教員紹介

- 職名
- 准教授
- 所属
- 外国語学部英語学科
- 最終学歴
- 豪州マードック大学大学院博士課程
- 学位
- 教育学修士
- 学位を授与した機関
- 豪州ラトローブ大学
- 専門分野
- 異文化間教育、国際高等教育
- 研究室No.
- 613
- 電話番号
- -
教員詳細
専門・研究テーマ
生態心理学の知見を取り入れながら、異文化接触における個人と環境の相互作用の理論化とその教育・政策面での応用について研究しています。具体的には以下のテーマに取り組んでいます。
・ 異文化間の対人関係を軸にした学生生活の国際化
・ 留学生政策と大学の国際化戦略(特にカリキュラムの国際化)
・ 「ヒューマンライブラリー」(Human Library)の教育的効果
・ 異文化間能力(intercultural competence)の捉え直しに基づく教育実践
授業方針
本学の教壇に立つ前に行っていた、企業や官庁の語学・海外派遣前研修の講師としての経験を生かした、インタラクティヴな授業を目指しています。特に少人数の科目では、討論、プレゼンテーション、シミュレーション等を用いることで、受講生が主体的に学び、自分を発見できる機会を提供したいと考えています。また、物事を柔軟かつ創造的に考える力と、社会の担い手としての表現力を受講生と共に高めることができればと思っています。
自己紹介
子供の頃から関心を持ち続けてきた、「他者」との関わりを自分のライフワークにできたことは、非常に幸運なことだと思っています。専門分野の性質上、様々な国の人と接触することが多いですが、最近では「ヒューマンライブラリー」のお陰で、非常に個性的な人生を歩んでこられた方々と定期的にお会いすることがあり、価値観を揺らぶられる日々を楽しんでいます。
座右の銘・好きな言葉
I am what I am because of you.
ホノルルのハワイ日本文化センターを訪問した時に教えられました。
私の薦める一冊
Fulbright, J. W. (1967). The Arrogance of Power. Random House.
【訳本】J. W. フルブライト(2002) 『権力の驕りに抗して――私の履歴書』日本経済新聞社。
人生を豊かにするためのヒントがいくつ示されているかを数えながら読んでみるとよいでしょう。
学生へのメッセージ
5年から10年後の自分の姿を想像しながら、学習目標を立てて実行することが大切です。仮に、在学中に目標が見つからなかったとしても、再び大学に戻って来られるくらいの知的「体力」を今から蓄えておきましょう。また、大学は知の宝庫だけでなく、さまざまな背景を持つ人々の交流の場だと思います。人に嫌われないように無理に明るく振舞ったり、本音を語ることを躊躇したりする必要のない、一生付き合える仲間や恩師に出会えると良いですね。
関連リンク(クリックできます)
Researchmap(http://researchmap.jp/read0195589/?lang=japanese)