絡を取れるようシステムを見直していきたいと思います。

業務取り扱い時間、開館時間について

 「休日も開館してほしい」「開館時間を延長してほしい」「開館時間を1時限目(9:00)より前に早めてほしい」という意見がありました。休日開館や開館時間の延長については利用状況などを鑑み、上述の通り以前より多く開館するようにしています。開館時間を(現状8:45よりも)早める点についても、休日開館と同様、利用状況や有効性などを考慮して、検討したいと考えます。

館内の施設・雰囲気について

 PCの増設を希望する意見が多くありましたが、2010年度は上述の理由から増設を見込むことが難しい状況であることをご理解ください。これに関連して、PC占有を防止してほしいという意見があります。PCの台数が限られたなかで占有化を防止するために、図書館では掲示等により適切な利用を求める、混雑時には職員が巡回してPCの利用状況を確認するなど、皆さんが利用しやすい環境を整備したいと考えます。
 発話トレーニングブースなどの利用時間が守られていないという指摘がありました。この点については、利用時間や状況を的確に把握し、問題があれば注意を促したいと思います。
 その他、DVDの貸出を望む意見や、図書資料の購入を望む意見がありました。DVDについては著作権の関連で貸出ができませんので、館内での視聴をお願いしています。また、貸出を希望する図書資料が図書館にない場合は、購入希望をお寄せいただくか、他図書館からの「資料取寄せ(文献複写・図書借受)」「他機関訪問申込み(紹介状)」をご利用ください。詳細は1階総合レファレンスカウンターにお問い合わせいただくか、図書館ホームページをご覧ください。

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外国語教育研究所

2008年度実施アンケート結果に対する2009年度教育環境改善報告

結果・成果

 外国語教育研究所のAVライブラリ資料は、2007年4月の天野貞祐記念館への事務所移転にあわせて、図書館へ移管されました。その後、図書館で資料整理を行ない、2009年度秋学期から図書館3階を中心に配架されました。一方、ICZ(International Communication Zone)には図書館とは異なった資料を配架し、その数も徐々に増加しています。
 講座の受付について、同じジャンル、同じ言語など利用者が見やすいよう、募集ポスターや色彩を工夫して見やすくなるよう心掛けて作成しました。

2009年度実施のアンケートに対するフィードバックコメント

窓口対応について

 窓口対応については、「対応が適当である」などの意見がありました。今後は意見が寄せられた点について改善を図ると同時に、好評が得られるような取り組みを進めていきたいと思います。ICZには「アンケートボックス(意見箱)」を設置しているので、遠慮なく意見をお寄せください。

ICZの運営等について

 「言語ゾーンルームから音漏れがする」という意見がありました。ICZでは利用者のマナーを前提に、室内でのおしゃべりと軽い飲食を認めています。静かな環境が希望の場合には図書館の利用をお勧めします。
 「既存の言語以外にも対象を広げてほしい」という意見がありました。この点については、各言語に対応可能な人員や環境が整備できるかどうかを踏まえ、検討していきたいと思います。

その他

 外国語教育研究所に関する案内を求める意見がありました。外国語教育研究所では、研究員(教員)が外国語教育に関する研究(教授法開発や教材開発など)を行い、その成果を教育(授業等)に還元する取り組みを行っています。また、学生を対象に各種語学検定試験対策講座やチャットルームを実施したり、CAL教室での授業サポート、ICZやMM工房スタジオの運営などを行っています。詳しくは外国語教育研究所までお問い合わせいただくか、ホームページをご覧下さい。 授業などに関連して「高校までは筆記体を学習する機会がなかったので、(筆記体が使われると)大学の授業に対応できない」という意見がありました。この点については担当教員に伝達しました。

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情報センター

2008年度実施アンケート結果に対する2009年度教育環境改善報告

結果・成果

 窓口対応で指摘された点については、ミーティングや反省会などを開催し、スタッフ全員で丁寧な応対をする旨の申し合わせを行いました。その結果、窓口対応は改善が図られたと認識していますが、今後も定期的な確認を行っていきます。

