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| 科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2025/09/09 現在/As of 2025/09/09 | 
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                  開講科目名 /Course  | 
                日本特殊研究(日本史研究c)/SPECIAL TOPICS ON JAPAN: HISTORY (c) | 
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                  ナンバリングコード /Numbering Code  | 
                    【19カリ】41-2100 【24カリ】41-1032  | 
              
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                  開講所属 /Course Offered by  | 
                国際教養学部言語文化学科/INTERNATIONAL LIBERAL ARTS INTERDISCIPLINARY STUDIES | 
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                  ターム・学期 /Term・Semester  | 
                2025年度/2025 Academic Year 秋学期/FALL SEMESTER | 
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                  曜限 /Day, Period  | 
                火2/Tue 2 | 
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                  開講区分 /semester offered  | 
                秋学期/Fall | 
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                  単位数 /Credits  | 
                2.0 | 
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                  学年 /Year  | 
                2,3,4 | 
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                  主担当教員 /Main Instructor  | 
                古畑 侑亮 | 
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                  遠隔授業科目 /Online Course  | 
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                    教員名 /Instructor  | 
                  
                    教員所属名 /Affiliation  | 
            
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| 古畑 侑亮 | 言語文化学科/INTERDISCIPLINARY STUDIES | 
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授業の目的・内容                         /Course Objectives  | 
                      
◆対談から問い直す日本中世史◆ 歴史家・網野善彦の没後20年が経過し、網野の仕事を知らない世代も多くなっています。しかし、彼が遺した業績は、現代社会に対しても未だ問いを投げかけ続けています。 本講義では、対談集を紐解き、網野と各分野の第一人者との対談に耳を傾けることで、社会史をはじめとした研究視角の一端を知り、日本史研究と社会との接点を探ります。 もって、歴史的なものの見方・考え方を身に着け、現代日本の社会・文化を相対化して議論する力を獲得することを目指します。  | 
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授業の形式・方法と履修上の注意                         /Teaching method and Attention the course  | 
                      
文献講読による演習形式をとります。 受講人数や要望によって、グループワーク・グループ発表・個人発表のいずれかの形を選択します。 授業は、担当者の発表とそれ例外の履修者との議論を中心に進行します。 発表資料や議論に対する教員からのコメントは、適宜PowerPointを用いながら口頭で行う予定です。  | 
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事前・事後学修の内容                         /Before After Study  | 
                      
毎回1章ずつテキストを読み進めていきます。 担当の方は、事前に担当個所を読解し、要約・疑問点・論点をまとめた資料を準備してください。 発表資料は、担当の2日前までにmanabaにて提出してもらいます。 発表時に十分答えられなかった点は、追加で調査し、次の回に補足していただくのが望ましいです。 発表者以外の履修者も、当然ながらテキストを読解してから参加することが求められます。  | 
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テキスト1                         /Textbooks1  | 
                      
                      
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テキスト2                         /Textbooks2  | 
                      
                      
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テキスト3                         /Textbooks3  | 
                      
                      
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参考文献等1                         /References1  | 
                      
                      
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参考文献等2                         /References2  | 
                      
                      
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参考文献等3                         /References3  | 
                      
                      
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評価方法                         /Evaluation  | 
                      
平常点70%、期末レポート30%の割合で総合的に評価します。 平常点は、発表担当時の資料の精度に加えて、議論への積極的な参加・発言を評価します。 期末レポートは、①授業内容を正確に理解しているか、②活字史料を読解する能力を身につけているか、③興味をもった事柄について積極的に調べる姿勢をもっているかを評価します。  | 
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関連科目                         /Related Subjects  | 
                      
日本特殊研究(日本文化研究)c。 本講義は日本中世史の文献講読に特化したものとなりますので、それぞれの関心に応じて、他の日本研究科目を履修し、多角的な視点を身につけ、知識を深めることが望ましいです。  | 
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備考                         /Notes  | 
                      参考文献は、上記のほかにも講義のなかで毎回紹介します。 | ||||||||||
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到達目標                   /Learning Goal  | 
                「日本研究科目群」の他科目では触れることが難しい分野や領域にわたって日本を研究分析し、見解を提示できるようにする。 | ||||||||||
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                  DPとの関連 /Relation to DP  | 
              【19カリ】---------- ○:幅広い教養 ○:専門知識・技能 △:問題解決力 ○:情報分析力 △:情報発信力 △:協働性 △:主体性 ○:倫理観 【24カリ】---------- △:幅広い教養 △:専門知識・技能 ○:問題解決力 ○:情報分析力 ○:情報発信力 ○:協働性 ○:主体性 ○:倫理観  | 
            
