シラバス参照/View Syllabus

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2026/03/25 現在/As of 2026/03/25

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
管理会計論a/MANAGEMENT ACCOUNTING(A)
ナンバリングコード
/Numbering Code
22-2059
開講所属
/Course Offered by
経済学部経営学科/ECONOMICS MANAGEMENT
ターム・学期
/Term・Semester
2026年度/2026 Academic Year  春学期/SPRING SEMESTER
曜限
/Day, Period
木1/Thu 1
開講区分
/semester offered
春学期/Spring
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
梅澤 俊浩
遠隔授業科目
/Online Course

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
梅澤 俊浩 経営学科/MANAGEMENT
授業の目的・内容
/Course Objectives
管理会計論aでは財務諸表分析と企業価値評価について学習する。管理会計論bでは、日商簿記検定1級のうち管理会計に関する範囲を学習する。具体的には、(1) 直接原価計算 (直接標準原価計算)、(2) CVP分析と利益計画、(3) 業績評価、(4) 予算編成、(5) 予算実績差異分析を取り扱う。そのため、本講義の履修にあたっては、日商簿記検定2級の範囲を学習済みであること、または、上級簿記 (商業) abおよび上級簿記 (工業) abを履修済みであることを前提とする。この点を踏まえ、管理会計論bのシラバスも確認したうえで、管理会計論aの履修を判断すること。

本講義「管理会計論a」は、財務諸表分析と企業価値評価を主題とし、財務諸表情報を用いて企業の経営成果および財政状態を数量的・論理的に把握するための基礎的能力を修得することを目的とする。管理会計は、企業内部の意思決定や業績管理に資する会計情報を提供する会計領域であり、本講義では、その基礎として財務諸表に表れた会計数値の意味と構造を理解することを重視する。

本講義ではまず、企業の目的を株主価値の観点から整理したうえで、収益性分析および効率性分析を中心に財務諸表分析を行う。具体的には、ROEやROAなどの収益性指標、各種回転率による効率性指標を取り上げ、デュポン・システムを用いてそれらの相互関係を体系的に把握する。また、原価を変動費と固定費に区分した管理会計目的の損益計算書を用い、営業レバレッジおよび財務レバレッジが利益に与える影響を検討する。

さらに、キャッシュ・フロー計算書の構造を確認し、キャッシュ・コンバージョン・サイクルなどを通じて、資金循環と経営活動との関係を理解する。そして、これらを踏まえ、割引キャッシュ・フローの考え方を中心として、財務諸表情報と企業価値・株主価値との関係を学習する。

以上の管理会計論aの学習内容を通じて、管理会計論bで扱う意思決定および業績評価の基礎となる視点と分析能力の形成を目指す。
授業の形式・方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
・ 指定テキストに沿って、講義資料とパワーポイントを使って対面授業を行う。
・ 講義資料等はmanaba systemを通じて配布する。各自印刷して授業に持参すること。
使用言語
/Language used
日本語/Japanese
採用している授業方法
/Teaching methods used
プレゼンテーション/Presentation
事前・事後学修の内容
/Before After Study
・ 授業前には、講義資料を一読してくること。
・ 授業後には、確認テストの問題を解き、それを提出期限までに提出すること。
・ 確認テストは返却しないので、必要な場合は各自でコピーを保存しておくこと。
・ 確認テストの解答・解説は後日配布するので、答え合わせは各自で行うこと。
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
財務諸表分析(第4版)
著者
/Author name
乙政正太
出版社
/Publisher
同文舘出版
ISBN
/ISBN
978-4495193041
その他(任意)
/other
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等2
/References2
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等3
/References3
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
確認テスト40点(=各4点×10回)と試験60点の合計100点で評価を行う。

第14回に試験を実施する場合がある。試験を実施した場合、疾病等のやむを得ない事由により受験できなかった学生には、補講期間に追試験を実施する。なお、追試験の受験にあたっては、診断書等の証明書の提出を求める。


関連科目
/Related Subjects
簿記原理ab、上級簿記 (商業) ab、上級簿記 (工業) ab、財務会計論ab、経営財務論ab

管理会計論abは、簿記原理ab、上級簿記 (商業) ab、上級簿記 (工業) abで学習した内容を前提に講義を行う。

経営財務論abと管理会計論abは不可分なので、経営財務論abも履修することが望ましい。
備考
/Notes
講義資料等はmanaba systemを通じて配布する。各自印刷して授業に持参すること。
到達目標
/Learning Goal
管理会計に関する専門知識を習得し、企業の経済的意思決定に役立つキャッシュフロー情報を分析のうえ、活用できるようにする。
DPとの関連
/Relation to DP
○:幅広い教養
◎:会計分野での専門的知識