2009年度実施のアンケートに対するフィードバックコメント

窓口対応について

 概ね好意的な意見が寄せられていますが、一部、対応について適切でないとの意見もありました。不十分だと思われる点については、上述のような取り組みを通じて、引き続き改善に努めていきたいと考えています。

印刷用紙の提供について

 昨年度も同じ指摘がありましたが、印刷用紙の提供は原則として「1人1回につき10枚まで」と制限させて頂いていますが、これは無制限利用や浪費が生じないための配慮であることをご理解ください。なお、提供枚数については見直しの結果、当面「10枚まで」を「30枚まで」に変更することにしました。印刷物が一度に30枚を越える場合には、授業との関連を確認したうえ対応します。お手数ですが、その旨をヘルプデスクスタッフまでお伝えください。

パスワード管理について

 各所が発行するパスワード管理が不便との理由で、個人のポータルサイトを望む意見がありました。個人のポータルサイトについては、2011年4月稼働を目指し準備しています。また、認証については現在検討している段階です。

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教育支援室

2008年度実施アンケート結果に対する2009年度教育環境改善報告

結果・成果

 貸出PCの増台については、今年度秋学期にモバイルPC40台を貸出用として追加しました。しかしながら、2009年度のPC貸出状況は2008年度の状況をさらに上回っており、結果として不足解消とはなりませんでした。学生の皆さんには、そうした状況への理解と、自習用PC教室の利用をお願いします。また、今後は、別の提供形態も再考する必要があると考えています。
窓口対応については、不快な対応があったということで、(親切・丁寧・正確の)窓口スローガンを忠実に遂行することをスタッフに徹底した結果、学生への挨拶は慣例化し、対応も画一化されてきたと認識しています。さらに、利用者側の窓口の動線とスタッフ側の動線を再考し、受付時の混乱を回避するよう努めました。 

2009年度実施のアンケートに対するフィードバックコメント

貸出PCについて

 貸出PCの増台については、上述の取り組みの通り貸出台数を増やしましたが、それでもなお、不足を解消するには至っていない現状です。貸出PCの台数は、繁忙期・閑散期の状況や費用面を考慮した上で、適当と思われる台数を確保しています。貸出PCの台数を上回る需要については当面、貸出制度の変更など、運用面を改善することで対処していきたいと考えています。さしあたり、PCの貸出ができない場合には、自習室PCの利用をお願いします。

窓口対応について

 窓口対応について、一部「態度が悪い」「入りづらい雰囲気」といった意見が寄せられました。こうした意見に対しては、上述のような取り組みを継続して行い、改善を図っていきます。

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国際交流センター

2008年度実施アンケート結果に対する2009年度教育環境改善報告

結果・成果

 窓口対応への指摘については、「窓口対応に関するガイドライン(行動基準)」を配付して注意事項を再確認しました。加えて、6月には職員3名を学生に対して正面になるよう机のレイアウトを変更し、「学生が来室した際に気が付かない」といった指摘や「話し掛けづらい」といった不評の解消に努めました。また、9月からは繁忙期昼休みの相談受付を2名体制にすることや、2度目以後の相談については必要に応じて予約制とすることや、相談内容を記録することで、スムーズな学生対応や情報の共有化を図りました。
 情報の提供については、ホームページの随時更新、掲示物をはじめとした広報の積極的な実施、協定校の大学パンフレットや留学に関する図書・雑誌の設置・整理により、積極的に努めました。
 その他、証明書発行業務については、従来どおり適宜対応してきたが、学生のニーズや繁忙期に学生を待たせることがないよう、近々に「証明書発行予約制度」を導入し、学生への周知を図ることで、留学に必要な証明書をスムーズに発行できるようにしたいと考えています。

2009年度実施のアンケートに対するフィードバックコメント

窓口対応について

 職員の態度に関して「よかった」「悪かった」双方の意見が寄せられました。今回は特に、相談時の印象に関する意見が多かったように思います。改善にあたっては「窓口対応に関するガイドライン(行動基準)」に則った適切な対応に努めるとともに、相談においては留学に興味・関心はあるものの、具体的なプランが浮んでいない方から、特定の地域や大学に関して詳細な情報を求めている方までを幅広く想定した、きめの細かい対応に努めます。

