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| 科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2026/03/25 現在/As of 2026/03/25 |
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開講科目名 /Course |
英語圏の文学と文化/LITERATURES IN ENGLISH / CULTURES IN THE ENGLISH-SPEAKING WORLD |
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ナンバリングコード /Numbering Code |
15-2052 |
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開講所属 /Course Offered by |
外国語学部交流文化学科/FOREIGN LANGUAGES TOURISM AND TRANSNATIONAL STUDIES |
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ターム・学期 /Term・Semester |
2026年度/2026 Academic Year 秋学期/FALL SEMESTER |
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曜限 /Day, Period |
月4/Mon 4 |
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開講区分 /semester offered |
秋学期/Fall |
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単位数 /Credits |
2.0 |
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学年 /Year |
2,3,4 |
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主担当教員 /Main Instructor |
関根 路代 |
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遠隔授業科目 /Online Course |
- |
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教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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| 関根 路代 | 英語学科/ENGLISH |
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授業の目的・内容 /Course Objectives |
本授業では、文学を通じて文化理解を深めるとともに、その学びを教育現場や日常のコミュニケーションに活かす力を養います。文学は人の経験や価値観、人間関係を映し出すものです。文学作品を生きたテキストとして読み解くことで、他者への理解を深める力が育まれます。授業ではディスカッションを行い、自分の考えを言葉にし、他者と共有する経験を重ねます。こうした対話的な学びを通して、将来、教育現場で多様な生徒と向き合うために必要な感受性・批判的思考力・想像力を養います。 第1回から第5回までは、英語圏文学の大作家ウィリアム・シェイクスピアの『ロミオとジュリエット』を取り上げます。シェイクスピアは現代英語に大きな影響を与えた作家であり、およそ1700語の新語を生み出したとも言われています。本作では、恋愛や家族、若者の情熱、社会的対立といったテーマが、身体表現やリズムを通して生き生きと描かれています。授業では原作に加えて、映画などのアダプテーション(翻案)も取り上げ、同じ物語が異なる時代や文化の中でどのように読み替えられてきたかを考えます。文学作品が人々に受容され、文化として定着した一例として、『ロミオとジュリエット』を鑑賞・分析してみましょう。 授業の中盤から後半にかけては、ネイティヴ・アメリカン、移民、フェミニズム、環境、障害といった現代的なテーマを扱った文学作品を読みます。これらの作品は、個人の経験や共同体の声を通して、社会の構造的な問題や歴史的背景を浮かび上がらせます。そこに示される多様な価値観や視点に触れることで、グローバル化が進む一方で、コミュニケーションの多様性と困難さが増している現代社会における、言語表現の役割を見つめ直してみましょう。 |
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授業の形式・方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
・この授業は英語教員を目指す学生に必修の科目ですが、文学や文化に関心のあるすべての学生を歓迎します。 ・原作テキストに加えて映像や音声などのメディア資料も活用します。 ・訳も参考にしつつ、原文の読解にも積極的に取り組みます。 ・毎回のディスカッションを通して批判的思考力を身につけます。 ・意見を文章化し発表することで、受講生自身の想いや視点を言語化する練習を行います。 ・毎回の事前学修・事後学修や授業リフレクションをまとめ、ポートフォリオを作成し、学びを形にします。 ・学んだ内容をもとに教育現場での実践を想定した実践案を作成し、発表します。 ・課題に対するフィードバックは授業中に適宜行います。 |
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使用言語 /Language used |
日本語+外国語/Japanese+foreign_language | ||||||||||
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採用している授業方法 /Teaching methods used |
プレゼンテーション/Presentation 、 ディスカッション・ディベート/Discussion・Debate 、 グループワーク/Groupwork 、 実習/Practical_training | ||||||||||
