![]()  | 
    
| 科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2025/09/09 現在/As of 2025/09/09 | 
| 
                  開講科目名 /Course  | 
                中国特殊研究(日中交流史)/SPECIAL TOPICS ON CHINA: HISTORY OF CHINA-JAPAN RELATIONS | 
|---|---|
| 
                  ナンバリングコード /Numbering Code  | 
                    41-2028 | 
| 
                  開講所属 /Course Offered by  | 
                国際教養学部言語文化学科/INTERNATIONAL LIBERAL ARTS INTERDISCIPLINARY STUDIES | 
| 
                  ターム・学期 /Term・Semester  | 
                2025年度/2025 Academic Year 秋学期/FALL SEMESTER | 
| 
                  曜限 /Day, Period  | 
                月4/Mon 4 | 
| 
                  開講区分 /semester offered  | 
                秋学期/Fall | 
| 
                  単位数 /Credits  | 
                2.0 | 
| 
                  学年 /Year  | 
                2,3,4 | 
| 
                  主担当教員 /Main Instructor  | 
                喜島 千晴 | 
| 
                  遠隔授業科目 /Online Course  | 
                - | 
| 
                    教員名 /Instructor  | 
                  
                    教員所属名 /Affiliation  | 
            
|---|---|
| 喜島 千晴 | 言語文化学科/INTERDISCIPLINARY STUDIES | 
| 
授業の目的・内容                         /Course Objectives  | 
                      
この授業の目的は主に以下の2つです。 ①中国の文献に記された日本に関する記事を読むことで、日本と中国の交流の歴史を新たな視点から捉える。 ②古代~近代までの中国語(文言文・白話書面語)資料を読むことで、中国語の歴史的変遷について理解を深める。 日中間では古くから様々な形で交流が行われてきました。そして私たちは日中両国に残る様々な文献の記録から、その様相を知ることができます。 この授業は、まずは古代~近現代までの主に中国の歴史書に残る日本に関する記事を読むという形式で授業を進めていきます。各回ごとにその時代の代表的な人物や出来事をテーマとし、そのテーマに関する記事を抜粋して読み進めていきます。これにより、日本の人物や出来事が中国でどのように記録されてきたかを知り、各時代の日中交流形式の特徴を知るだけでなく、各時代の中国語の特徴についても理解を深めていきます。  | 
                    ||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 
授業の形式・方法と履修上の注意                         /Teaching method and Attention the course  | 
                      
授業の進め方や評価については初回の授業で詳しく説明するので、ガイダンスには必ず参加してください。 manabaで資料を配布したり、課題について連絡することもありますので、必ず掲示内容を確認してください。 現代中国語だけでなく、古代中国語(漢文)の資料も講読していきます。もちろん詳しく解説を加えながら授業を進めていきますが、高校等でやった歴史や漢文の知識を事前に復習しておくことが望ましいです。  | 
                    ||||||||||
| 
事前・事後学修の内容                         /Before After Study  | 
                      
事前学習として、次回の授業で取り扱う資料を読んでおく。(2時間) 事後学習として、授業内で取り扱った内容を復習し、疑問点は自分で調べたり質問したりして知識をより一層深め、問題発見・解決能力を養う。(2時間)  | 
                    ||||||||||
| 
テキスト1                         /Textbooks1  | 
                      
                      
  | 
                    ||||||||||
| 
テキスト2                         /Textbooks2  | 
                      
                      
  | 
                    ||||||||||
| 
テキスト3                         /Textbooks3  | 
                      
                      
  | 
                    ||||||||||
| 
参考文献等1                         /References1  | 
                      
                      
  | 
                    ||||||||||
| 
参考文献等2                         /References2  | 
                      
                      
  | 
                    ||||||||||
| 
参考文献等3                         /References3  | 
                      
