2021年　第32回獨協インターナショナル・フォーラム_成果

テーマ： Albert CAMUS: L'amour de vivre　アルベール・カミュ ： 生きることへの愛

 2021年12月3日・4日、第32回獨協インターナショナル・フォーラム「アルベール・カミュ生きることへの愛」がオンラインにて開催され、100名以上の参加者が視聴しました。本フォーラムでは、人間にとっての根源的価値である正義と自由を愛し、それを守り抜こうとしたアルベール・カミュの作品を通して、愛の作家としてのカミュ像にせまりました。
 海外（フランス、アメリカ、カナダ、台湾、韓国）からの講演者を含め、17名の研究者による講演・討論と本学学生による朗読が行われ、参加者からも活発な質疑があり、カミュの「生きることへの愛」についての議論を深めることができました。
 また、本学図書館では、本フォーラムに関連した企画の展示を行いました（天野記念館メインエントランス・展示スペース・11月17日～12月9日）。この展示では、代表的な著作『異邦人』(L'Etranger)、『ペスト』 (La Peste)や当時の新聞記事など、本学図書館所蔵の資料や個人所蔵の資料から、カミュの思想やその受容の一端を紹介しました。

コーディネーター：根木昭英外国語学部フランス語学科専任講師

上の画像をクリックするとプログラムをご覧いただけます。