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事前・事後学修の内容 /Before After Study |
毎回、授業前にマテリアルに目を通し、各回の事前学修を行いましょう。授業後は考えたことを記録し、ポートフォリオを作成しましょう。 | ||||||||||
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テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
・授業におけるディスカッションへの貢献(20%) ・ポートフォリオの作成・提出(30%) ・実践案の作成・発表(30%) ・簡易模擬授業の実践(20%) |
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関連科目 /Related Subjects |
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備考 /Notes |
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到達目標 /Learning Goal |
英語圏の文学・文化の多様性について歴史的な視座から理解を深め、名作の英語表現に親しみ、批評や見解を提示できるようになる。 | ||||||||||
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DPとの関連 /Relation to DP |
【19カリ】---------- ○:他者理解 ◎:トランスナショナル文化に関する専門知識 ○:グローバル社会に関する専門知識 【24カリ】---------- ○:他者理解 ◎:トランスナショナル文化に関する専門知識 ○:グローバル社会に関する専門知識 ○:調査研究と協働学習 |
| 回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前・事後学修の内容 /Before After Study |
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| 1 | イントロダクション:なぜ今、文学・文化なのか? | 授業の目的・評価方法・予定を確認。文学・文化と英語教育の関係を考える。 | 事前学修:シラバスを読み、関心のあるテーマは何か考え、それについて調べる。 事後学修:授業内容をまとめる。関心を持ったことについてさらに調べる。 |
| 2 | シェイクスピアとは? 『ロミオとジュリエット』(1) |
作家紹介。作品概要・背景について解説。『ロミオとジュリエット』の冒頭を精読。 | 事前学修:『ロミオとジュリエット』の冒頭を読む。 事後学修:登場人物の関係図を作成し、内容を整理する。 |
| 3 | 『ロミオとジュリエット』(2) | 若者文化、恋愛観、家族観について現代と比較。有名なシーンを抜粋し紹介。 | 事前学修:様々な地域の、現代や過去の若者文化、恋愛観、家族観について調べる。 事後学修:気になったセリフを抜きだし、生徒に説明できるようにまとめる。 |
| 4 | 『ロミオとジュリエット』(3) | アダプテーションadaptation(翻案)について。『ウエスト・サイド・ストーリー』などの映像作品から原作を現代風にアレンジした工夫を読み取る。 | 事前学修:『ロミオとジュリエット』のアダプテーションを調べる。 事後学修:アダプテーションと原作を比較し気づいたことをまとめる。 |
| 5 | 『ロミオとジュリエット』(4) 朗読・上演 | 『ロミオとジュリエット』を声に出し演じてみる。本作の授業活用法を考える。 | 事前学修:割り当てられたセリフを練習してくる。 事後学修:演じた感想、難しかった点と気づきをまとめる。 |
| 6 | ネイティヴ・アメリカンの口承文学と文化 | ネイティヴ・アメリカンの詩・物語を通して、迫害と戦いの歴史を知る。 | 事前学修:ネイティヴ・アメリカンの歴史について調べる。 事後学修:現代のネイティヴ・アメリカン作家について調べる。 |
| 7 | 移民の文学と文化 | メキシコ系アメリカ人作家サンドラ・シスネロス著の『マンゴー通り、ときどきさよなら』を読み、移民の生活について知る。 | 事前学修:配布資料に基づき、訳本『マンゴー通り、ときどきさよなら』に目を通す。 事後学修:移民・難民に関する身近な例を調べる。 |
| 8 | 民衆の「声」を届ける詩:ホイットマンとピンスキー | 移民国家アメリカにおける、詩の社会的意義について。ロバート・ピンスキーを例に桂冠詩人の役割について。 | 事前学修:英語圏や非英語圏の詩歌、俳句や短歌を朗読してみる。 事後学修:詩人やシンガーが社会に対しどのように作品やメッセージを発信してきたか調べる。 |
| 9 | オードリー・ロードとフェミニズム詩 | ブラック・フェミニズムの詩を読み、人種やジェンダーなどが重なり合う社会の仕組みを考える。 | 事前学修:ブラック・フェミニズムについて調べる。 事後学修:フェミニズム詩の教育的活用法について考え、意見をまとめる。 |
| 10 | 環境文学と文化 | 環境保護やSDGsと文学・文化の接点について。ゲーリー・スナイダーの詩から自然との共生を学ぶ。 | 事前学修:スナイダーの詩を読んで自然描写を確認する。 事後学修:自らの自然観に関する短い詩を作ってみる。 |
| 11 | 障害と小説 | マーク・ハッドン著『夜中に犬に起こった奇妙な事件』を読み、障害への理解を深める。 | 事前学修:配布資料に基づき、訳本『夜中に犬に起こった奇妙な事件』に目を通す。 事後学修:障害に関する身近な例を調べる。 |
| 12 | 文学・文化の教材化 | これまで読んだ作品から1つ選び、簡易実践案を作成する。スライドやワークシートなど、実践案の発表に必要な準備をする。 | 事前学修:実践案に使用したい作品の要点を整理する。 事後学修:簡易模擬授業のリハーサルをする。 |
| 13 | 模擬授業の実施と振り返り | 簡易模擬授業とフィードバック(グループ・ワーク)。 | 事前学修:実践案や資料の作成。リハーサルをする。 事後学修:模擬授業をやってみての振り返りをまとめる。ポートフォリオをまとめる。 |
| 14 | 発表と授業全体のまとめ | 実践案の要点をクラス全体に向けて発表する(クラス・ワーク)。本授業全体の振り返りとフィードバックを行う。 | 事前学修:発表資料を仕上げてくる。 事後学修:今学期授業で学んだことや今後の課題を整理する。提出できるようにポートフォリオを仕上げる。 |