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| 科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2025/09/09 現在/As of 2025/09/09 | 
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                  開講科目名 /Course  | 
                学校経営と学校図書館/THE MANAGEMENT OF THE SCHOOL AND THE SCHOOL LIBRARY | 
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                  ナンバリングコード /Numbering Code  | 
                    92-2201 | 
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                  開講所属 /Course Offered by  | 
                大学免許/ | 
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                  ターム・学期 /Term・Semester  | 
                2025年度/2025 Academic Year 春学期/SPRING SEMESTER | 
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                  曜限 /Day, Period  | 
                金1/Fri 1 | 
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                  開講区分 /semester offered  | 
                春学期/Spring | 
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                  単位数 /Credits  | 
                2.0 | 
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                  学年 /Year  | 
                2,3,4 | 
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                  主担当教員 /Main Instructor  | 
                井上 靖代 | 
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                  遠隔授業科目 /Online Course  | 
                - | 
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                    教員名 /Instructor  | 
                  
                    教員所属名 /Affiliation  | 
            
|---|---|
| 井上 靖代 | 経営学科/MANAGEMENT | 
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授業の目的・内容                         /Course Objectives  | 
                      
(目的・ねらい) 学校図書館司書教諭は学校図書館長として、資料管理・情報管理や人事管理など経営 管理者としての役割と仕事が求められる。学校図書館を活用し、「総合的な学習」や探求型学習など創造的な授業を構築する教員集団の支援活動も求められている。 この科目では、これらの役割について、内容を把握し、その使命を認識し教育現場で実施できるようになることを学習目的とする。 (概要) 講義を中心として、小学校から高校までのレベルの学校図書館の設置目的・意義、機能について把握する。調べ学習や課題解決型学習、アクティブラーニングの基礎となる情報源としての学校図書館の役割と学校教育との相互補完性等について学習する。  | 
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授業の形式・方法と履修上の注意                         /Teaching method and Attention the course  | 
                      
・授業は対面授業としますが、状況によってはZoomを使ったオンライン授業になる可能性があります。 ・授業終了後に提示したPPTや配布資料などをManabaにアップしまので常に情報がとどくよう設定を変更しておいてください。 ・学校図書館司書教諭課程科目の概論にあたるので、講義中心となります。  | 
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事前・事後学修の内容                         /Before After Study  | 
                      
・学校図書館法、学校教育法を熟読しておくこと。特に文部科学省サイト内にある学校図書館関連ページにある資料情報を常にチェックし、理解しておく。 ・学校図書館Webなどをあらかじめ調べておいて、その活動内容や所蔵資料などを確認しておくこと。 ・どの学校ででも、司書教諭は学校図書館運営計画書とその実施報告を作成し、学校の教員会議で検討され、学校管理職や教育委員会に提出することになっており、この科目では最終的にその活動計画書を作成することになる。県によってフォーマットが決められている場合もあるので、教育実習の際に確認しておくとよい。  | 
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テキスト1                         /Textbooks1  | 
                      
                      
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テキスト2                         /Textbooks2  | 
                      
                      
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テキスト3                         /Textbooks3  | 
                      
                      
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参考文献等1                         /References1  | 
                      
                      
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参考文献等2                         /References2  | 
                      
                      
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参考文献等3                         /References3  | 
                      
                      
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評価方法                         /Evaluation  | 
                      
レポート50%、授業内試験50%  欠席1/3(5回 実習期間含む)以上で受講放棄とみなします。対面授業です。毎回コメントカードに質問等を書いて、授業内容の理解や授業参加を確認します。 ・教育実習・介護等体験は欠席届を提出すること。実習参加者は実習期間以外休まないようにしてください。これら以外の欠席(就活やゼミ活動、部活など)は自己管理範囲内とします。忌引きや病欠は個々に相談します。 ・課題/レポートはすべて提出していることで評価対象とします。  | 
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関連科目                         /Related Subjects  | 
                      教職課程基礎科目群 | ||||||||||
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備考                         /Notes  | 
                      ・社会状況の変化などにより授業計画や授業方法が変更になる可能性があります。あらかじめご了承ください。最初の授業で、詳細な授業計画を配布するほか、授業で提示した資料などは Manabaにアップしますので、常に連絡が受け取れるように設定を変更しておいてください。また、メーリングリストをたちあげています。私学教員募集情報などを提供します。メールでML加入希望の連絡をしてください。 | ||||||||||
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到達目標                   /Learning Goal  | 
                学校経営と学校図書館に関する各種の知識・技能を習得し、学校図書館の経営的問題点について分析のうえ、見解を提示できるようにする。 | ||||||||||
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                  DPとの関連 /Relation to DP  | 
              
