法学部の鈴木淳一ゼミナールがキャリア教育の一環として成田空港ツアーを実施しました
2024年9月17日
法学部の鈴木淳一ゼミナールでは、大学で学ぶ国際法を含む法学や語学の専門知識をキャリアに活かすため、成田空港を訪れ、東京出入国在留管理局成田空港支局と東京税関成田税関支署を見学しました。
まず、東京出入国在留管理局成田空港支局で、出入国在留管理局の役割についてレクチャーを受け、同庁の業務が空港での出入国審査だけでなく、外国人の日本国内での受け入れにも及ぶことを学びました。また、ウクライナ避難民の受け入れ・支援等についても理解を深めることができました。
その後、成田空港のCIQ(税関・出入国管理・検疫)業務の現場を見学し、多数の旅客や乗務員が行き交う中で、入国審査と税関手続きの現場を訪れました。現場で働く職員の方々から、具体的な業務内容について説明を受け、特に顔認証ゲート・自動化ゲート・電子申告ゲートの活用など、業務のデジタル化についても学ぶことができました。
見学終了後、東京税関成田税関支署の職員の方々から、税関の機能や人事制度についてレクチャーを受け、税関業務には麻薬や金の密輸の取り締まりが含まれることも学びました。また、麻薬犬のハンドラーという職務があることを知り、驚きました。
今回のツアーに参加した学生たちは、成田空港の現場を訪問し、職員のリアルな声を聴くことで、法学や語学を活かした公務員としての仕事を具体的にイメージすることができました。さらに、大学で学んでいる国際法を含む法学が実際にどのように適用されているのかを体験することで、3年生から本格的に始まる専門科目の学習や就職活動に向けた準備を進めることができました。また、たとえ英語が苦手であっても国際的に活躍できる魅力的な職場があることを知る機会にもなりました。
今回のツアーに参加した学生たちが、将来、国際社会の様々な場面で活躍することが期待されます。