シラバス参照/View Syllabus

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2020/09/23 現在/As of 2020/09/23

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
日本経済論b/JAPANESE ECONOMY b
開講所属
/Course Offered by
法学部総合政策学科/LAW POLICY STUDIES
ターム・学期
/Term・Semester
2020年度/2020 Academic Year  秋学期/FALL SEMESTER
曜限
/Day, Period
火4/Tue 4
開講区分
/semester offered
秋学期/Fall
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
3,4
主担当教員
/Main Instructor
須藤 時仁

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
須藤 時仁 経済学科/ECONOMICS
授業の目的・内容
/Course Objectives
 本講義は、基礎的な経済理論をもとに日本経済の仕組みや日本経済が抱えている問題点を明らかにすることを主眼としており、日本経済論aの続編である。この講義では、民間経済主体の行動についての理解を前提として、政府の行動が経済に及ぼす影響、金融市場と実体経済との関係、世界経済と日本経済との相互の関係について理解してもらいたい。
 講義を通じて、現実の日本経済がどうなっているのか、また実際の経済現象が理論的にどのように説明されるのかについて理解してもらいたい 
授業の形式・方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
 授業は春学期と同様に遠隔形式で行う。講義資料をPorTaⅡにアップしておくので、それを読んで最終的に期末レポートを提出してもらう。なお、受講するにあたり、下記<事前・事後学修の内容>に記された事項を行うことが必要である。
事前・事後学修の内容
/Before After Study
 講義資料を読んでわからない箇所は参考文献で調べておくことが要求される。さらに、日ごろから新聞、雑誌の経済面を読む習慣を身につける必要がある。なお、講義資料を読み、さらに参考文献で調べても理解できない箇所があったら、メールで質問してください。
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
講義資料を配布する。
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/サイト名
/Title
『最新 日本経済入門(第6版)』、2020年
著者
/Author name
小峰隆夫・村田啓子
出版社/URL
/Publisher
日本評論社
ISBN
/ISBN
978-4535559028
その他(任意)
/other
参考文献等2
/References2
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等3
/References3
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
期末にレポート(100%)を提出してもらい評価する。
関連科目
/Related Subjects
春学期の日本経済論bとあわせて受講することが望ましい。
備考
/Notes
到達目標
/Learning Goal
日本経済論の基本、日本経済論の各項目を正確に解釈し、個別の事象について見解を示すことができるようにする。

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前・事後学修の内容
/Before After Study
1 イントロダクション 家計、民間企業、政府といった経済主体が政府の活動、金融市場、海外取引とどのように関わっているのかという点に関連付けながら、日本経済論bで取り上げる項目について概説する。 各回の授業内容に関連する講義資料を読んでおくとともに、わからない箇所は参考文献で調べておく。経済雑誌や新聞を読み、講義で得た知識を確認する。
2 日本の雇用状況 日本の労働市場の構造とその特徴を説明する。 各回の授業内容に関連する講義資料を読んでおくとともに、わからない箇所は参考文献で調べておく。経済雑誌や新聞を読み、講義で得た知識を確認する。
3 雇用の非正規化 「雇用の非正規化」をキーワードとして、日本ではなぜ賃金が上昇しにくいのかについて説明する。 各回の授業内容に関連する講義資料を読んでおくとともに、わからない箇所は参考文献で調べておく。経済雑誌や新聞を読み、講義で得た知識を確認する。
4 日本の物価動向 物価を測る指標を説明し、その長期的な推移について概説する。 各回の授業内容に関連する講義資料を読んでおくとともに、わからない箇所は参考文献で調べておく。経済雑誌や新聞を読み、講義で得た知識を確認する。
5 日本の物価はなぜ上昇し難いのか 海外諸国に比べて日本の物価がなぜ上昇しにくいのか、需要動向や労働市場との関係を中心に説明する。 各回の授業内容に関連する講義資料を読んでおくとともに、わからない箇所は参考文献で調べておく。経済雑誌や新聞を読み、講義で得た知識を確認する。
6 財政とは 財政の役割を説明し、日本財政の構造を概説する。 各回の授業内容に関連する講義資料を読んでおくとともに、わからない箇所は参考文献で調べておく。経済雑誌や新聞を読み、講義で得た知識を確認する。
7 財政と国債 国債発行の推移、さらには公的債務の状況につき説明する。 各回の授業内容に関連する講義資料を読んでおくとともに、わからない箇所は参考文献で調べておく。経済雑誌や新聞を読み、講義で得た知識を確認する。
8 日本財政の問題点と展望 日本財政の将来に関する重要な問題点を概説するとともに、プライマリー・バランスの視点から財政の将来展望を説明する。 各回の授業内容に関連する講義資料を読んでおくとともに、わからない箇所は参考文献で調べておく。経済雑誌や新聞を読み、講義で得た知識を確認する。
9 金融とは 日本における金融取引の特徴を直接金融と間接金融の相違の視点から説明する。 各回の授業内容に関連する講義資料を読んでおくとともに、わからない箇所は参考文献で調べておく。経済雑誌や新聞を読み、講義で得た知識を確認する。
10 日本の資金循環と家計の資産運用 日本の資金循環構造の変化を説明し、それと関連して家計の資産運用の特徴を国際比較の観点から概観する。 各回の授業内容に関連する講義資料を読んでおくとともに、わからない箇所は参考文献で調べておく。経済雑誌や新聞を読み、講義で得た知識を確認する。
11 日本の金融政策 1990年代末以降のいわゆる非伝統的金融政策の変遷を説明する。 各回の授業内容に関連する講義資料を読んでおくとともに、わからない箇所は参考文献で調べておく。経済雑誌や新聞を読み、講義で得た知識を確認する。
12 国際収支の特徴 日本における国際収支表の構造を説明する。 各回の授業内容に関連する講義資料を読んでおくとともに、わからない箇所は参考文献で調べておく。経済雑誌や新聞を読み、講義で得た知識を確認する。
13 外国為替レートの推移と経常収支の決定要因 戦後の為替レートの推移を説明し、さらに日本の経常収支が変化した要因について概説する。 各回の授業内容に関連する講義資料を読んでおくとともに、わからない箇所は参考文献で調べておく。経済雑誌や新聞を読み、講義で得た知識を確認する。
14 自由貿易体制と日本経済 近年のFTA、EPAの協定締結への積極的な取り組みの歴史を概観し、それらが日本経済に与える影響について説明する。 各回の授業内容に関連する講義資料を読んでおくとともに、わからない箇所は参考文献で調べておく。経済雑誌や新聞を読み、講義で得た知識を確認する。

科目一覧へ戻る/Return to the Course List