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前・事後学修の内容
/Before After Study
1 ガイダンス この講義の目的と進め方、評価方法について説明する。
2 企業の目的と財務諸表 株主価値 (株式価値) を推計するための割引キャッシュフローモデルについて説明する。そのうえで、企業の目的を「株主価値の最大化」とする理由を説明する。また、財務諸表の構造を説明する。 事前学修として、講義資料に目を通しておくこと(1時間)。事後学修として、復習をし、確認テストが出題されている場合には、確認テストの解答を締切日時までに提出すること(3時間)。
3 収益性の分析① 収益性の指標 (ROE、ROA)、さらに、ROE、ROAと財務レバレッジの関係について説明する。 事前学修として、講義資料に目を通しておくこと(1時間)。事後学修として、復習をし、確認テストが出題されている場合には、確認テストの解答を締切日時までに提出すること(3時間)。
4 収益性の分析② 原価は変動費と固定費に分解できる。変動費と固定費、そして、管理会計目的の損益計算書 (直接原価計算方式の損益計算書) について説明する。 事前学修として、講義資料に目を通しておくこと(1時間)。事後学修として、復習をし、確認テストが出題されている場合には、確認テストの解答を締切日時までに提出すること(3時間)。
5 収益性の分析③ 営業レバレッジ、財務レバレッジとトータルレバレッジが損益計算書の利益額に及ぼす影響を説明する。 事前学修として、講義資料に目を通しておくこと(1時間)。事後学修として、復習をし、確認テストが出題されている場合には、確認テストの解答を締切日時までに提出すること(3時間)。
6 効率性の分析① デュポンシステム、そして、効率性の指標 (総資産回転率、売上債権回転率、棚卸資産回転率、仕入債務回転率) について説明する。 事前学修として、講義資料に目を通しておくこと(1時間)。事後学修として、復習をし、確認テストが出題されている場合には、確認テストの解答を締切日時までに提出すること(3時間)。
7 効率性の分析② 資金繰り管理とキャッシュコン・バージョン・サイクル (CCC) について説明する。 事前学修として、講義資料に目を通しておくこと(1時間)。事後学修として、復習をし、確認テストが出題されている場合には、確認テストの解答を締切日時までに提出すること(3時間)。
8 資金繰り管理と在庫管理 財務諸表の作成における、補助簿 (現金出納帳、売掛金元帳、買掛金元帳、商品有高帳) の役割を確認することを通じて、資金繰り管理の在庫管理の重要性を説明する。 事前学修として、講義資料に目を通しておくこと(1時間)。事後学修として、復習をし、確認テストが出題されている場合には、確認テストの解答を締切日時までに提出すること(3時間)。
9 キャッシュ・フロー計算書① 企業の活動 (営業活動、投資活動、財務活動) について確認したうえで、損益計算書とキャッシュ・フロー計算書について説明する。 事前学修として、講義資料に目を通しておくこと(1時間)。事後学修として、復習をし、確認テストが出題されている場合には、確認テストの解答を締切日時までに提出すること(3時間)。
10 キャッシュ・フロー計算書② 日商簿記3級の範囲の知識を使って、キャッシュ・フロー計算書を作成する。 事前学修として、講義資料に目を通しておくこと(1時間)。事後学修として、復習をし、確認テストが出題されている場合には、確認テストの解答を締切日時までに提出すること(3時間)。
11 安全性の分析 安全性の指標 (自己資本比率、流動比率、当座比率、固定比率、インスタント・カバレッジ・レシオ) について説明する。 事前学修として、講義資料に目を通しておくこと(1時間)。事後学修として、復習をし、確認テストが出題されている場合には、確認テストの解答を締切日時までに提出すること(3時間)。
12 企業価値① 企業価値と株主価値のそれぞれを推計するための割引キャッシュフローモデルについて説明する。 事前学修として、講義資料に目を通しておくこと(1時間)。事後学修として、復習をし、確認テストが出題されている場合には、確認テストの解答を締切日時までに提出すること(3時間)。
13 企業価値② クリーンサープラス関係、残余利益モデルと株価純資産倍率 (PBR) について説明する。 事前学修として、講義資料に目を通しておくこと(1時間)。事後学修として、復習をし、確認テストが出題されている場合には、確認テストの解答を締切日時までに提出すること(3時間)。
14 まとめ まとめ

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