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| 科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2026/03/25 現在/As of 2026/03/25 |
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開講科目名 /Course |
韓国社会論Ⅰ/KOREAN SOCIETY Ⅰ |
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ナンバリングコード /Numbering Code |
41-2029 |
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開講所属 /Course Offered by |
国際教養学部言語文化学科/INTERNATIONAL LIBERAL ARTS INTERDISCIPLINARY STUDIES |
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ターム・学期 /Term・Semester |
2026年度/2026 Academic Year 春学期/SPRING SEMESTER |
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曜限 /Day, Period |
月2/Mon 2 |
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開講区分 /semester offered |
春学期/Spring |
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単位数 /Credits |
2.0 |
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学年 /Year |
2,3,4 |
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主担当教員 /Main Instructor |
羅 一等/NA Ildeung |
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遠隔授業科目 /Online Course |
- |
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教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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| 羅 一等/NA Ildeung | 言語文化学科/INTERDISCIPLINARY STUDIES |
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授業の目的・内容 /Course Objectives |
この授業では、K-popの歴史と社会文化的背景を学び、関連する社会現象を社会学の視点から分析する力を養うことを目的とする。まず、韓国近現代史を概観して基礎知識を固めた上で、各時代の代表的なアーティストとともに大衆音楽史を辿り、K-popの世界進出プロセスを理解する。分析にあたっては、韓国近現代史の文脈から「不連続性と記憶喪失」「圧縮的近代化」「輸出指向産業化」といった概念を用い、政治経済・社会文化の両面からK-popという現象を解読する。また、アイドルの労働問題や受容者(ファン)研究についても議論を深める。これらを通じて、韓国の社会文化を体系的に理解し、独自の見解を提示できる力を身につけることを目指す。 | ||||||||||
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授業の形式・方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
授業は「講義」と「学生による発表・ディスカッション」を組み合わせて行う。履修者はK-popファンへの聞き取り調査を行い、その内容についてクラスで発表・議論を行う。調査成果は学期末にレポートとして提出する。レポート作成にあたっては、提出前にmanabaやメールを通じて添削を受けることができる。ディスカッションへの参加が必須となるため、受講生の主体的な取り組みを期待する。 | ||||||||||
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使用言語 /Language used |
日本語/Japanese | ||||||||||
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採用している授業方法 /Teaching methods used |
プレゼンテーション/Presentation 、 ディスカッション・ディベート/Discussion・Debate 、 グループワーク/Groupwork | ||||||||||
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事前・事後学修の内容 /Before After Study |
事前学修(各回90分): テキストや講義資料を精読し、当該テーマに関する予備知識を整理しておくこと。 事後学修(各回200分): 授業で学んだ分析枠組みや手法を用いて、K-popの受容に関する聞き取り調査(準備・実施・分析)を計画的に進めること。 |
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テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
グループ発表(30%):各回の授業で扱う時代の歴史的出来事や社会文化的背景について文献調査を行い、グループ単位で発表を行う。 個人レポート(70%):K-popファンを対象に「K-popの受容」に関する聞き取り調査(インタビュー)を実施し、その結果を学期末レポートとして提出する。 評価においては、「調査が適切に実施されているか」「論理的かつ明快な文章で構成されているか」「授業で学んだ概念や知識を踏まえた深い考察が行われているか」を重視する。 |
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関連科目 /Related Subjects |
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備考 /Notes |
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到達目標 /Learning Goal |
朝鮮半島情勢を含めた、韓国社会をとりまく事象について分析し、見解を提示できるようにする。 | ||||||||||
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DPとの関連 /Relation to DP |
【24カリ】---------- ◎:幅広い教養 ◎:専門知識・技能 ○:外国語の運用能力 ◎:問題解決力 ◎:情報分析力 ◎:情報発信力 ◎:協働性 ◎:主体性 ◎:倫理観 |
| 回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前・事後学修の内容 /Before After Study |
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| 1 | イントロダクション:K-popという社会現象 | K-popを単なる音楽ジャンルとしてではなく、一つの社会現象として捉える意義について理解する。 | |
| 2 | 社会について考えるための質的調査法:聞き取り調査 | K-popの受容に関する聞き取り調査(インタビュー)の手法を学び、実施上の倫理や注意点について理解する。 | |
| 3 | 前近代-1945:近代化と西洋音楽の流入 | 前近代の朝鮮社会における主要な音楽ジャンルと社会的機能を学ぶ。また、植民地支配下で生まれた音楽ジャンルの特徴や、植民地支配が音楽に与えた影響、および抵抗としての音楽の形態について理解する。 | |
| 4 | 1945-1963:戦争とメディア時代の到来 | 西洋音楽の流入が伝統音楽に与えた影響や、ポピュラー音楽の発展とその社会的背景を学ぶ。また、戦後の社会復興期において音楽が果たした役割について理解する。 | |
| 5 | 1963-1972:開発独裁と青年文化 | 経済成長期におけるポピュラー音楽としての「トロット」の隆盛と、その歌詞が反映する当時の社会文化、およびトロットと韓国社会の関係性について理解する。 | |
| 6 | 1972-1979:維新時代の文化検閲 | 文化検閲が行われた政治的・社会文化的背景を学ぶとともに、検閲が音楽業界に与えた影響や、抑圧に対する「抵抗」としての音楽のあり方について理解する。 | |
| 7 | 1980-1987:新軍部時代の「歌王」趙容弼 | 「健全歌謡」の政治的意図や、「運動圏歌謡」の特徴と当時の政治状況との関連を学ぶ。また、趙容弼の音楽がもたらした文化的影響やバラードジャンルの発展、音楽を通じた感情表現の変遷について理解する。 | |
| 8 | 1987-1996:民主化とソテジ革命 (1) | ソテジ・ワ・アイドゥルのデビューによるK-popの初期形成過程と、音楽スタイルの革新、およびそれに伴う若者文化の変容について理解する。 | |
| 9 | 1987-1996:民主化とソテジ革命 (2) | ソテジ・ワ・アイドゥル以降の楽曲に見られる社会的メッセージやアイデンティティ表現の多様化について、民主化という時代背景と関連付けて理解する。 | |
| 10 | 1996-2001:革命後の模索期 - SM Entertainment | アイドル文化の形成とファンダムの発展を学ぶ。特にSM EntertainmentによるK-popの商業化・グローバル化戦略と、音楽産業における新たなビジネスモデルについて理解する。 | |
| 11 | 2001-2015:K-pop様式の確立 - YG Entertainment | ヒップホップやR&Bの影響によるジャンルの多様化を学ぶ。YG EntertainmentがK-popにもたらした音楽的・視覚的影響と、グローバル市場での位置づけについて理解する。 | |
| 12 | 2015-2020:K-popの量的拡大 - JYP Entertainment | JYP Entertainment等の戦略によるK-popの国際的普及を学ぶ。ソーシャルメディアとデジタルプラットフォームの役割、およびグローバルファンダムと文化的交流の拡大について理解する。 | |
| 13 | 調査結果の発表 (1) | K-pop受容研究の発表および全体ディスカッション。 | |
| 14 | 調査結果の発表 (2) | K-pop受容研究の発表および全体ディスカッション。 |