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| 科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2026/03/25 現在/As of 2026/03/25 |
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開講科目名 /Course |
ことばと思想1(社会思想史2)(東洋近世から現代まで)/LANGUAGE AND THOUGHT1(HISTORY OF SOCIAL THOUGHT 2)(EARLY-MODERN TO CONTEMPORARY EAST) |
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ナンバリングコード /Numbering Code |
93-1002 |
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開講所属 /Course Offered by |
大学全カリ総合科目/ |
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ターム・学期 /Term・Semester |
2026年度/2026 Academic Year 秋学期/FALL SEMESTER |
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曜限 /Day, Period |
火3/Tue 3 |
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開講区分 /semester offered |
秋学期/Fall |
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単位数 /Credits |
2.0 |
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学年 /Year |
1,2,3,4 |
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主担当教員 /Main Instructor |
白井 雅人 |
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遠隔授業科目 /Online Course |
- |
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教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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| 白井 雅人 | 言語文化学科/INTERDISCIPLINARY STUDIES |
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授業の目的・内容 /Course Objectives |
本講義の目的は、東洋という大きな文化圏の思想史を学ぶことによって、現代の日本における私たちの考え方や社会の特性への理解を高めることである。具体的に今学期は、近代日本にとって重要な「自我」の問題を中心に、日本の近代的な「自我」の理解に、中国の儒教やインド由来の仏教が大きな影響を与えたことを見ていく。 私たち自身の考え方や私たちが生きる社会の特性を自覚することは、国際社会において活躍する際に強みとなる。各文化の芸術作品が美というものを多様な形で表しているように、多様性があるからこそ互いを補い世界を豊かなものにできるという意識をこの講義を通して養ってほしい。 |
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授業の形式・方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
講義形式の対面授業となる。配慮の必要な学生や授業に出席できない学生にはアーカイブ動画による受講も許可する予定である。 授業ポートフォリオのお知らせ一覧にアーカイブ受講についての詳細を掲載する予定なので、参照すること。 授業後に簡単な小テストに回答してもらう。 小テストや質問へのフィードバックは次回の授業プリントを通じて行う予定である。 |
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使用言語 /Language used |
日本語/Japanese | ||||||||||
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採用している授業方法 /Teaching methods used |
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事前・事後学修の内容 /Before After Study |
配布したプリントやノートを読み返し、理解を定着させる。必要に応じて、指示された参考文献を読み、理解を深める。半年間で計60時間の授業外学修が目標。授業後にmanabaで毎回小テストを行うので、小テストのために復習をしっかりと行うこと。 | ||||||||||
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テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
各回の小テストの合計点(40%)と期末テスト(60%:持ち込み不可)によって評価する。 | ||||||||||
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関連科目 /Related Subjects |
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備考 /Notes |
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到達目標 /Learning Goal |
ことばと思想に関する学問分野について、副題に示したテーマをもとに、21世紀型市民にふさわしい概括的な知識を習得し、今後の複雑な国内および国際情勢に対処していく方法について、論理的かつ創造的思考を持って対応できるようにする。 | ||||||||||
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DPとの関連 /Relation to DP |
| 回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前・事後学修の内容 /Before After Study |
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| 1 | Individualと日本近代の文学者たち | 講義全体について説明したのち、Individualという英語の翻訳の問題について考えていく。その後、自我について森鴎外と夏目漱石の考え方を概観する。 | |
| 2 | デカルトにおける「自我」の発見 | 近代的な「自我」の問題は、フランスの哲学者デカルトによる思索が嚆矢となっている。デカルトがいかに「自我」という問題を発見したのかを見ていきたい。 | |
| 3 | デカルトの「神」と夏目漱石の「則天去私」 | デカルトの自我は、実は「神」と結びついていた。この問題について簡単に見たのち、同様の問題意識が夏目漱石の「則天去私」の思想の中にあることを明らかにする。 | |
| 4 | 朱子の「理学」 | 夏目漱石の「則天去私」には、儒学と仏教の影響が読み取れる。まずは近世儒学に大きな影響を与えた、南宋の時代の朱子の学説を見ていく。 | |
| 5 | 朱子の「理学」の波紋と翻訳の問題 | 朱子の「理学」が朝鮮や日本においてどのように受け止められ展開したのか、また朱子の学問が「西洋哲学」に大きな役割を果たしたことを翻訳の実例から見ていく。 | |
| 6 | 王陽明の「心学」と「東洋哲学/日本哲学」の発見 | 明の時代の王陽明の「心学」を見ていくとともに、翻訳を通じて東洋哲学や日本哲学が「発見」されたことを見ていく。 | |
| 7 | 禅仏教 | 日本の仏教および近代日本思想に大きな影響を与えた、禅仏教についてみていく。 | |
| 8 | 阿弥陀への信仰 | 日本で発達した浄土真宗の思想について、簡単に見ていく。 | |
| 9 | 井上哲次郎と井上円了の「日本哲学史」と宗教をめぐる対立 | 井上哲次郎と井上円了の「日本哲学史」の理解を見ることで、伝統思想が果たした役割を再確認する。また、二人の哲学史理解の差異が、宗教理解に大きな差を生み出したことを概観する。 | |
| 10 | 井上哲次郎の実在論と自我の問題 | 井上哲次郎の実在論を概観し、彼が自我をどのように位置づけたのかを見ていく。 | |
| 11 | 井上円了の実在論と自我の問題 | 井上円了の実在論を概観し、彼が自我をどのように位置づけたのかを見ていく。 | |
| 12 | 清沢満之の実在論と自我の問題 | 清沢満之の実在論を概観し、彼が自我をどのように位置づけたのかを見ていく。 | |
| 13 | 西田幾多郎と伝統思想 | 西田幾多郎の生涯をたどりながら、西田幾多郎が伝統思想からどのような影響を受けてきたのかを見ていく。 | |
| 14 | 西田幾多郎における個人の自覚と国家 | 西田幾多郎の哲学を通じて、個人の自覚と国家という明治期の哲学の主要問題が大きな展開を見せた。西田の『善の研究』の内容を概観していく。 |