                      
  | 
                    ||||||||||
| 
評価方法                         /Evaluation  | 
                      平常点30%(授業への参加度・リアクションペーパー等)、提出課題60%(レポート) | ||||||||||
| 
関連科目                         /Related Subjects  | 
                      |||||||||||
| 
備考                         /Notes  | 
                      授業計画や授業内容は、実際の授業の状況によって調整する可能性があります。 | ||||||||||
| 
到達目標                   /Learning Goal  | 
                「中国研究科目群」の他科目では触れることが難しい分野や領域にわたって中国を研究分析し、見解を提示できるようにする。 | ||||||||||
| 
                  DPとの関連 /Relation to DP  | 
              【19カリ】---------- ○:幅広い教養 ○:専門知識・技能 △:外国語の運用能力 △:問題解決力 △:情報分析力 △:情報発信力 △:協働性 △:主体性 ○:倫理観 【24カリ】---------- △:幅広い教養 △:専門知識・技能 △:外国語の運用能力 ○:問題解決力 ○:情報分析力 ○:情報発信力 ○:協働性 ○:主体性 ○:倫理観  | 
            
| 回 /Time  | 
          授業計画(主題の設定) /Class schedule  | 
          授業の内容 /Contents of class  | 
          事前・事後学修の内容 /Before After Study  | 
              
|---|---|---|---|
| 1 | ガイダンス | 授業の進め方、評価方法についての説明・指示 | |
| 2 | 序説 | 日中交流史の視点から見た時代区分 | 日本史と中国史について予習する。 | 
| 3 | 中国の歴史書に記された日本の様子 | 『漢書』地理志、『魏志』倭人伝・『後漢書』東夷伝等の文献にみられる倭(日本)についての記述を読む。 | 漢文の予習をする。 復習をする。  | 
              
| 4 | 遣唐使、遣隋使① | 『隋書』倭国伝、流求国伝、『旧唐書』倭国日本伝等の文献にみられる倭(日本)についての記述を読む。『日本書紀』の遣隋使・遣唐使に関する記述を読む。 阿倍仲麻呂について。 「倭」から「日本」へ。  | 
                事前に資料に目を通しておく。 復習をする。  | 
              
| 5 | 遣隋使・遣唐使② | 同上 | 事前に資料に目を通しておく。 復習をする。  | 
              
| 6 | 遣唐使の廃止、貿易交流の時代へ | 円仁『入唐求法巡礼行記』、『宋史』日本伝等の記述を読む。 | 事前に資料に目を通しておく。 復習をする。  | 
              
| 7 | 元寇 | 『元史』日本伝を読む。 中国サイドで元寇はどのように記録されているか。  | 
                事前に資料に目を通しておく。 復習をする。  | 
              
| 8 | 朝貢の再開と倭寇の跋扈、日明国交断絶 | 『明史』日本伝に記された日中間の書簡のやり取りから見えてくる当時の日明関係。 | 事前に資料に目を通しておく。 復習をする。  | 
              
| 9 | 文禄・慶長の役 | 『明史』日本伝に記された、豊臣秀吉の人物像や朝鮮出兵の記録を読む。 | 事前に資料に目を通しておく。 復習をする。  | 
              
| 10 | 鎖国下の日中交流 | 唐話資料から見えてくる、当時の長崎における中国商人と唐通事の交流。 | 事前に資料に目を通しておく。 復習をする。  | 
              
| 11 | 西洋列強台頭の中で揺れる日本と中国 | 羅森『日本日記』を読む。 当時の中国人が見た鎖国下の日本、日中両国民の意識の変化。  | 
                事前に資料に目を通しておく。 復習をする。  | 
              
| 12 | 幕末の日本人が見た中国 | 幕末の文人、岡千仭(鹿門)が記した中国観光日記『観光紀游』を読む。 | 事前に資料に目を通しておく。 復習をする。  | 
              
| 13 | 中国人の日本留学ブーム | 清末の中国人留学生たちの日本留学生活。 | 事前に資料に目を通しておく。 復習をする。  | 
              
| 14 | まとめ | 授業内容のまとめ | レポート課題のテーマを考える |