シラバス参照/View Syllabus

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2026/03/25 現在/As of 2026/03/25

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
英語専門講読Ⅰ/ADVANCED THEMATIC READING I
ナンバリングコード
/Numbering Code
15-2081
開講所属
/Course Offered by
外国語学部交流文化学科/FOREIGN LANGUAGES TOURISM AND TRANSNATIONAL STUDIES
ターム・学期
/Term・Semester
2026年度/2026 Academic Year  春学期/SPRING SEMESTER
曜限
/Day, Period
月4/Mon 4
開講区分
/semester offered
春学期/Spring
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
関根 路代
遠隔授業科目
/Online Course

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
関根 路代 英語学科/ENGLISH
授業の目的・内容
/Course Objectives
 この授業では、アメリカ南部を舞台とした英語詩の精読を通じて、読解力を養うとともに「家事労働・人種・ジェンダー 」がどのように表現されているかを考察する。
 テキストは、アメリカ南部を舞台に、祖母、叔母、母親、そして詩人自身の人生を「断片的な記憶」として描いた、ナターシャ・トレサウェイ(Natasha Trethewey, 1966-)の第1詩集『Domestic Work』 を用いる。
 彼女の詩は、人種やアイデンティティという主題を日々の生活の細部(家事や作業)を通して、現在進行形の経験として語る点にある。歴史の表舞台には残りにくい「名もなき女性たちの労働や声」を書き留める、「記録(record)」である。
 詩の形式や語りの技法に注目し、英語詩を深く読み解く力を身につける。公的な歴史に「記録されない経験」を後世に伝える、トレサウェイの表現を学びながら、批判的思考力を高める。
授業の形式・方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
・各回、指定された部分の読解と分析とディスカッション、授業まとめ作成を中心に進める。
・manabaを使用し資料を配布する。
・個人的に連絡を取る必要がある場合は、大学のメールアドレスに送る。
・課題に対するフィードバックは授業中に適宜行う。
使用言語
/Language used
日本語+外国語/Japanese+foreign_language
採用している授業方法
/Teaching methods used
ディスカッション・ディベート/Discussion・Debate 、 グループワーク/Groupwork
事前・事後学修の内容
/Before After Study
事前学修:各回で扱う詩を予習し、授業で議論するための質問を準備する(1時間~2時間)。
事後学修:授業で扱った内容を踏まえ、リフレクションを記述する(1時間~2時間)。
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
初回授業でテキストについて説明・確認する。
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等2
/References2
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等3
/References3
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
・レポート(最終回の発表含む):40% 授業で取り上げた分析テーマに基づいて詩作品を深く掘り下げたレポートを作成する。字数は日本語1800~2000字、または英語900~1000 words程度。理論的な分析がされているか、それが文章化されているかを判断基準にAA, A, B, Cの4段階で評価する。
・ディスカッション:30% ペアまたは小グループでおこなう、他の学生との意見交換への参加。
・授業まとめ作成:30% 授業で出た意見や議論を参考に、テーマや背景について情報を整理し、自分の考えをまとめる。
※出席は全体の1/3以上を欠席するとその時点で単位認定不能となります。
関連科目
/Related Subjects
Reading for Disciplinary StudiesⅡ /READING FOR DISCIPLINARY STUDIESⅡ
備考
/Notes
到達目標
/Learning Goal
分野の専門性をもった英文マテリアル(資料)を講読、読解できるようにする。
DPとの関連
/Relation to DP
【19カリ】----------
◎:英語の運用能力
○:他者理解
○:調査研究と協働学習

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前・事後学修の内容
/Before After Study
1 イントロダクション 授業の内容、評価方法を確認する。「歴史の語られ方」や「家事」ついてディスカッション。
2 子どもの視点と人種化の始まり "White Lies"を読み、子どもが「人種」を学ぶ瞬間について考える。嘘はなぜ「white」なのか、清潔・純粋・正しさの暴力についてディスカッション。
3 見ること/測ることの暴力 "Microscope"を読み、科学の役割について考える。科学的人種分類や見ること・測ることの支配的構図についてディスカッション。
4 写真と「解放されたはずの場所」 "History Lesson"を読み、身体と記憶に刻まれた歴史について考える。祖母と孫の経験の差についてディスカッション。
5 移動と空間の分断 "Saturday Drive"を読み、Jim Crow 的空間感覚について考える。南部空間の二重構造についてディスカッション。
6 映画と「白い母」 "Saturday Matinee"を読み、「白い母」が理想になる理由について考える。ハリウッド映画がつくる「白さ」と映画を見る少女の眼差しについてディスカッション。
7 家事労働①――数えること "Accounting"を読み、銀行にお金を預けない理由について考える。労働としての家事を経済の側面からディスカッション。
8 家事労働②――集める "Collection Day"を読み、「支払日」が刻む時間ついて考える。貧困と土地の関係についてディスカッション。
9 家事労働③――修繕・節約 "Housekeeping"を読み、「待つ」女性の時間について考える。家事の創造性についてディスカッション。
10 家事労働④――記憶すること "Gathering"を読み、触覚・視覚表現について考える。歴史的に「奪われてきた側」の生活の知恵についてディスカッション。
11 与えること/奪われること "Give and Take"を読み、認知症、老い、介護について考える。国家・労働・搾取についてディスカッション。
12 境界としての自然 "Carpenter Bee"を読み、自然詩と比喩表現について考える。秩序と暴力の関係についてディスカッション。
13 敷居に立ち続ける "Limen"を読み、詩は何を「開かずに」残すのかについて考える。ディープ・サウスとはどんな場所かディスカッション。
14 まとめ 今学期の内容を概観する。レポートの題材を考える。

科目一覧へ戻る/Return to the Course List