| 回 /Time  | 
          授業計画(主題の設定) /Class schedule  | 
          授業の内容 /Contents of class  | 
          事前・事後学修の内容 /Before After Study  | 
              
|---|---|---|---|
| 1 | ガイダンス―対談をいかに読むべきか?― | 授業の進め方と口頭発表についての説明、参考資料の紹介などを行う。対談・座談会という文化について考える。 | テキストを入手し、授業で学びたいことを整理しておく(2時間) 講義で興味をもった文献や事項について調べる(2時間)  | 
              
| 2 | 網野善彦とは、何者か? | 網野善彦の生涯と彼が生きた時代状況について講義する。 | 網野善彦や中世史について知っていることを整理しておく(2時間) 講義で興味をもった文献や事項について調べる(2時間)  | 
              
| 3 | 社会史とは、何か? 戦前篇 | 戦前の研究者によって提唱された社会史について、時代背景とともに概説する。 | 「社会史」という言葉について調べる(2時間) 講義で興味をもった文献や事項について調べる(2時間)  | 
              
| 4 | 社会史とは、何か? 戦後篇 | 戦後の研究者によって提唱された社会史について、時代背景とともに概説する。 | 戦後の「社会史」と呼ばれる研究にはどのようなものがあるか調べる(2時間) 講義で興味をもった文献や事項について調べる(2時間)  | 
              
| 5 | 社会史とは、何か? 戦後歴史学篇 | マルクス主義歴史学の絶頂期において提唱された社会史について、時代背景とともに概説する。 | 1960年代の「社会史」研究にはどのようなものがあるか調べる(2時間) 講義で興味をもった文献や事項について調べる(2時間)  | 
              
| 6 | 発表準備―対談をいかに読むか?― | グループごとあるいは個人ごとに報告の準備を行う。教員が適宜アドバイスをする。 | 事前に担当箇所のテキストに目を通し、資料づくりに必要な本や情報を集めておく(4時間) | 
| 7 | 1 中世に生きる人々 | 担当者の発表および履修者との議論。教員によるコメント・解説。 | 担当者は報告準備をしておく。担当者以外の履修者は事前にテキストを読み、問題となりそうな箇所を確認しておく | 
| 8 | 2 歴史と空間の中の“人間” | 担当者の発表および履修者との議論。教員によるコメント・解説。 | 担当者は報告準備をしておく。担当者以外の履修者は事前にテキストを読み、問題となりそうな箇所を確認しておく | 
| 9 | 3 歴史の想像力 | 担当者の発表および履修者との議論。教員によるコメント・解説。 | 担当者は報告準備をしておく。担当者以外の履修者は事前にテキストを読み、問題となりそうな箇所を確認しておく | 
| 10 | 4 歴史叙述と方法 | 担当者の発表および履修者との議論。教員によるコメント・解説。 | 担当者は報告準備をしておく。担当者以外の履修者は事前にテキストを読み、問題となりそうな箇所を確認しておく | 
| 11 | 5 海で結ばれた歴史と文化 | 担当者の発表および履修者との議論。教員によるコメント・解説。 | 担当者は報告準備をしておく。担当者以外の履修者は事前にテキストを読み、問題となりそうな箇所を確認しておく | 
| 12 | 6 中世「黄金郷の人智」 | 担当者の発表および履修者との議論。教員によるコメント・解説。 | 担当者は報告準備をしておく。担当者以外の履修者は事前にテキストを読み、問題となりそうな箇所を確認しておく | 
| 13 | 網野善彦最終講義「人類史の転換と歴史学」 | 担当者の発表および履修者との議論。教員によるコメント・解説。 | 担当者は報告準備をしておく。担当者以外の履修者は事前にテキストを読み、問題となりそうな箇所を確認しておく | 
| 14 | まとめ―対談をいかに読んだか?③― | 授業内容を振り返り、中世とはどのような時代だったのか、あるいは網野善彦が遺したものは何だったのか考察する。 | これまでの発表資料や配布資料を見直しておく。 授業での学びを踏まえ、期末レポートを作成する。  |