10月25日の防災訓練(火災想定)について

10月25日の防災訓練(火災想定)について

10月25日(月)、本学西棟において火災を想定した防災訓練を職員向けに実施しました。この訓練は10月15日(金)に実施した地震想定の全学的な防災訓練とは別立てで実施したもので、火災通報訓練、防火戸・防火シャッターの開閉確認、脱出用シューター操作説明および実演見学、消火器・消火栓の使用訓練を行いました。

西棟2階での防火戸・防火シャッター閉鎖により日常とは異なる視界での動線を確認し、参加した職員からは「防火戸の色が周囲と同化し、まるで元からあった壁のように感じた。シャッターが下りた様子を見ることができてよかった」との声がありました。 脱出用シューター操作訓練では4階のコミュニケーションラウンジの窓側に設置されている脱出用シューターを地上に下ろし、設置担当業者が筒状に広がったシューターをらせん状に降下する様子を見学しました。

また消火器・消火栓の使用訓練では、草加消防署西分署の協力のもと消火器や易操作性 1号消火栓の使用方法の説明とともに一部実演を行いました。同署の橋口良史副分署長からは「事務室の出火は自宅や飲食店に次ぐもので、コンセントとプラグの間にホコリがたまり発火するトラッキング火災などが主な原因となっています。火災防止のため年1回はテーブルタップの安全確認を推奨します」と講評がありました。日ごろの備えが火災予防につながっていることを再認識する機会となりました。

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消火栓訓練の様子 脱出用シューター準備時の様子