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| 科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2025/09/09 現在/As of 2025/09/09 | 
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                  開講科目名 /Course  | 
                日韓交流史/HISTORY OF KOREA-JAPAN RELATIONS | 
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                  ナンバリングコード /Numbering Code  | 
                    41-2036 | 
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                  開講所属 /Course Offered by  | 
                国際教養学部言語文化学科/INTERNATIONAL LIBERAL ARTS INTERDISCIPLINARY STUDIES | 
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                  ターム・学期 /Term・Semester  | 
                2025年度/2025 Academic Year 春学期/SPRING SEMESTER | 
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                  曜限 /Day, Period  | 
                金5/Fri 5 | 
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                  開講区分 /semester offered  | 
                春学期/Spring | 
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                  単位数 /Credits  | 
                2.0 | 
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                  学年 /Year  | 
                2,3,4 | 
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                  主担当教員 /Main Instructor  | 
                近藤 剛 | 
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                  遠隔授業科目 /Online Course  | 
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                    教員名 /Instructor  | 
                  
                    教員所属名 /Affiliation  | 
            
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| 近藤 剛 | 言語文化学科/INTERDISCIPLINARY STUDIES | 
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授業の目的・内容                         /Course Objectives  | 
                      
日本列島と朝鮮半島の人々との間には、2000年以上の交流があり、相互の国の成り立ちや発展に多大な影響を及ぼしあってきた。現在、日本は北朝鮮とは国交がなく、韓国に対しても「近くて遠い国」であるとか、「文化交流は友好的なのに、政治交流は敵対している」などと言われているが、それはなぜであろうか。この問題を紐解くために、両国の交流史を歴史学的なアプローチを通じて追究することを目的とする。具体的には文献史料(データ)を、分析・考察する歴史学的手法に触れながら、先人が歩んだ足跡を辿る。 また、日韓(日朝)の交流史を学ぶことを通じて、これが隣国間問題の一類型であることを理解し、世界の地域間交流を比較する素材として学ぶことも目的とする。さらに近年強調されているグローバルヒストリーの視角を用いることで、一面的に歴史を捉えるのではなく、様々な見方があることを理解する複眼的な思考を身につけてもらいたい。  | 
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授業の形式・方法と履修上の注意                         /Teaching method and Attention the course  | 
                      
授業の形式:対面授業で行う。 1)授業に関する各種連絡、課題、レポート等の提出は、manabaを通じて行う。 2) 授業前に新しいアナウンスがないか、必ずmanabaの連絡事項等を確認して授業に臨むこと。 授業の方法 1) 基本的には講義形式で進める。受講者同士でのグループ活動(議論)の機会も持てればと考えている。 2) 毎回の授業でリアクションペーパーを提出してもらうほか、参考文献などをあらかじめ読むなどの事前学習をすると、授業の内容がより理解できる。 3) 授業中の内容理解の定着を図るため、随時レジュメ等を配布する。 履修上の注意 1) 詳細な授業の進め方や連絡事項などを初回授業にガイダンスとして行うので、必ず参加すること。  | 
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事前・事後学修の内容                         /Before After Study  | 
                      
事前学修:アップロードされた参考資料等を読み、各自疑問点については調べ、与えられたテーマについて考えてくること。 事後学修:講義で紹介されたプリント・学習内容を整理する。特に講義で扱った地名についてはよく理解を深めておくと、その土地へ行った時に授業内容とのつながりを確認でき、有意義である。 講義と関連する参考文献・史料等を精読し、自身の疑問点や問題意識を持っておくこと。学期末レポートは授業で扱ったところから課題を設定し、論じてもらうことになる。  | 
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テキスト1                         /Textbooks1  | 
                      
                      
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テキスト2                         /Textbooks2  | 
                      
                      
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テキスト3                         /Textbooks3  | 
                      
                      
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参考文献等1                         /References1  | 
                      
                      
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参考文献等2                         /References2  | 
                      
                      
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参考文献等3                         /References3  | 
                      
                      
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評価方法                         /Evaluation  | 
                      
授業に対する積極的参加度(10%), 事前課題・リアクションペーパー(40%), 期末レポート(50%) 以上3点を総合的に判断し、評価する。  | 
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関連科目                         /Related Subjects  | 
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備考                         /Notes  | 
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到達目標                   /Learning Goal  | 
                日韓の交流と歴史について相互に認識し、その相違点について分析のうえ、見解を提示できるようにする。 | ||||||||||
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                  DPとの関連 /Relation to DP  | 
              【19カリ】---------- ○:幅広い教養 ○:専門知識・技能 △:外国語の運用能力 △:問題解決力 △:情報分析力 △:情報発信力 △:主体性 ○:倫理観 【24カリ】---------- △:幅広い教養 △:専門知識・技能 △:外国語の運用能力 ○:問題解決力 ○:情報分析力 ○:情報発信力 ○:協働性 ○:主体性 ○:倫理観  | 
            
