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| 科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2025/09/09 現在/As of 2025/09/09 | 
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                  開講科目名 /Course  | 
                世界の宗教と文化-一神教と多神教-/RELIGION AND CULTURE IN THE WORLD: MONOTHEISM AND POLYTHEISM | 
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                  ナンバリングコード /Numbering Code  | 
                    41-1103 | 
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                  開講所属 /Course Offered by  | 
                国際教養学部言語文化学科/INTERNATIONAL LIBERAL ARTS INTERDISCIPLINARY STUDIES | 
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                  ターム・学期 /Term・Semester  | 
                2025年度/2025 Academic Year 秋学期/FALL SEMESTER | 
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                  曜限 /Day, Period  | 
                火3/Tue 3 | 
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                  開講区分 /semester offered  | 
                秋学期/Fall | 
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                  単位数 /Credits  | 
                2.0 | 
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                  学年 /Year  | 
                1,2,3,4 | 
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                  主担当教員 /Main Instructor  | 
                堀川 宏 | 
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                  遠隔授業科目 /Online Course  | 
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                    教員名 /Instructor  | 
                  
                    教員所属名 /Affiliation  | 
            
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| 堀川 宏 | 言語文化学科/INTERDISCIPLINARY STUDIES | 
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授業の目的・内容                         /Course Objectives  | 
                      西洋古典学という学問分野とそれが対象とする古典作品について、基本的な事柄をひと通り学ぶ授業です。「古典とは何か?」という問題を確認したあと、英雄叙事詩や抒情詩、ギリシャ悲劇の諸作品、それらを受け継いだローマ時代の文学作品までを学びます。それぞれのジャンルの特徴や西洋古典的な価値観などを確認しながら、古代ギリシャ・ローマの文学的営為についても考えてみる予定です。 | ||||||||||
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授業の形式・方法と履修上の注意                         /Teaching method and Attention the course  | 
                      
 授業は教室で、対面での講義形式で実施します。毎回の授業後に簡単なミニ・レポートを書いてもらい、それによって自身の考えを言語化しながら、古代ギリシャ・ローマの文学について語る「自分なりの言葉」を獲得することを目指します。詳細は第1回の授業で説明しますから、必ず受講するようにお願いします。 前提とする知識は一切必要としません。西洋古典の文学を学ぶことで、現代の様々な芸術作品が前提としているアイデアやモチーフなどに気づけるようになるはずです。「知識は人生を楽しくする」ということを実感していただければと思っています。なお、課題へのフィードバックは授業内で折りに触れて行う予定です。  | 
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事前・事後学修の内容                         /Before After Study  | 
                      毎回の授業を自分なりに整理しながら受講していってください(授業の復習、毎回60分程度)。その他、授業時に紹介した文学作品やそれに関係する参考文献を積極的に読んでゆくように心がけてください(発展的な自主学習、毎回120–180分程度)。 | ||||||||||
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テキスト1                         /Textbooks1  | 
                      
                      
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テキスト2                         /Textbooks2  | 
                      
                      
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テキスト3                         /Textbooks3  | 
                      
                      
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参考文献等1                         /References1  | 
                      
                      
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参考文献等2                         /References2  | 
                      
                      
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参考文献等3                         /References3  | 
                      
                      
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評価方法                         /Evaluation  | 
                      毎回の授業後のミニ・レポート(40%)と学期末試験(60%)の得点の合算により、AA、A、B、C の4段階で評価します。 | ||||||||||
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関連科目                         /Related Subjects  | 
                      古代ギリシャ・ローマの文学に関心を持った方は、ぜひ西洋古典語(古典ギリシア語、ラテン語)の受講を検討してみてください。 | ||||||||||
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備考                         /Notes  | 
                      古代ギリシャ・ローマに関心のある方はもちろん、人間の生み出してきた文化に関心のあるすべての学生を歓迎します。 | ||||||||||
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到達目標                   /Learning Goal  | 
                世界史的に大きな役割を担ってきた地中海世界を背景として、キリスト教という一神教の成立過程を歴史的に学ぶことにより、国際的な視野や教養を身に付け、見解を提示できるようにする。 | ||||||||||
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                  DPとの関連 /Relation to DP  | 
              ○:幅広い教養 ○:専門知識・技能 △:問題解決力 △:情報分析力 △:情報発信力 △:協働性 △:主体性 ○:倫理観  | 
            
| 回 /Time  | 
          授業計画(主題の設定) /Class schedule  | 
          授業の内容 /Contents of class  | 
          事前・事後学修の内容 /Before After Study  | 
              
|---|---|---|---|
| 1 | ガイダンス+「西洋古典学」とはどんな学問分野か? | 授業の進め方や成績評価についてのガイダンスをしたあと、西洋古典学という学問分野について学びます。 | |
| 2 | 英雄叙事詩①:『イーリアス』 | ヨーロッパ文学の始まりを告げる重要な作品『イーリアス』について学びます。 | |
| 3 | 英雄叙事詩②:『オデュッセイア』 | 『イーリアス』と並び称される英雄叙事詩『オデュッセイア』について学びます。 | |
| 4 | ヘーシオドスの教訓詩:『仕事と日』と『神統記』 | 様々な知識の体系化を目指したヘーシオドスの教訓詩について学びます。 | |
| 5 | 抒情詩の詩人たち:サッポー、アルカイオス、アナクレオーン | 叙事詩や教訓詩よりも「歌」としての性格の強い抒情詩というジャンルについて学びます。 | |
| 6 | 合唱抒情詩:アルクマーン、ステーシコロス、ピンダロス | オリュンピア競技祭などの機会に歌われた合唱抒情詩について学びます。 | |
| 7 | ギリシャ悲劇①:文化的背景とアイスキュロス | ギリシャ悲劇というジャンルと詩人アイスキュロスについて学びます。 | |
| 8 | ギリシャ悲劇②:ソポクレースの『オイディプース王』 | ギリシャ悲劇の最高傑作とも言われるソポクレース『オイディプース王』について学びます。 | |
| 9 | ギリシャ悲劇③:エウリーピデース『メーデイア』と『バッカイ』 | 革新的な悲劇詩人であるエウリーピデースの作品について学びます。 | |
| 10 | ギリシャ喜劇:アリストパネースとメナンドロス | ギリシャ喜劇に注目して、古代ギリシャ的な笑いの世界について学びます。 | |
| 11 | ヘレニズム時代の文学:新しい文学の始まり | ギリシャ古典期の文学を継承して「新しい』文学を作ろうとした詩人たちについて学びます。 | |
| 12 | ラテン文学の展開①:黎明期からウェルギリウスまで | 古代ローマにおける文学の始まりとラテン語による叙事詩の系譜について学びます。 | |
| 13 | ラテン文学の展開②:恋愛エレゲイア詩とラテン抒情詩 | ローマ独自の文学ジャンルである恋愛エレゲイアと、ラテン語による抒情詩の達成について学びます。 | |
| 14 | ラテン文学の展開③:オウィディウスの新趣向 | 知的な遊びに満ちた作品を多く残した詩人オウィディウスについて学びます。 |