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| 科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2026/03/25 現在/As of 2026/03/25 |
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開講科目名 /Course |
ことばと思想1(宗教学概説Ⅱ)/LANGUAGE AND THOUGHT1(INTRODUCTION TO RELIGIOUS STUDIES II) |
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ナンバリングコード /Numbering Code |
93-1002 |
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開講所属 /Course Offered by |
大学全カリ総合科目/ |
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ターム・学期 /Term・Semester |
2026年度/2026 Academic Year 秋学期/FALL SEMESTER |
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曜限 /Day, Period |
火2/Tue 2 |
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開講区分 /semester offered |
秋学期/Fall |
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単位数 /Credits |
2.0 |
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学年 /Year |
2,3,4 |
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主担当教員 /Main Instructor |
木島 泰三 |
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遠隔授業科目 /Online Course |
- |
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教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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| 木島 泰三 | 言語文化学科/INTERDISCIPLINARY STUDIES |
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授業の目的・内容 /Course Objectives |
本科目は宗教学とそれに関連する諸事項の知識を獲得する一方、思考力、判断力、表現力の向上も目指す。なお、秋学期の同一教員による「言葉と思想1( 宗教学概説II)」の受講は必須ではないが、より深い理解のために両方を受講することを推奨する。 本講義は「進化論と宗教」と題し、この題目に関わる、2つの異なるが関連する主題を順に見ていく。 最初に見ていくのは、前半は「進化論裁判」を引き起こしたアメリカの宗教的原理主義者による反進化論運動を、現実社会に及ぼされる宗教の影響に関する1つのケース・スタディとして見ていく。 後半は現代の進化論的人間観をベースに導かれる、認知科学的かつ進化生物学的な宗教の理解について詳しく見ていく。 なお、秋学期の同一教員による「ことばと思想1(宗教学概説I)」の受講は必須ではないが、より深い理解のために両方を受講することを推奨する。 |
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授業の形式・方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
1回目から対面で行う。進行は講義中心に進め、適宜資料を紹介していく。期末には講義内容を確認する小テストと、講義内容に関連する主題を論ずるまたはレポートに準ずる記述式課題を課す。レポートまたは記述式課題に関してはmanabaの講評欄またはコメント欄を用いてコメントを返信する。 |
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使用言語 /Language used |
日本語/Japanese | ||||||||||
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採用している授業方法 /Teaching methods used |
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事前・事後学修の内容 /Before After Study |
各回の講義内容を次回までに整理し、理解不足の点をなくしておくことを求める(必要があれば適宜質問を受け付ける)。また、まとまった資料や文献を配布した場合はその精読を求める(以上、事前と事後各2時間程度)。 | ||||||||||
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テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
期末確認テストと期末レポート(またはレポートに準ずる記述式の課題)にもとづき評価する。配分割合は確認テスト30%、期末レポート(または記述式の課題)70%とするが、テストの受検とレポート(または記述式の課題)の及第点(C以上)の取得は単位認定の必須要件とする。 確認テストは講義内容の理解と参加態度(平常点)の目安とする。レポート(または記述式の課題)は講義内容の理解(これも平常点の目安にする)と、内容の論理性を評価の対象とする。これにより、到達目標としての、本講義内容に関連する「21世紀型市民にふさわしい概括的な知識」および「今後の複雑な国内および国際情勢に対処しうる」ものとしての「論理的かつ創造的思考」の基盤となる、自分の思考を論理的に表現できる能力の習得度の評価につなげる。 |
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関連科目 /Related Subjects |
ことばと思想1(宗教学概説I) | ||||||||||
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備考 /Notes |
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到達目標 /Learning Goal |
ことばと思想に関する学問分野について、副題に示したテーマをもとに、21世紀型市民にふさわしい概括的な知識を習得し、今後の複雑な国内および国際情勢に対処していく方法について、論理的かつ創造的思考を持って対応できるようにする。 | ||||||||||
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DPとの関連 /Relation to DP |
| 回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前・事後学修の内容 /Before After Study |
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| 1 | イントロダクション |
教員の自己紹介・授業の目的・授業スケジュール・評価方法等について | |
| 2 | 歴史の中の科学と宗教(1):古代から18世紀まで | 現代では相反するものと見られている科学と宗教は、歴史を振り返れば必ずしも対立し合ってきたとは言えず、もっと複雑な関わり方をしてきた。今回は西洋での科学と宗教の関わりを古代後期から18世紀まで見ていく | |
| 3 | 歴史の中の科学と宗教(2):近代地質学の成立と進化論前史、および進化論の初期の社会的影響 | 前回に引き続き、19世紀までの地質学の発展、ダーウィンに至るまでの進化論の前史、および進化論が社会に与えた初期の影響を見ていく | |
| 4 | 福音主義による反進化論運動と進化論裁判 | 進化論をはじめとする近代化の流れに抗する、福音主義と呼ばれる宗派が中心となって進められてきた反進化論運動と「進化論裁判」を見ていく | |
| 5 | 現代アメリカの反進化論運動(1) | 前回に引き続き、20世紀後半に起きた「第二次進化論裁判」とそれ以降のアメリカの宗教的な状況を概観する | |
| 6 | 現代アメリカの反進化論運動(2)/ダーウィン進化論の構造と現代進化論史(1) | 引き続き、「第二次進化論裁判」以降の反進化論運動の動向を概観し、その後必要な脱線としてダーウィンの自然選択説の構造とその意味、およびダーウィン後から現代までの進化生物学の歴史を概観する | |
| 7 | ダーウィン進化論の構造と現代進化論史(2)/社会生物学論争とその背景(1) | 前回に続き、現代までの進化生物学の歴史を概観し、次にそれに関連する「知の地殻変動」としての社会生物学論争をその背景から概観していく | |
| 8 | 社会生物学論争とその背景(2)/認知革命その他のCSR前史 | 前回ぶ引き続き、社会生物学論争とその背景を概観し、その後、後半の主題である宗教認知科学(CSR)を準備したその他の知的発展を概観する | |
| 9 | 現代北米宗教学史とCSRの成立、およびその位置づけ(1) | 宗教認知科学の成立とその位置づけを、エリアーデ批判に始まる現代北米宗教学史の中に位置づけて見ていく | |
| 10 | 現代北米宗教学史とCSRの成立およびその位置づけ(2) | 前回に引き続き、前回に引き続き、宗教認知科学の成立とその位置づけを、ポストモダニズムとの対立を軸に見ていく | |
| 11 | 現代の進化論的宗教論(1):CSRの方法論の概要 | 現代の進化論的宗教論の全体像を概観した上で、宗教認知科学(CSR)の従来の立場との比較や方法論について見ていく | |
| 12 | 現代の進化論的宗教論(2):ボイヤーの反直観的存在者と超自然的行為者 | 宗教認知科学の古典であるボイヤー『神はなぜいるのか』の基本的な理論枠組を見ていく儀式や死者の扱いなどに関わる宗教現象の説明 | |
| 13 | 現代の進化論的宗教論(3):死後の生・道徳・儀式など | ボイヤーの著書と、現代宗教認知科学の教科書であるホワイト『宗教認知科学入門』を基礎に、個別の宗教現象に関する宗教認知科学の説明を見ていく | |
| 14 | 現代における科学と宗教の再考:進化論とCSRを軸にして | これまでの講義の総括と、宗教認知科学Rへの宗教界からの批判と反批判、および新無神論運動など、関連する現代の動向を概観する |