2026年度入学式を挙行しました

2026年度入学式を挙行しました

2026年4月1日

4月1日、35周年記念館アリーナにて2026年度入学式を挙行し、学部生1,953名、大学院生8名が新たなスタートを切りました。

式典で、前沢浩子学長は新入生に向かい次のように呼びかけました。「獨協大学は1964年に、この草加の地に創設されました。獨協大学を創設した初代学長の天野貞祐先生は「大学は学問を通じての人間形成の場である」を建学の理念としました。今日は皆さんに、この建学の理念についてお話します。
AIが急速に発展していますが、AIを使って学習の手間を省いて成果を得ることによって、自分の能力を伸ばす機会を失うという危険があります。「学問」とは自ら学んで問うことです。時間をかけて学ぶプロセスをとおして、新たな知識と出会い、新たな疑問がわき、新たな発見をして、新たな課題が見えてくる。その時間をかけたプロセスで体験できる知的喜びを、皆さんにはできるだけ多く味わってもらいたいと願っています。
また古代から哲学者たちは「学問」の目的を考察してきました。アリストテレスは学問の目的は「幸福」であると論じました。学びを通して身につけた知性や倫理性を実践してより善く生きていくことを幸福と考えたのです。カントは世界はどうあるべきか、人はどう生きるべきかを問う学問を「自由の学問」と呼びました。人間は自由な理性を持ち、より善く生きるために、学問をすると考えたのです。
今日、社会は急速に変化し、すぐに役立つ知識や技能の必要性や有用性が強調されがちですが、学問とは、本来、人間を自由にし、そして人生を豊かにするものです。これからの4年間、その学問の楽しさを実感し、「善く生きる力」を逞しく育んでください。」

前沢浩子学長
前沢浩子学長

続いて、猪口雄二獨協学園理事長は「本日、満開の桜並木を歩いてきたことと思います。皆さんが獨協大学での生活を始めるにあたり、その施設、教育体制など、周囲の環境は整えられています。皆さんはそこに飛び込んで、思う存分、大学生活を謳歌し、学びを深め、自分を見つめ、人間関係を構築していってください。これからは獨協大生として、自らの周囲だけでなく、日本さえも越えて、世界を見据えた学びを獲得してください。学問的にあるいは人間的に豊かな学生生活を送られることを心より願っています」と激励の言葉を贈りました。

猪口雄二 獨協学園理事長
猪口雄二 獨協学園理事長

また、駐日ドイツ連邦共和国大使館参事官文化部長シュテファン・ビーダーマン様は、「皆様は本日人生のターニングポイントに到達しました。これから新しい一歩を踏み出します。新しい体験をして、色々試し、実験してください。それがきっと自分を知ることに繋がります。そして、ぜひ学生の間に外国で生活してみることにチャレンジしてみてください。皆様の世代は気候変動や、デジタル化等難しい課題に直面していますが、これまで築いてきた価値観を守ることが必要です。皆さんはこの素晴らしい教育環境の中で守るための努力ができることと思います。皆さん個人とそして皆さんの世代のご健勝をお祈りしています。学生生活を心より楽しんでください」とお祝いのメッセージを述べました。

駐日ドイツ連邦共和国大使館シュテファン・ビーダーマン参事官文化部長
シュテファン・ビーダーマン 駐日ドイツ連邦共和国大使館 参事官文化部長

入学式終了後、新入生たちは学生証の交付を受け、その後キャンパス内の各所で記念撮影をする姿が見られました。

新入生
新入生
新入生
新入生