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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2026/03/25 現在/As of 2026/03/25

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
西洋政治思想史(19以降)/HISTORY OF WESTERN POLITICAL THOUGHT
ナンバリングコード
/Numbering Code
33-3017
開講所属
/Course Offered by
法学部総合政策学科/LAW POLICY STUDIES
ターム・学期
/Term・Semester
2026年度/2026 Academic Year  秋学期/FALL SEMESTER
曜限
/Day, Period
火3/Tue 3
開講区分
/semester offered
秋学期/Fall
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
3,4
主担当教員
/Main Instructor
網谷 壮介
遠隔授業科目
/Online Course

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
網谷 壮介 法律学科/LAW
授業の目的・内容
/Course Objectives
 政治思想史とは、過去の人々が政治をどのように考えてきたのか、その思想、哲学を研究する学問である。秋学期は、18世紀ドイツの哲学者イマヌエル・カントの政治思想、特にその平和思想を中心に見ていく。最初の数回でカント哲学の概要と時代背景について解説したあと、カントの主著のなかでも短いものを二つ読む。一つは「啓蒙とはなにか」、もう一つは『永遠平和のために』である。
 古典的なテクストを自分で実際に読む経験を通じて、テクストを解釈する力を養うとともに、テクストを批判的に分析する訓練を行う。また、学生同士で解釈について議論することで、議論することそのものの修練にもなる。
 春学期の政治思想史とは独立した内容である。
授業の形式・方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
 講義と学生同士のディスカッションが中心になる。授業前の予習としてカントのテクストを必ず読んでくることが求められる。授業中にテクストの内容について学生同士で議論し、テクスト理解を深めることが目指される。
 講義資料はすべてmanabaを通じて配布するので、事前にダウンロードして印刷しておくこと。
使用言語
/Language used
日本語/Japanese
採用している授業方法
/Teaching methods used
ディスカッション・ディベート/Discussion・Debate 、 グループワーク/Groupwork
事前・事後学修の内容
/Before After Study
授業前に資料、その週の範囲のテクストを丹念に読むこと(2時間)。また授業後、授業中に用いた資料をもう一度精読し、キーワードや重要な概念についてノートにまとめること(2時間)。

繰り返すが、この授業は予習が必須である。テクストは必ず購入しておくこと。
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
永遠平和のために
著者
/Author name
カント(宇都宮芳明訳)
出版社
/Publisher
岩波文庫
ISBN
/ISBN
9784003362594
その他(任意)
/other
『永遠平和のために』には複数の翻訳があるが、この講義では岩波文庫版を用いる
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/サイト名
/Title
カントの政治哲学入門:政治における理念とは何か
著者
/Author name
網谷壮介
出版社/URL
/Publisher
白澤社
ISBN
/ISBN
9784768479698
その他(任意)
/other
参考文献等2
/References2
書籍名/サイト名
/Title
西洋政治思想史
著者
/Author name
宇野重規
出版社/URL
/Publisher
有斐閣
ISBN
/ISBN
978-4-641-22001-0
その他(任意)
/other
参考文献等3
/References3
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
授業内容、カントのテクストの理解を確認する論述形式の試験を行う。
ただし、受講生が30名未満の場合、試験は行わず、授業後のコメントペーパーや課題で評価を行う。
関連科目
/Related Subjects
備考
/Notes
到達目標
/Learning Goal
西洋の政治思想の内的構造とその歴史的展開、各思想家の個性を想像力をもって正確に解釈し、個別の事象について見解を示すことができるようにする。
DPとの関連
/Relation to DP
◎:政治学と法学の専門的知識
◎:グローバルな見識と思考力
○:問題発見・解決実践力
○:社会貢献
○:問題解決への実践力
○:調査力
○:読解力
○:問題・解決策の発見力
○:文章作成力・表現力
○:プレゼンテーション力
○:コミュニケーション力
◎:国際的視野に立った素養
◎:社会人としての自律性

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前・事後学修の内容
/Before After Study
1 イントロダクション 政治思想史におけるテクスト解釈の諸問題について理解する
2 カント哲学入門 カント哲学、特に道徳哲学の主要な考え方を理解する
3 「啓蒙とはなにか」前半 同時代のコンテクストを踏まえて、カントの啓蒙論を自分の言葉で説明できるようになる
4 「啓蒙とはなにか」後半 同時代のコンテクストを踏まえて、カントの啓蒙論の政治的意図を理解する
5 『永遠平和のために』と同時代の政治的文脈 『永遠平和のために』が書かれた同時代の文脈、特にポーランド分割やフランス革命について知識を深める
6 『永遠平和のために』第1章 第1章の予備条項の内容について学生同士で議論する
7 『永遠平和のために』第2章第1確定条項 自然法論(契約論)を背景に、カントの契約論の独自性を自分の言葉で説明できるようになる
8 『永遠平和のために』第2章第2・3確定条項 カントにおける国際法と、その平和構想について具体的なイメージを掴む
9 『永遠平和のために』補説 「自然の保証」という永遠平和論における歴史哲学的論説の意味について学生同士で議論し、理解を深める
10 『永遠平和のために』付録1 同時代の政治概念を理解したうえで、カントがどのような政治観をもっているのか、比較して説明できるようになる
11 『永遠平和のために』付録2 「啓蒙とはなにか」と関連付けて、カントの公共性論を学生同士で議論し、テクスト理解を深める
12 『人倫の形而上学・法論』の国際法 永遠平和論と比較しながら、カントの国際法論が最終的にどのようなものになったのか、自分の言葉で説明できるようになる
13 カントへの同時代からの批判 フィヒテ、ヘーゲルを中心に、カントがどのように批判されたのかを理解する
14 カントへの現代からの批判 カント国際政治論に対するハーバーマス、ロールズの批判を検討し、カントが現代においてもなお意義があるかを学生同士で議論する

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