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| 科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2025/09/09 現在/As of 2025/09/09 | 
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                  開講科目名 /Course  | 
                スペイン・ラテンアメリカ特殊研究(スペイン・ラテンアメリカの社会文化)/SPECIAL TOPICS ON SPAIN AND LATIN AMERICA: SOCIETY AND CULTURE | 
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                  ナンバリングコード /Numbering Code  | 
                    41-2020 | 
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                  開講所属 /Course Offered by  | 
                国際教養学部言語文化学科/INTERNATIONAL LIBERAL ARTS INTERDISCIPLINARY STUDIES | 
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                  ターム・学期 /Term・Semester  | 
                2025年度/2025 Academic Year 春学期/SPRING SEMESTER | 
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                  曜限 /Day, Period  | 
                木3/Thu 3 | 
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                  開講区分 /semester offered  | 
                春学期/Spring | 
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                  単位数 /Credits  | 
                2.0 | 
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                  学年 /Year  | 
                2,3,4 | 
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                  主担当教員 /Main Instructor  | 
                井垣 昌 | 
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                  遠隔授業科目 /Online Course  | 
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                    教員名 /Instructor  | 
                  
                    教員所属名 /Affiliation  | 
            
|---|---|
| 井垣 昌 | 言語文化学科/INTERDISCIPLINARY STUDIES | 
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授業の目的・内容                         /Course Objectives  | 
                      
 この授業の目的は、主に南米の社会文化について幾つかの国の事例に触れながら、現代ラテンアメリカ諸国の歴史および社会文化との関係について理解することにある。 授業は講義形式で行ない、ラテンアメリカという概念や範囲、社会文化の形成要素としての歴史や地理に関する基礎知識を固めた上で、音楽・踊り・祝祭・嗜好品などの事例を扱い、現代ラテンアメリカに広く共通する特徴や域内の多様性について理解を深める。 ※講義は主にラテンアメリカ、特に南米スペイン語圏を扱い、スペインに関しては限定的な言及にとどまる。 ※履修者数や授業進捗によっては、講義内容を修正・自由課題を追加する場合がある。  | 
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授業の形式・方法と履修上の注意                         /Teaching method and Attention the course  | 
                      
 授業は講義形式で行ない、毎回リアクションペーパーの提出を課す。授業内容の理解度を確認するテストを、学期中および学期末に行なう。(各種フィードバックは授業内で行なう。) 出席率が総授業回数の3分の2に満たない、もしくは課題提出が規定に満たない学生は、成績評価の対象としない。 ※授業の進め方などに関する詳細は初回の授業で説明するので、ガイダンスには必ず参加して関連資料に目を通し、不明な点があれば質問すること。 ※授業におけるスペインへの言及は限定されるが、自由課題で扱うことは構わない。  | 
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事前・事後学修の内容                         /Before After Study  | 
                      
事前【下記[1]と[2]を行なうこと(2時間)】 [1] ①資料の精読、②用語の意味確認、③科目全体における資料の位置付けを理解すること。 [2] (自由課題がある場合)①発表準備、②レポート準備。 ※質問や相談があれば授業内に受け付けます。 事後【下記[1]と[2]を行なうこと(2時間)】 [1] ①授業で言及された用語の意味と用法を、②国内外の事例と結び付けて理解すること。 [2] ①前回までの講義内容と(自由課題では自分のテーマとも)結び付けて理解すること。  | 
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テキスト1                         /Textbooks1  | 
                      
                      
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テキスト2                         /Textbooks2  | 
                      
                      
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テキスト3                         /Textbooks3  | 
                      
                      
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参考文献等1                         /References1  | 
                      
                      
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参考文献等2                         /References2  | 
                      
                      
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参考文献等3                         /References3  | 
                      
                      
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評価方法                         /Evaluation  | 
                      
平常点(50%):学期中のテスト、課題(自由課題がある場合、発表や提出)、その他 期末試験(50%):授業の内容(自由課題がある場合は発表内容を含む) ※評価対象物(平常点対象物および期末試験)は、履修者数や学習状況によって若干変わる場合がある。  | 
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関連科目                         /Related Subjects  | 
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備考                         /Notes  | 
                      特になし。 | ||||||||||
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到達目標                   /Learning Goal  | 
                「スペイン・ラテンアメリカ研究科目群」の他科目では触れることが難しい分野や領域にわたってスペイン・ラテンアメリカを研究し、これに関して分析および見解を提示できるようにする。 | ||||||||||
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                  DPとの関連 /Relation to DP  | 
              【19カリ】---------- ○:幅広い教養 ○:専門知識・技能 △:外国語の運用能力 △:問題解決力 △:情報分析力 △:情報発信力 △:協働性 △:主体性 ○:倫理観 【24カリ】---------- △:幅広い教養 △:専門知識・技能 ○:外国語の運用能力 ○:問題解決力 ○:情報分析力 ○:情報発信力 ○:協働性 ○:主体性 ○:倫理観  | 
            
| 回 /Time  | 
          授業計画(主題の設定) /Class schedule  | 
          授業の内容 /Contents of class  | 
          事前・事後学修の内容 /Before After Study  | 
              
|---|---|---|---|
| 1 | ガイダンス、ラテンアメリカの概念と全体像 | 履修上の注意、授業の概要・計画などを確認する。 ラテンアメリカという概念および地理的な範囲を確認する。  | 
                シラバスの記載内容をすべて読むこと。 「授業の目的・内容」「到達目標」を念頭に、配布資料・「授業の目的・内容」を念頭に、配布資料・文献を読んで復習し、次の授業/リアクションペーパーに備えること  | 
              
