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| 科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2025/09/09 現在/As of 2025/09/09 | 
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                  開講科目名 /Course  | 
                経済政策b/THEORY OF ECONOMIC POLICY b | 
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                  ナンバリングコード /Numbering Code  | 
                    33-2021 | 
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                  開講所属 /Course Offered by  | 
                法学部総合政策学科/LAW POLICY STUDIES | 
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                  ターム・学期 /Term・Semester  | 
                2025年度/2025 Academic Year 秋学期/FALL SEMESTER | 
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                  曜限 /Day, Period  | 
                木4/Thu 4 | 
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                  開講区分 /semester offered  | 
                秋学期/Fall | 
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                  単位数 /Credits  | 
                2.0 | 
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                  学年 /Year  | 
                2,3,4 | 
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                  主担当教員 /Main Instructor  | 
                A.モルタ/Aline MORTHA | 
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                  遠隔授業科目 /Online Course  | 
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                    教員名 /Instructor  | 
                  
                    教員所属名 /Affiliation  | 
            
|---|---|
| A.モルタ/Aline MORTHA | 国際環境経済学科/ECONOMICS ON SUSTAINABILITY | 
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授業の目的・内容                         /Course Objectives  | 
                      
 本授業は、経済学科と国際環境経済学科の専門科目であり、経済学部学位授与方針(DP)に掲げる学位の能力の裏付けとなる「能力」1、経済学科DPに掲げる「能力」1・2、国際環境経済学科DPに掲げる「能力」1~6を養成するための専門能力を身に付ける。経済学部教育課程の編成・実施方針(CP)が示す「経済学の専門知識を習得した、国際的視野を有する優れた社会人、地域社会や国際社会に貢献できる実践的な人材」になるための専門科目として、履修系統図では経済学科と国際環境経済学科で2学期に配当されている。 この講義では、経済問題を解決するための手段や方向性を示す経済政策を、理論的に解説することを通じて、各受講生が現実の経済の動きに対する洞察力を養うことを目的とします。すなわち、経済にかかわる新聞記事やニュースの背景等を学生自ら理解し、その方向性や解決策を理論にもとづいて提示できることを到達目標とします。本授業は二つに分けられ、経済政策論bにはマクロ経済学のアプローチを取ります。 経済政策は狭義には政府の市場に対する介入と考えられており、その意味で政府が経済活動においてどのような役割を果たすのかが講義の中心的なテーマになります。具体的には、経済成長、完全雇用、物価の安定、資源配分の効率化、価格機構の整備、所得分配の公平化を図るために、経済政策(財政政策、金融政策、資源配分政策、産業政策・貿易政策、所得再分配政策)がどのように用いられるかを検討します。  | 
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授業の形式・方法と履修上の注意                         /Teaching method and Attention the course  | 
                      
 授業は原則対面で行う。コロナ感染症の状況によっては、ZOOMやmanabaなどを使用してリモートで授業を行うこともありうる。対面、リモート関わらず、重要なキーワードの確認やポイントの整理、それらへの理解を深めるための復習として、授業後に演習課題を毎回行う予定である。演習課題の解説及び前回の復習は、授業の最初の30分に行う。教科書を特に指定しないが、事前にmanabaにPPTの形式で授業資料を掲載する。授業時に、このPPT資料を映しながら、解説する。受講生の理解度を確認しながら、授業を進めるようにするため、授業中に、質問したりすることがある。経済政策についてより深く理解しようとする受講生のために参考文献を2冊推薦する。  経済政策についてより深く理解しようとする受講生のために参考文献を2冊推薦する。  | 
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事前・事後学修の内容                         /Before After Study  | 
                      
 <授業の前>(目安:1時間) ・予習と復習が不可欠である。授業前に、授業資料を精読しておくこと、授業中に、該当内容への理解を確認すること(授業資料はmanabaで共有される) <授業の後>(目安:3時間) ・授業後に、理解を整理することは授業内容の理解に効果的である。1時間の目安で、予習と復習をお勧めである。 ・毎週、演習課題を提供する(manabaに掲載される予定)。復習をしてから、演習課題を解くこと(1時間を目安) ・経済経済政策論は応用の学問であるだけに、経済ニュースのチェックを習慣化していくことも勉強の良い方法である。  | 
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テキスト1                         /Textbooks1  | 
                      