| 回 /Time  | 
          授業計画(主題の設定) /Class schedule  | 
          授業の内容 /Contents of class  | 
          事前・事後学修の内容 /Before After Study  | 
              
|---|---|---|---|
| 1 | ガイダンス | ガイダンスおよび今世紀に2度にわたって行われた日韓歴史共同研究について扱う | 事後学習:配布資料の内容整理 | 
| 2 | 4~5世紀の日韓交流はどのようなものであったか | 高句麗・百済・伽耶諸国と倭国と間に存在した戦争や文化的交流を探る | 事前学修:参考テキストを読み、講義内容の確認・調査をする。 事後学修:講義内容や扱った地名等の整理をし、興味関心を持った部分について文献等でさらに理解を深める。  | 
              
| 3 | 6~7世紀の日韓交流はどのようなものであったか | 白村江の戦いから統一新羅へ向かう朝鮮半島と倭国の交流を探る | 事前学修:参考テキストを読み、講義内容の確認・調査をする。 事後学修:講義内容や扱った地名等の整理をし、興味関心を持った部分について文献等でさらに理解を深める。  | 
              
| 4 | 8~9世紀の日韓交流はどのようなものであったか | 統一新羅と日本との交流を探る―公的交流から民間交流へ― | 事前学修:参考テキストを読み、講義内容の確認・調査をする。 事後学修:講義内容や扱った地名等の整理をし、興味関心を持った部分について文献等でさらに理解を深める。  | 
              
| 5 | 8~9世紀の日韓交流はどのようなものであったか | 海東の盛国と言われた渤海と日本との交流を探る | 事前学修:参考テキストを読み、講義内容の確認・調査をする。 事後学修:講義内容や扱った地名等の整理をし、興味関心を持った部分について文献等でさらに理解を深める。  | 
              
| 6 | 10世紀の日韓交流はどのようなものであったか | 後三国時代から高麗へ向かう動乱期における日本との交流を探る | 事前学修:参考テキストを読み、講義内容の確認・調査をする。 事後学修:講義内容や扱った地名等の整理をし、興味関心を持った部分について文献等でさらに理解を深める。  | 
              
| 7 | 11~12世紀の日韓交流はどのようなものであったか | 公的交流がなかったと言われる高麗との交流の諸相を探る | 事前学修:参考テキストを読み、講義内容の確認・調査をする。 事後学修:講義内容や扱った地名等の整理をし、興味関心を持った部分について文献等でさらに理解を深める。  | 
              
| 8 | 13世紀の日韓交流はどのようなものであったか | モンゴル襲来前後の日本・高麗関係を東アジアの視点から探る | 事前学修:参考テキストを読み、講義内容の確認・調査をする。 事後学修:講義内容や扱った地名等の整理をし、興味関心を持った部分について文献等でさらに理解を深める。  | 
              
| 9 | 14世紀の日韓交流はどのようなものであったか | 元明交替、さらに高麗朝鮮に王朝が交替にするのに伴い日本とどのような交流していたのかを探る | 事前学修:参考テキストを読み、講義内容の確認・調査をする。 事後学修:講義内容や扱った地名等の整理をし、興味関心を持った部分について文献等でさらに理解を深める。  | 
              
| 10 | 15世紀の日韓交流はどのようなものであったか | 朝鮮と室町幕府がどのような交流を展開していたのかを探る | 事前学修:参考テキストを読み、講義内容の確認・調査をする。 事後学修:講義内容や扱った地名等の整理をし、興味関心を持った部分について文献等でさらに理解を深める。  | 
              
| 11 | 16世紀の日韓交流はどのようなものであったか | 豊臣秀吉の朝鮮侵略の背景・経緯・結果・その後の影響について探る | 事前学修:参考テキストを読み、講義内容の確認・調査をする。 事後学修:講義内容や扱った地名等の整理をし、興味関心を持った部分について文献等でさらに理解を深める。  | 
              
| 12 | 17世紀の日韓交流はどのようなものであったか | 徳川家康はどのように朝鮮との和解を進めていったのかを探る | 事前学修:参考テキストを読み、講義内容の確認・調査をする。 事後学修:講義内容や扱った地名等の整理をし、興味関心を持った部分について文献等でさらに理解を深める。  | 
              
| 13 | 18世紀の日韓交流はどのようなものであったか | 朝鮮通信使を通じた日朝交流について探る | 事前学修:参考テキストを読み、講義内容の確認・調査をする。 事後学修:講義内容や扱った地名等の整理をし、興味関心を持った部分について文献等でさらに理解を深める。  | 
              
| 14 | まとめ | 前近代の日韓交流に関するまとめと近代史との接続について触れる。意見を提出 | 事前学修:参考テキストを読み、講義内容の確認・調査をする。 事後学修:講義内容や扱った地名等の整理をし、興味関心を持った部分について文献等でさらに理解を深める。  |