オープンカレッジ特別講座「シェイクスピアとイギリスのナショナリズム」を開催しました

オープンカレッジ特別講座「シェイクスピアとイギリスのナショナリズム」を開催しました

 318日、W-103教室(西棟1階)にてオープンカレッジ特別講座を行いました。激しい雨が降りしきる中、事前の申し込みにより抽選に通った170人が来場し、併用したオンライン配信では215人が受講。本特別講座は、主に社会人を対象とした生涯学習講座「オープンカレッジ」の無料講演会で、毎年この時期に行っているものです。


 今回の講師は、外国語学部英語学科 前沢 浩子 教授(イギリス文学研究)が担当しました。
 講座では、16世紀後半から21世紀まで、イギリスを3つの時代区分に大別し、各時代におけるシェイクスピアの位置付けや受け止められ方を考察しました。具体的な作品を取り上げながらの解説や時代背景、社会事情に関する広範な説明は、一般的に抱くシェイクスピア像を改める機会になった様子です。
 また、受講者との質疑応答によって、素朴な疑問に対する回答が示され、文学作品を読み解く醍醐味にも迫りました。
 受講者アンケートには「さらにシェイクスピア作品を読みたくなった。」「東インド会社についてもっと知りたくなった。」「長年の疑問が解けすっきりした。」と、講座内容に満足した感想が多数寄せられました。受講者は、高校生から80歳代という幅広い世代があり、受講者それぞれが思い思いに大学の生涯学習講座を堪能した様子です。

 なお、春期講座は、現在受講申込受付中です。コチラから申し込めますので、どうぞご検討ください。皆様の申込みをお待ちしています。

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熱心に聴き入る受講者

730.jpg担当した 前沢 浩子 教授