【学生の皆さんへ、ご家族・保証人の皆さまへ】2020年度獨協大学遠隔授業支援特別奨学金の給付について(学長メッセージ)

【学生の皆さんへ、ご家族・保証人の皆さまへ】2020年度獨協大学遠隔授業支援特別奨学金の給付について(学長メッセージ)

学生の皆さんへ
ご家族・保証人の皆さまへ

 獨協大学は、新型コロナウイルス感染症拡大防止の措置として、2020年度春学期の授業を全面的に遠隔授業(オンライン授業等)で行うことを決定し、そのための準備をお願いするとともに、この困難な状況下にある皆さんへの支援を検討してまいりました。

 検討に際して、通信機器等の準備状況の任意調査を行いましたが、授業を受けるために必要な機器が揃っていない方が一定数いらっしゃることが確認されました。また、長引く自粛要請により、学生の皆さんばかりではなくご家族や保証人の皆さまも経済的にきびしい状況にあり、すぐに通信機器を揃えることができないことも推測されました。
 つきましては、皆さんが通信機器等を準備する負担を少しでも軽減するために、緊急措置として、全ての学部生・大学院生の皆さんに遠隔授業支援特別奨学金として10万円を給付することといたしました。

 今回の遠隔授業への対応では、大学も通信環境の強化に努めていますが、受講する皆さんの通信機器の学修環境整備もその重要な一環と考えて、この度の支援奨学金の給付措置に至った次第です。皆さんには、この趣旨をご理解いただき、遠隔授業開始に向けての準備をお願いいたします。教職員も授業の準備に努めています。今回の遠隔授業を皆さんとともに充実したものにしていければと願っています。

 感染拡大は収束の気配を見せず、外出自粛要請は続いています。人々が接触しないことが大事とされ、感染の連鎖を遮断することが急務です。外出を極力控えることを心掛け、自身の健康に気をつけて過ごしてください。
 皆さんをキャンパスにお迎えし、学生生活を思う存分楽しんでいただける日まで、施設設備など準備万端整えてお待ちしています。困難な状況でありますが、ともに努力して乗り越えてまいりましょう。
以上

2020年4月25日
獨協大学学長 山路 朝彦