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| 科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2026/03/25 現在/As of 2026/03/25 |
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開講科目名 /Course |
ドイツ語圏の言語・文学・思想F(ドイツ語の意味論:語の意味と文の形)/GERMAN LANGUAGE, LITERATURE AND THOUGHT F |
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ナンバリングコード /Numbering Code |
11-1013 |
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開講所属 /Course Offered by |
外国語学部ドイツ語学科/FOREIGN LANGUAGES GERMAN |
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ターム・学期 /Term・Semester |
2026年度/2026 Academic Year 秋学期/FALL SEMESTER |
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曜限 /Day, Period |
木4/Thu 4 |
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開講区分 /semester offered |
秋学期/Fall |
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単位数 /Credits |
2.0 |
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学年 /Year |
1,2,3,4 |
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主担当教員 /Main Instructor |
小林 大志 |
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遠隔授業科目 /Online Course |
- |
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教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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| 小林 大志 | ドイツ語学科/GERMAN |
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授業の目的・内容 /Course Objectives |
ドイツ語という言語の特徴を意味論(Semantik; semantics)の観点から理解するために,動詞の意味を要素的意味を表す関数の組み合わせへと分解する語彙分解文法 (lexikalische Dekompositionsgrammatik; lexical decomposition grammar) の考え方を学習する授業です。主に英語と日本語の例が取り上げられた教科書を読み進めながら,①そこで論じられている考え方がドイツ語にはどのように当てはまる(あるいは,当てはまらない)のか,②ドイツ語の特徴をとらえるために考え方を修正する必要があるとしたら,どこをどのように修正する必要があるのか,③その修正はドイツ語や英語や日本語の特徴をとらえる上で,どんな意味を持ってくるのか,といった問題について,講義を聞きつつ,他の参加者と話し合いながら考えていきます。この授業では,意味と形がペアとなった記号の一種である人間の言語がどのようなしくみで意味に形を対応づけているのか,特にドイツ語という個別的・具体的な言語ではどのようになっており,英語や日本語との間にどんな共通点・類似点があるのかについて学ぶことができます。 | ||||||||||
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授業の形式・方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
講義形式の授業です。ただし,一方的に教員の講義を聞くだけではなく,他の参加者と意見を交換する機会があります。授業は原則として対面授業で行います。試験に対するフィードバックはmanabaを通じて行います。 | ||||||||||
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使用言語 /Language used |
日本語/Japanese | ||||||||||
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採用している授業方法 /Teaching methods used |
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事前・事後学修の内容 /Before After Study |
・事前学習((1)+(2)で2時間): (1) テキストの指定範囲を事前に熟読するとともに,配布するドイツ語のデータセットに目を通し,テキストの議論がドイツ語のデータセットにどのように当てはまるのかをよく考えておく (2) ドイツ語のデータセットに関して語学的な不明点(例文の解釈がわからない,使われている単語の意味がわからない,など)がある場合は,『ABCドイツ語』などのドイツ語の教科書および辞典を確認し,教室で質問できるように疑問を整理しておく(不明点を解消する必要はない) ・事後学習((1)+(2)で2時間): (1) ノートを整理する (2) 授業で扱われたドイツ語の言語現象について,これまでのドイツ語学習の中で類似例がなかったか探し,見つけたものをノートに書きまとめる |
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テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
平常点(30%)と定期試験(70%)を合算して100点満点で評価します。合格点は60点です。平常点は教室で他の参加者と積極的に意見交換する姿勢や授業内容についての質問や発言の積極性を評価するものです。定期試験では,(1)ドイツ語という言語の性質について理解を深めていること,(2)授業で紹介した方法を使ってドイツ語の言語データを分析し,ドイツ語の言語現象のしくみを説明することができるようになっていることを評価します。定期試験を受験できなかった場合,事情に応じて追試験等の対応を個別に検討します。 | ||||||||||
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関連科目 /Related Subjects |
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備考 /Notes |
教科書は日本語で書かれていますが,ドイツ語のデータセットを扱う関係上,一定のドイツ語知識が前提となります。データセットは自然なドイツ語の表現ばかりでなく,中にはどこかおかしな表現もあります。この授業で求められるドイツ語の知識は表現の意味を読み解いたり訳したりするための知識ではなく,不自然でどこかおかしな表現を目にした時にも,どこがどう変なのか冷静に考え,疑問を整理するための知識です。 | ||||||||||
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到達目標 /Learning Goal |
ドイツ語圏の言語・文学・思想に関する概論的な知識、分野特有の思考・研究方法の基礎を修得し、分析を行い見解を提示できるようにする。 | ||||||||||
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DPとの関連 /Relation to DP |
【24カリ】---------- ◎:言語スキルと異文化理解 ◎:ドイツ語運用能力 ◎:リベラルアーツコースに関する専門知識 ○:プロジェクトコースに関する専門知識 ○:専門演習 |
| 回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前・事後学修の内容 /Before After Study |
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| 1 | 導入・ガイダンス | 授業の進め方を説明します。語彙分解文法の考え方を導入し,言語学の諸分野における位置づけを行います。 | |
| 2 | 使役動詞と起動動詞の交替①:使役動詞のアナトミー | brechenのように自動詞としても他動詞としても使われる動詞を例に,「使役」の意味を表すCAUSE関数を使った意味分析を考えます。 | |
| 3 | 使役動詞と起動動詞の交替②:再帰動詞をめぐる問題 | ドイツ語の使役起動交替の特徴として,öffnenとsich öffnenのように他動詞と再帰動詞が対応する例について考えます。 | |
| 4 | 移動と経路の表現①:経路表現による意味合成 | 移動の意味を持たない動詞であっても前置詞句による経路表現を組み合わせることで移動の意味を表すようになる事実について考えます。 | |
| 5 | 移動と経路の表現②:「所在」という意味関係 | 「所在」を表すLOC関数の位置づけについて考えます。 | |
| 6 | 壁塗り構文①:全体性仮説による説明 | Farbe auf die Wand malenとdie Wand mit Farbe bemalenの関係について,「全体性」をキーワードに考えます。 | |
| 7 | 壁塗り構文②:be-は何をしているのか? | 第6回の授業で検討した全体性仮説について,接頭辞be-の意味という観点から批判的に検討します。 | |
| 8 | 状況名詞化 | reisenに対するReiseのような状況を表す動詞由来派生名詞について考えることで,状況項の概念について理解します。 | |
| 9 | 二重目的語構文①:所有変化と位置変化 | 学校英文法で「第4文型から第3文型の書き換え」として知られる与格交替のドイツ語における対応物と考えられるjemandem das Buch schickenとdas Buch an jemanden | |
| 10 | 二重目的語構文②:自由な3格 | 3格目的語をとる動詞が使われた文ではないのに3格の名詞句が用いられる「自由な3格」という現象について考えます。 | |
| 11 | 2つの起動構文と自由な3格 | 第2回,第3回でとりあげた2種類の起動構文における「自由な3格」の解釈の違いについて考えます。 | |
| 12 | 物理作用動詞の構文 | schlagen,tretenといった物理作用を表す動詞について考ながら,DO関数について学びます。 | |
| 13 | なぜhelfenは3格の目的語をとるのか | ドイツ語を学ぶ過程で誰しも一度は抱いたことのある「なぜhelfenは3格の目的語をとるのか」という疑問を深掘りします。 | |
| 14 | まとめと期末テスト | これまでの授業の内容を整理し,期末テストを実施します。 |