情報提供について

 留学に関する全般的な情報や、インターンシップ、ワーキングホリデーに関する情報・体験談を求める意見がありました。留学に関する情報や留学体験記は、「獨協大学留学ガイド」や国際交流センターのホームページに掲載していますが、なお、詳細が知りたい場合には、国際交流センターまで直接お問い合わせ下さい。また、海外へのインターンシップやワーキングホリデーに関する情報については、大学の教育方針に照らして、積極的な提供が可能かどうかを検討したいと思います。

交換留学について

 「交換留学の提携先を増やしてほしい」という意見がありましたが。本学では現在、海外20大学との交換留学が行われています。そのうち中国語圏、スペイン語圏の大学との交換留学は実施されていませんでしたが、2011年度からは、中国語圏については北京師範大学、スペイン語圏についてはバルセロナ自治大学への学生派遣(交換留学)が開始される予定となっています。

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エクステンションセンター

2008年度実施アンケート結果に対する2009年度教育環境改善報告

結果・成果

 窓口の対応について、「対応が冷たい」などの意見が寄せられた件に対しては、窓口対応スローガンである「挨拶・丁寧・正確」に「笑顔」を加えて窓口対応に臨み、個々人にあわせた対応を心がけました。その際、注意を促す場合であっても、しっかり、やさしく伝えていくようにしました。
 また、カウンター付近の整理整頓の励行を心がけ、キャラクター「Maus™」を置くなどして、快適で親しみやすい窓口となるよう工夫しました。

2009年度実施のアンケートに対するフィードバックコメント

窓口の応対について

 好意的な意見が多く寄せられました。今後とも、よい評価が得られるよう努めていきたいと思います。

貸し出し図書について

 図書の貸出について、冊数の増加、期間の延長、DVDや公務員試験関係図書の購入を求める意見がありました。図書の貸出については、状況を考慮しながら可能な限り対応していきたいと思います。また、新たな図書類の購入についても、予算措置が可能な限り、対応していきたいと思います。

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学友会

2008年度実施アンケート結果に対する2009年度教育環境改善報告

結果・成果

 窓口対応について不評が寄せられた点に対しては、事務局で定める「窓口対応に関するガイドライン(行動基準)」に則り、「積極的に働きかける」「好印象を与えるようにする」「正確な応答をする」ように努めました。結果として、これらは100%遂行できなかった部分もありましたが、これまでに比べて出来つつあると認識しています。
 施設利用については、教室、(アリーナを含む)35周年記念館、グラウンド等の施設全般の利用や受付方法に関する利便的システムを十分検討することはできませんでした。そのため、さしあたり施設利用については説明に努めることとし、2010年度には学友会所属団体に毎年度配布している利用の手引きをより分かりやすくなるよう改訂し、配布する予定です。

2009年度実施のアンケートに対するフィードバックコメント

窓口対応について

 「お世話になった」という意見がいくつか寄せられました。その一方、部活動に関する応答や取扱について柔軟さを求める意見もありました。窓口対応にあたっては上述のガイドラインに則り、引き続き、適切に行動することを心がけていきたいと思います。また、規則等に照らして学生に指導や注意を行う際も、事情を把握しながら学生が正しい理解に至るように心がけて対応したいと思います。

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大学院課

2008年度実施アンケート結果に対する2009年度教育環境改善報告

結果・成果

 窓口対応については好意的な意見が多く寄せられていましたが、今年度も特段クレーム等は出ていなかったことから、窓口対応の改善については継続的に取り組めているものと思います。
 取扱業務については、郵送や夜間の取扱に関する要望が出ていました。こうした要望に応える形で、希望者については修士論文などの題目届、要旨をメールで受け付けるようにしました。

2009年度実施のアンケートに対するフィードバックコメント

窓口対応について

 好評的な意見を頂いています。対応については引続いてよい評価を得られるように努めていきたいと思います。

【問合せ先】自己点検・評価室 (電話)048-946-1823,1824