食品ロスを減らすため、防災備蓄品を寄贈しました

食品ロスを減らすため、防災備蓄品を寄贈しました

 獨協大学はこのたび、SDGs(※)の具体的な目標にも記載されている「食品ロス削減」を主たる目的として、大学内に備蓄しているペットボトル飲料水や食料品の一部を草加市社会福祉協議会、草加・八潮消防署、こども応援ネットワークPine、埼玉県子ども食堂ネットワークに寄贈しました。

 本学は災害発生時に、学生・教職員に提供する防災備蓄品を常備しています。賞味期限間近の防災備蓄食材は、例年、学生食堂とのコラボレーションによる「防災備蓄食材活用フェア」(オリジナルメニューを期間限定で提供)の開催や、防災訓練などの機会に学生や教職員へ配布することで、防災意識の啓発に活用しています。

 今年は新型コロナウィルス感染症拡大による遠隔授業の実施、キャンパスへの入構制限などにより、これらの機会を確保することができなくなりました。主に草加市内で備蓄食材を必要としている団体に提供を呼びかけ、今回の寄贈の運びとなりました。

 担当した総務課職員は「持続可能な社会を形成するためにも、食品ロスを減らすことが重要であると考えました。まずは、今回お渡ししたものが、困っている方の一助となれば幸いです」とコメントしました。

※国連により定められた国際社会共通の開発目標

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7月16日(木)こども応援ネットワークPine様への寄贈の様子

20200722埼玉県子ども食堂ネットワーク.jpg7月22日(水)埼玉県子ども食堂ネットワーク様への寄贈の様子