| 回 /Time  | 
          授業計画(主題の設定) /Class schedule  | 
          授業の内容 /Contents of class  | 
          事前・事後学修の内容 /Before After Study  | 
              
|---|---|---|---|
| 1 | 学校図書館の理念と教育的意義 | 学校教育のめざすところと学校図書館との関係を理解し説明。法的根拠など。 | 学校図書館法・規則、文部科学省「学校図書館」をWeb上で検索して熟読しておくこと。 | 
| 2 | 学校図書館の発展と課題/教育行政と学校図書館 | 学習指導要領や新しい教育指導方法と学校図書館との関連を理解する。 | 小学校から高校までの学習指導要領 総則」を読んでおくこと。可能ならすべての科目について読み、学校図書館との関係する箇所を抜き出しておく。  | 
              
| 3 | 学校図書館の経営①施設管理 | 教育基本法による義務教育での教育の均等は学校図書館等の学習環境を国が義務と責任をもって整備することになっていることを学習する。 | 文部科学省「図書標準」学校図書館協議会「メディア基準」を読み、自分の出身校の総生徒数・クラス数をもとに基準をクリアしていたかどうか算出しておくこと。 | 
| 4 | 学校図書館の経営②資料管理 | 学校図書館で備えておくべき基本資料の内容と、児童生徒と教師のニーズにあう資料の選択方法を知り、それらの資料を整理して提供できるようにするノウハウを把握する。 | 学校(学校図書館)サイトを検索し、各資料構築方針を確認しておくこと。 | 
| 5 | 学校図書館の経営③人事管理;司書教諭・学校司書の役割と校内の協力体制、研修 | 「司書教諭」以外に学校司書や学校図書館支援員など学校図書館にかかわる人々について知り、その学校内協力体制や学校外協力体制を整備するためにどうすればよいか考える。 | 各学校の校務分掌での学校図書館と司書教諭・学校司書の位置づけを把握しておく。 | 
| 6 | 学校図書館の経営④財政管理、評価等 | 「図書原簿」で記された資料入手にかかわる資料費を含めての学校図書館にかかわる必要経費獲得は司書教諭の業務であり、どのような費用が必要で、どのように獲得するかを知る。 | 学校図書館基礎調査を検索し、財政面の現状を把握する。 | 
| 7 | 学校図書館活動と教育活動 図書委員会の指導など | 図書委員会活動(特別活動)の指導について、その指導目的や意義などについて学ぶ。 | 小学校から高校までの学校Webを検索して、どのような図書委員会活動をしているかを調べておく。 | 
| 8 | 調べ学習や「総合的な学習」と学校図書館 | 自立学習としての調べ学習や総合的な学習、卒論作成指導などで学校図書館がどのような役割を果たし、支援すべきかを把握する。 | 「学習指導と学校図書館」と連動するので、予習・復習しておく。 | 
| 9 | 読書支援と学校図書館 | 国語科とは異なる、読解力養成のためのリテラシー支援としての学校図書館の役割と実際を把握する。 | 「読書と豊かな人間性」「情報メディアの活用」と連動するので、予習・復習しておく。 | 
| 10 | 学校図書館運営計画の企画・実施・評価 | 学校図書館運営計画を企画する。 | 『学校図書館活用あらかわモデルプラン : 資料ダイジェスト版』(荒川区 編 国土社 2013) 参考;『司書教諭ガイドブック : 子どもたちが活用する学校図書館づくりを目指して』(横浜市教育委員会 | 
| 11 | 学校図書館運営計画のプレゼン (各受講者の発表) | 受講者が策定した学校図書館運営計画を評価する。 策定した学校図書館運営計画のプレゼン 策定した学校図書館運営計画の発表と、他者からの評価 受講者が策定した学校図書館運営計画を評価する。  | 
                『学校図書館活用あらかわモデルプラン : 資料ダイジェスト版』(荒川区 編 国土社 2013) 参考;『司書教諭ガイドブック : 子どもたちが活用する学校図書館づくりを目指して』(横浜市教育委員会 | 
| 12 | 学校図書館運営計画のプレゼン (各受講者の発表) | 受講者が策定した学校図書館運営計画を評価する。 策定した学校図書館運営計画のプレゼン 策定した学校図書館運営計画の発表と、他者からの評価  | 
                『学校図書館活用あらかわモデルプラン : 資料ダイジェスト版』(荒川区 編 国土社 2013) 参考;『司書教諭ガイドブック : 子どもたちが活用する学校図書館づくりを目指して』(横浜市教育委員会 | 
| 13 | まとめ | まとめ 学校図書館運営計画の見直し  | 
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| 14 | 課題提出 | 最終課題の提出 |