| 2 | ラテンアメリカの自然と社会1 ―地形・気候と人々の生業  | 
                ラテンアメリカの自然地理について、地形や気候による亜地域の区分と生業との関係について概観する。 | 「授業の目的・内容」「到達目標」を念頭に、配布資料・文献を読んで復習し、次の授業/リアクションペーパーに備えること 自由課題がある場合、テーマを絞り込むこと  | 
              
| 3 | ラテンアメリカの自然と社会2 ―人種と民族の構成  | 
                ラテンアメリカの人文地理について、人種と民族の構成から亜地域に区分して概観する。 | 「授業の目的・内容」「到達目標」を念頭に、配布資料・文献を読んで復習し、次の授業/リアクションペーパーに備えること 自由課題がある場合、構成を決めること  | 
              
| 4 | ラテンアメリカの歴史と文化1 ―古代文明と先住民文化  | 
                ラテンアメリカの社会および文化を形成する要素として、先住民の社会文化史を概観する。 | 「授業の目的・内容」「到達目標」を念頭に、配布資料・文献を読んで復習し、次の授業/リアクションペーパーに備えること 自由課題がある場合、調査と構成の見直しを進めること  | 
              
| 5 | ラテンアメリカの歴史と文化2 ―植民地化とメスティソの文化 ―植民地化と黒人・ムラトの文化  | 
                ラテンアメリカのヨーロッパ人による植民地化の影響をメスティソ・黒人奴隷・ムラトの文化形成をとおして概観する。 | 「授業の目的・内容」「到達目標」を念頭に、配布資料・文献を読んで復習し、次の授業/リアクションペーパーに備えること 自由課題がある場合、調査と構成の見直しを進めること  | 
              
| 6 | ラテンアメリカの歴史と文化3 ―近代国家と伝統の再評価 ―政治・経済と音楽との関係  | 
                ラテンアメリカの国民国家形成をめぐる近代と伝統、政治経済と文化について、事例を挙げて概説する。 | 「授業の目的・内容」「到達目標」を念頭に、配布資料・文献を読んで復習し、次の授業/リアクションペーパーに備えること 自由課題がある場合、調査と構成の見直しを進めること  | 
              
| 7 | ラテンアメリカの踊り1 ―先住民の生業と祝祭 ―先住民の祝祭と伝統の再編  | 
                先住民文化について、アンデス地域の生業や祝祭を表象する民俗舞踊をとおして考察する。 | 「授業の目的・内容」「到達目標」を念頭に、配布資料・文献を読んで復習し、次の授業/リアクションペーパーに備えること 自由課題がある場合、構成と内容を整えること  | 
              
| 8 | ラテンアメリカの踊り2 ―鉱山と先住民文化の継承 ―黒人奴隷の歴史の継承  | 
                先住民や黒人の文化について、植民地化によって形成されたアンデス地域の民俗舞踊をとおして考察する。 | 「授業の目的・内容」「到達目標」を念頭に、配布資料・文献を読んで復習し、次の授業/リアクションペーパーに備えること 自由課題がある場合、構成と内容を整えること  | 
              
| 9 | ラテンアメリカの聖母祭と擬制的親族1 ―オルロのカルナバルと共同体  | 
                信仰と社会的紐帯のダイナミズムについて、オルロのカルナバルを事例として考察する。 | 「授業の目的・内容」「到達目標」を念頭に、配布資料・文献を読んで復習し、次の授業/リアクションペーパーに備えること 自由課題がある場合、取り組みを仕上げること  | 
              
| 10 | ラテンアメリカの嗜好品1―マテ *カリブ海地域構成国の社会文化の考察  | 
                マテをとおして、主にアンデス地方における歴史・文化を考察する。 *自由課題がある場合:履修生による発表と質疑応答をとおして、カリブ海地域について理解を深める。  | 
                「授業の目的・内容」「到達目標」を念頭に、配布資料・文献を読んで復習し、次の授業/リアクションペーパーに備えること | 
| 11 | ラテンアメリカの嗜好品2―コカ *メソアメリカ構成国の社会文化の考察  | 
                コカをとおして、主にアンデス地方における歴史・文化を考察する。 *自由課題がある場合:履修生による発表と質疑応答をとおして、メソアメリカ構成国について理解を深める。  | 
                「授業の目的・内容」「到達目標」を念頭に、配布資料・文献を読んで復習し、次の授業/リアクションペーパーに備えること | 
| 12 | ラテンアメリカの聖母祭と擬制的親族2 ―コルドバのウルクピーニャ *南米南部の社会文化の考察  | 
                移民と社会的紐帯のダイナミズムについて、コルドバのウルクピーニャを事例として考察する。 *自由課題がある場合:履修生による発表と質疑応答をとおして、南米北部構成国について理解を深める。  | 
                「授業の目的・内容」「到達目標」を念頭に、配布資料・文献を読んで復習し、次の授業/リアクションペーパーに備えること | 
| 13 | フィールドワークの舞台裏 *南米南部構成国の社会文化の考察  | 
                フィールドワーク実施例をとおしてラテンアメリカにおける地域研究の舞台裏について理解を深める。 *自由課題がある場合:履修生による発表と質疑応答をとおして、南米南部構成国について理解を深める。  | 
                「授業の目的・内容」「到達目標」を念頭に、配布資料・文献を読んで復習し、次の授業/リアクションペーパーに備えること | 
| 14 | 期末試験 ラテンアメリカ社会文化のまとめ  | 
                学期全体の授業内容を俯瞰し、自由課題がある場合は、発表で答えられなかった質問について補足する機会を設ける。 |