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| 科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2025/09/09 現在/As of 2025/09/09 | 
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                  開講科目名 /Course  | 
                ラテンアメリカの経済と社会/LATIN AMERICAN ECONOMY AND SOCIETY | 
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                  ナンバリングコード /Numbering Code  | 
                    41-2015 | 
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                  開講所属 /Course Offered by  | 
                国際教養学部言語文化学科/INTERNATIONAL LIBERAL ARTS INTERDISCIPLINARY STUDIES | 
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                  ターム・学期 /Term・Semester  | 
                2025年度/2025 Academic Year 春学期/SPRING SEMESTER | 
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                  曜限 /Day, Period  | 
                水4/Wed 4 | 
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                  開講区分 /semester offered  | 
                春学期/Spring | 
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                  単位数 /Credits  | 
                2.0 | 
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                  学年 /Year  | 
                2,3,4 | 
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                  主担当教員 /Main Instructor  | 
                谷 洋之 | 
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                  遠隔授業科目 /Online Course  | 
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                    教員名 /Instructor  | 
                  
                    教員所属名 /Affiliation  | 
            
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| 谷 洋之 | 言語文化学科/INTERDISCIPLINARY STUDIES | 
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授業の目的・内容                         /Course Objectives  | 
                      ラテンアメリカ経済の入門コース。ラテンアメリカ経済を見ていく上で必要不可欠な基本的知識を各受講生が獲得することを目的とする。まず、ラテンアメリカがどんなところか(地誌を概観した後、貧困と格差、人の移動、貿易、対外債務問題、インフレーションなど、現代ラテンアメリカが抱える諸問題を扱う。その際、どのような理屈でそれぞれの事象が起こっているのかを把握するための基本的な経済理論、諸事象間の論理的な関係の理解、現代的事象と歴史的な背景との関係の把握などを意識したい。能動的な学びを通じ、立体的なラテンアメリカ像を受講者各自が身に付けることが期待される。 | ||||||||||
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授業の形式・方法と履修上の注意                         /Teaching method and Attention the course  | 
                      
授業は基本的に対面方式で行うが、7月9日のみオンライン(Zoomライブ)で行う。 可能な限り双方向型の授業を展開していきたいと考えているので、受講者には、各回の授業に先立ち、テキストの指定された箇所や紹介された資料にあらかじめ目を通し、可能な限り自分の言葉で内容を把握しておくことが求められる。テキストは、発行元であるアジア経済研究所のウェブサイト(https://www.ide.go.jp/Japanese/Publish/Books/Jpn_Books/eBook/202401_01.html)から電子書籍版・PDF版を無料でダウンロードできるほか、紙媒体のオンデマンド版も同じサイトから購入できるので、受講に先立ち、入手しておくこと。 なお、受講開始時点で経済学の専門知識の有無は問わないが、全学共通科目等として開講されている経済学関連の概論科目を並行して履修していくとより理解が深まると思われる。  | 
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事前・事後学修の内容                         /Before After Study  | 
                      
(1) 各回の授業に先立ち、テキストの指定箇所および/または授業内で指示のあった資料をあらかじめ読み、自分の言葉で要約してみること。また指示された作業についても済ませておくこと。(2.5時間) (2) その際に生じた疑問や反論は、メモにして授業内やリアクションペーパーで提起し、議論に加われる姿勢でいること。(0.5時間) (3) 受講後に、自分が受講前に抱いた疑問が解決したかどうか振り返り、受講前に作成した要約を再検討すること。(1時間)  | 
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テキスト1                         /Textbooks1  | 
                      
                      
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テキスト2                         /Textbooks2  | 
                      
                      
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テキスト3                         /Textbooks3  | 
                      
                      
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参考文献等1                         /References1  | 
                      
                      
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参考文献等2                         /References2  | 
                      
                      
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参考文献等3                         /References3  | 
                      
                      
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評価方法                         /Evaluation  | 
                      授業内小テスト(20%)、リアクションペーパー(20%)、提出課題(10%)、定期試験(50%) | ||||||||||
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関連科目                         /Related Subjects  | 
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備考                         /Notes  | 
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到達目標                   /Learning Goal  | 
                ラテンアメリカの経済と社会の特色と歴史的変遷過程、主要な思想、現状と課題、および対応等について分析のうえ、見解を提示できるようにする。 | ||||||||||
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                  DPとの関連 /Relation to DP  | 
              【19カリ】---------- ○:幅広い教養 ○:専門知識・技能 △:外国語の運用能力 △:問題解決力 △:情報分析力 △:情報発信力 △:協働性 △:主体性 ○:倫理観 【24カリ】---------- △:幅広い教養 △:専門知識・技能 ○:外国語の運用能力 ○:問題解決力 ○:情報分析力 ○:情報発信力 ○:協働性 ○:主体性 ○:倫理観  | 
            
| 回 /Time  | 
          授業計画(主題の設定) /Class schedule  | 
          授業の内容 /Contents of class  | 
          事前・事後学修の内容 /Before After Study  | 
              
|---|---|---|---|
| 1 | ガイダンス 経済とは何か、経済学とは何か  | 
                授業全体についての説明 経済とは何かを考える、経済学とはどのような学問なのかを把握する  | 
                |
| 2 | 「ラテンアメリカ」とはどんなところか | ラテンアメリカの地誌と大まかな時代区分を把握する。自分の「ラテンアメリカ経済史年表」を作る(提出課題) | |
| 3 | 貧困と格差 | ラテンアメリカ経済社会の特質のひとつともいえる貧困と格差について考える | |
| 4 | 保健と教育 | どのようにしたら質の高い保健と教育を提供できるのか考える | |
| 5 | 人の移動 | なぜ人々は国境を越えて移動するのか考える | |
| 6 | 資源と環境 | どうして資源開発と環境保全は対立するのか考える | |
| 7 | インフォーマル経済 | 経済開発政策にもかかわらず、なぜインフォーマル経済はなくならないのか考える | |
| 8 | 国際開発 | どのようなアクターが社会的課題を解決しようとしているのかを把握する | |
| 9 | 貿易①:基本的な貿易理論 | なぜ貿易が存在するのかを考える | |
| 10 | 貿易②:貿易のメリットとデメリット | 貿易のメリットを享受するために必要な対策を考える | |
| 11 | 対外債務問題①:なぜ1980年代の債務危機は起こったのか | 現代ラテンアメリカ経済の出発点ともいえる対外債務問題が、どのようなメカニズムで発生したのかを把握する | |
| 12 | 対外債務問題②:世界は債務危機にどのように対処したのか | 対外債務危機はどのようなものだと理解され、どのような解決法が図られたのかを把握する | |
| 13 | インフレーション:ものの値段がひと月で2倍になるとはどういうことか | インフレーションとは何か、それはどのようなメカニズムで発生するのかを把握する | |
| 14 | 総括と期末試験 | 春学期間の「学び」を総括するとともに、その到達度を測定する |