                      
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テキスト2                         /Textbooks2  | 
                      
                      
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テキスト3                         /Textbooks3  | 
                      
                      
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参考文献等1                         /References1  | 
                      
                      
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参考文献等2                         /References2  | 
                      
                      
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参考文献等3                         /References3  | 
                      
                      
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評価方法                         /Evaluation  | 
                      
<期末試験 64%> 期末筆記試験を行う。期末試験内容の詳細は、クラスに説明される。 また、追試験も行う予定。対象となる学生は、個人連絡を受ける。 <演習課題 36% (12回、課題あたり3%)> (第1回と第14回を除く)各授業後、自宅で練習問題を解くことが期待される。 演習問題は各授業のトピックをカバーし、多肢選択型課題と計算課題の二つのタイプの課題を設ける。  | 
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関連科目                         /Related Subjects  | 
                      本講義は経済学の知識をベースとするので、学部基礎科目「経済学a,b」をしっかり理解しておくこと | ||||||||||
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備考                         /Notes  | 
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到達目標                   /Learning Goal  | 
                経済政策の基本、経済政策の各項目を正確に解釈し、個別の事象について見解を示すことができるようにする。 | ||||||||||
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                  DPとの関連 /Relation to DP  | 
              △:政治学と法学の専門的知識 △:問題発見・解決実践力 △:社会貢献 △:問題解決への実践力 △:調査力 △:読解力 △:問題・解決策の発見力 △:文章作成力・表現力 △:プレゼンテーション力 △:コミュニケーション力 ○:国際的視野に立った素養 ○:社会人としての自律性  | 
            
| 回 /Time  | 
          授業計画(主題の設定) /Class schedule  | 
          授業の内容 /Contents of class  | 
          事前・事後学修の内容 /Before After Study  | 
              
|---|---|---|---|
| 1 | ガイダンス | ・ガイダンス ・ミクロ経済学に基づいた経済政策の復習  | 
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| 2 | 経済政策のマクロ的基礎 | GDPをはじめマクロ経済の指標を解説 | |
| 3 | 生産物市場:GDPの決定と変動 | 有効需要の原理にもとづき、GDPの決定と変動を説明 | |
| 4 | 貨幣市場と利子率 | 
                貨幣の需要と供給を取り上げ、貨幣市場における利子率の決定を解説 | |
| 5 | IS-LM分析 | 
                IS曲線とLM曲線を導出し、それらの特徴を解説 | |
| 6 | 財政・金融政策の効果 | 
                IS-LM分析に基づき、財政政策と金融政策の効果 | |
| 7 | 財政・金融政策の有効性 | 
                投資の利子弾力性がゼロ、流動性のわな、古典派のケースを取り上げ、財政・金融政策の有効性を検討 | |
| 8 | 総需要-総供給分析①:モデルの導出 | 
                総需要-総供給分析にもとづき、財政・金融政策の効果と有効性 | |
| 9 | 総需要-総供給分析②:AS/ADモデルによる政策 | 
                古典派モデル、ケインズ派モデル、投資の利子率の感応度 | |
| 10 | 物価と失業 | 
                フィリップス曲線を用いて物価と失業の関係を検討し、自然失業率仮説、インフレ期待と経済政策の関係を説明 | |
| 11 | 経済成長 | 
                新古典派の経済成長論、内生的経済成長論を解説 | |
| 12 | 国際収支と為替レート | 
                国際収支、外国為替市場、国際通貨制度、金利平価、購買力平価 | |
| 13 | オープンマクロ経済モデル | 
                オープンマクロ経済の下の貿易とGDP、為替レートと経常収支、均衡GDPの決定と変動、IS/LMモデル変動為替レート制 | |
| 14 | まとめ | 経済政策bのまとめ |