「日韓文化交流基金 韓国大学生訪日団交流会」を開催

「日韓文化交流基金 韓国大学生訪日団交流会」を開催

9月25日、創立50周年記念館[西棟]で「日韓文化交流基金 韓国大学生訪日団交流会」が行われました。この「韓国大学生訪日団」事業は、日本の外務省と韓国の外交部(※)が大学生相互派遣及びJENESYS2019(対日理解促進交流プログラム)の一環として行ったもので、韓国全土から選抜された大学生28名が同世代との交流のため本学を訪問しました。
当日は、まず午前に山本淳国際交流センター所長、訪日団団長の韓国外交部文化交流協力課 シム・ギュソン課長の挨拶、武部瑳智子さん(言4年)の韓国語による本学紹介の後、本学学生と訪日団学生は、学生食堂で昼食をとり、キャンパスツアーを行うなどしました。
午後は、ラーニング・スクエア1・2で、小宮秀陵国際教養学部専任講師と佐野康子外国語学部准教授が進行役となり、学生たちが「日韓の歴史認識」と「世界における経済格差」についてディスカッションを行いました。その後行われた意見交換会、懇親会も大変友好的な雰囲気で、お互いに理解を深めている様子でした。

交流会に参加した獨大生からは以下のような感想が寄せられました。
「同じ出来事でも、日本のメディアを通して情報を得ている私たち日本人と、韓国のメディアを通して情報を得ている韓国人の皆さんとでは、見解が大きく異なることに気づき、驚いたとともに、メディアの影響力はとてつもなく大きいものだと感じました。流れてきた情報をうのみにするのではなく、自分なりに整理して真実を見つけていかなければならないと実感しました。」
「2つの視点、もしくは3つ以上の視点から物事を見ていきたいと思いました。同じ世代の人と意見を交換できて、とても貴重な体験でした。大学という自由な場を使って、本音で言い合うことができたディスカッションだったと思います。」

※日本の外務省に相当する機関