卒業生と新型コロナウイルス対策のための意見交換会を実施しました(鈴木淳一国際関係法学科教授)

卒業生と新型コロナウイルス対策のための意見交換会を実施しました(鈴木淳一国際関係法学科教授)

 新型コロナウイルスの世界的な感染拡大が社会に様々な影響を与えているため、鈴木淳一国際関係法学科教授は45日にオンライン会議システムZoomを使用して、ゼミの現役学生や卒業生と新型コロナウイルスに関する意見交換会を開催しました。同会議には、医療、教育、NGO、旅行業界など、感染症の拡大によって影響を受け対応を余儀なくされている各業界の卒業生が参加したほか、イギリスやカナダの大学に留学中の学生や卒業生なども参加しました。さらにオンラインで参加できない卒業生や学生からも情報提供がありました。

 参加者は、コロナウイルスの感染拡大に伴い、自らの周辺で起こっている出来事や、それぞれの立場での対応について報告し意見交換を行いました。

 鈴木教授は今回の会合を行った目的について「ゼミでは、これまで数回にわたりパンデミックについて扱ってきている。感染症の世界的な拡大は、公衆衛生の問題であるばかりか、経済的・社会的な対応が求められ、世界や国家のあり方を含む私たちの秩序観まで揺らがせている。それぞれの立場からの現状報告や感想を共有するだけでも、ウィルスによって隔たれたつながりを再び構築するための参考になると思い実施した」と語りました。

 鈴木教授は国際法を専門とし、WHO(世界保健機関)の感染症対策などの論文も執筆しています。

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教員紹介 鈴木淳一教授(法学部 国際関係法学科)