2022年度入学式を挙行しました

2022年度入学式を挙行しました

 41日、35周年記念館アリーナにて2022年度入学式を挙行し、2,173名が新たなスタートを切りました。当日は、マスク着用や検温および手指の消毒などの感染症予防対策を取り、例年は全新入生が一堂に会するところ、席の間隔を空け、学部、研究科を指定して午前と午後の2部制で実施しました。

 式典で、山路朝彦学長は「獨協大学では、大学を教員・職員・学生の皆さんの3者に加え、父母の方々も加えた『教育共同体』と考えています。皆さんは本日、この教育共同体としての獨協大学の一員となったのです。教職員一同、皆さんが持っている素晴らしい能力を、この草加の地の獨協大学でさらに花咲かせることができるように努めます。皆さんは獨協大学で学ぶことに誇りと自信を持ち、この素晴らしい学修、生活環境の中で、自らを精一杯、磨き上げる努力を怠らないでください」と式辞を述べました。続いて、吉田謙一郎獨協学園理事長は「入学された皆さんが大学において知識を広げ、また深めるため『学ぶ』ということは当然のことですが、大学での『学び』はそれだけではありません。課題や問題の解決に向け深めた知識を駆使し、また資料を検索し、その下に仮説を立てその仮説を検証しながら答えを求めていく、それが皆さんのこれからの『学び』の主体であると思います。AI、IoTのソサエティ5.0に向けた大変革期の現在においては、課題解決のできる能力、イノベーションの能力が求められていて、それにつながる『学び方』をしていく事が必要です」と激励の言葉を贈りました。

 また、当日急遽ご臨席がかなわなくなったクレーメンス・フォン・ゲッツェ駐日ドイツ連邦共和国大使閣下からは、「獨協大学がドイツに11の協定校を持っていることを強調したいと思います。獨協大学はその創設以来、他の日本の大学には見られないドイツとの緊密な関係を築いてきました。ドイツ語学科は、日本で最大規模であり、もっとも積極的な活動を展開しています。皆さんの学びが大きな実りを結ぶこと、とりわけ皆さんの選んだ専門分野や新しい大学での生活が皆さんに喜びをもたらすことを心より願っております。そして、好奇心を大切にしてください。大学での学びは『旅』です。目的地をしっかりと見据えてください、それとともに、道ばたにあるさまざまな見るべきものも、しっかり眺めてください」とお祝いのメッセージが寄せられました。このメッセージはご臨席いただいた駐日ドイツ連邦共和国一等書記官文化課長のトルステン・シュトルツェンベルク様によりドイツ語で新入生に届けられました。

 入学式終了後、新入生たちは学生証の交付を受け、その後キャンパス内の各所で記念撮影する姿が見うけられました。

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一等書記官文化課長トルステン・シュトルツェンベルク様

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山路朝彦学長

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吉田謙一郎獨協学園理事長

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式典全体の様子 記念撮影をする新入生(撮影時のみマスクを外しています)