![]()  | 
    
| 科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2025/09/09 現在/As of 2025/09/09 | 
| 
                  開講科目名 /Course  | 
                刑事訴訟法a/CRIMINAL PROCEDURE a | 
|---|---|
| 
                  ナンバリングコード /Numbering Code  | 
                    33-2054 | 
| 
                  開講所属 /Course Offered by  | 
                法学部総合政策学科/LAW POLICY STUDIES | 
| 
                  ターム・学期 /Term・Semester  | 
                2025年度/2025 Academic Year 春学期/SPRING SEMESTER | 
| 
                  曜限 /Day, Period  | 
                水1/Wed 1 | 
| 
                  開講区分 /semester offered  | 
                春学期/Spring | 
| 
                  単位数 /Credits  | 
                2.0 | 
| 
                  学年 /Year  | 
                2,3,4 | 
| 
                  主担当教員 /Main Instructor  | 
                德永 光 | 
| 
                  遠隔授業科目 /Online Course  | 
                - | 
| 
                    教員名 /Instructor  | 
                  
                    教員所属名 /Affiliation  | 
            
|---|---|
| 德永 光 | 総合政策学科/POLICY STUDIES | 
| 
授業の目的・内容                         /Course Objectives  | 
                      
 刑事訴訟法は、犯罪が起きたのかどうか、どのような犯罪が起きたのか、その犯罪を誰が起こしたのかについて公的に確認するための手続きを定めた法律です。この講義では、犯罪の捜査が開始され、検察官に事件が送致されるまでの手続きを取り上げます。 刑事手続きの基本原則と制度の趣旨を理解し、問題の所在を把握して、関連条文を解釈・適用できる力とともに、現行の制度・運用を批判的に論じることができる能力を養うことを目的とします。  | 
                    ||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 
授業の形式・方法と履修上の注意                         /Teaching method and Attention the course  | 
                      
 基本的には講義形式で進めますが、具体的な検討課題について受講者同士で話し合うグループディスカッションの機会を適宜設けます。 授業は対面で実施します。 授業は、レジュメ・資料を配布し、パワーポイントを使って進めます。学期中の課題の解説は授業の冒頭で行います。質問への回答は授業中口頭で、またはmanabaの掲示板で行います。資料の配布や課題の回収・返却はすべてmanabaを用いて行います。 教科書指定は行いません(教科書を読まなくてよいという意味ではありません)。授業内で選び方を説明しますので、各自のニーズに合わせて選択してください。 ※ 六法は必携です。  | 
                    ||||||||||
| 
事前・事後学修の内容                         /Before After Study  | 
                      
 事前学習として、レジュメ等に目を通し基礎知識を自習しておいてください.(2時間程度)。授業後は、理解度を確認するための小テストまたは事例問題を用いた答案作成を実施します(2時間程度)。 | 
                    ||||||||||
| 
テキスト1                         /Textbooks1  | 
                      
                      
  | 
                    ||||||||||
| 
テキスト2                         /Textbooks2  | 
                      
                      
  | 
                    ||||||||||
| 
テキスト3                         /Textbooks3  | 
                      
                      
  | 
                    ||||||||||
| 
参考文献等1                         /References1  | 
                      
                      
  | 
                    ||||||||||
| 
参考文献等2                         /References2  | 
                      
                      
  | 
                    ||||||||||
| 
参考文献等3                         /References3  | 
                      
                      
  | 
                    ||||||||||
| 
評価方法                         /Evaluation  | 
                      
 小テスト・答案作成(40%)、期末試験(60%)により評価します。期末試験は対面で実施します(六法のみ持ち込み可)。 小テストは、基本原則や制度に関する基礎知識について出題します。答案作成、期末試験では、問題の所在が適切に把握されているか、具体的な論拠に基づき規範が示されているか、適切なあてはめが行われているかなどを評価します。  | 
                    ||||||||||
| 
関連科目                         /Related Subjects  | 
                      |||||||||||
| 
備考                         /Notes  | 
                      |||||||||||
| 
到達目標                   /Learning Goal  | 
                刑事訴訟の意義や基本的な構造、および、一連の刑事訴訟手続における重要な項目・論点や制度を正確に解釈し、個別の事象について見解を示すことができるようにする。 | ||||||||||
| 
                  DPとの関連 /Relation to DP  | 
              ○:政治学と法学の専門的知識 △:問題発見・解決実践力 △:社会貢献 △:問題解決への実践力 △:調査力 △:読解力 △:問題・解決策の発見力 △:文章作成力・表現力 △:プレゼンテーション力 △:コミュニケーション力  | 
            
| 回 /Time  | 
          授業計画(主題の設定) /Class schedule  | 
          授業の内容 /Contents of class  | 
          事前・事後学修の内容 /Before After Study  | 
              
|---|---|---|---|
| 1 | ガイダンス | 刑法、刑事訴訟法、刑事政策の関連と、刑事手続全体の流れを理解する。 | |
| 2 | 捜査の諸原則 | 強制処分と任意処分の違い、捜査の基本原則を理解する。 | |
| 3 | 捜査の端緒と職務質問、所持品検査 | 捜査はどのようにして始まるか、職務質問や所持品検査の要件と限界を理解する。 | |
| 4 | 任意同行とその限界 | 任意同行と留め置きの限界および逮捕との境界について理解する。 | |
| 5 | 宿泊を伴う取調べ | 宿泊を伴う取調べ、長時間取調べの適否とその判断基準を理解する。 | |
| 6 | 写真・ビデオ撮影 | 写真・ビデオ撮影の適否とその判断基準を理解する。 | |
| 7 | 令状主義と捜索・差押え | 令状主義の意義と捜索・差押えの要件について理解する。 | |
| 8 | 逮捕に伴う捜索・差押え | 逮捕に伴う捜索・差押えが許される根拠と、その範囲について理解する。 | |
| 9 | 逮捕 | 逮捕の種類とそれぞれの要件について理解する。 | |
| 10 | 勾留 | 勾留の要件と勾留後の手続きについて理解する。 | |
| 11 | 取調べ | 日本の刑事裁判における取調べの位置づけとその課題について理解する。 | |
| 12 | 新しい捜査手法 | X線検査やGPSを用いた捜査方法など新しい強制捜査について検討する。 | |
| 13 | 被疑者の権利 | 黙秘権や弁護人依頼権等、被疑者の権利について理解する。 | |
| 14 | 接見交通権等 | 身体拘束下における被疑者の権利について理解する。 |