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| 科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2025/09/09 現在/As of 2025/09/09 | 
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                  開講科目名 /Course  | 
                日本法制史(国関・総政用)/JAPANESE LEGAL HISTORY | 
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                  ナンバリングコード /Numbering Code  | 
                    32-2044 | 
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                  開講所属 /Course Offered by  | 
                法学部国際関係法学科/LAW INTERNATIONAL LEGAL STUDIES | 
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                  ターム・学期 /Term・Semester  | 
                2025年度/2025 Academic Year 春学期/SPRING SEMESTER | 
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                  曜限 /Day, Period  | 
                月3/Mon 3 | 
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                  開講区分 /semester offered  | 
                春学期/Spring | 
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                  単位数 /Credits  | 
                2.0 | 
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                  学年 /Year  | 
                2,3,4 | 
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                  主担当教員 /Main Instructor  | 
                髙田 久実 | 
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                  遠隔授業科目 /Online Course  | 
                - | 
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                    教員名 /Instructor  | 
                  
                    教員所属名 /Affiliation  | 
            
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| 髙田 久実 | 法律学科/LAW | 
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授業の目的・内容                         /Course Objectives  | 
                      
 国家や社会における法のあり方を多角的に把握するとともに、現在の日本法を沿革的かつ相対的に捉えるべく、日本における法の歴史を学びます。 とくに、近世から明治前期にかけての法制度や法をめぐる人々の営為に関し、その意義を正確に解釈するとともに、個別の事象について見解をかたちづくることにより、近代の司法制度の形成過程を理解します。 そして、法学部の学位授与方針(DP)および教育課程の編成・実施方針(CP)のもと、法律学の専門知識と法的なものの考え方(リーガル・マインド)を身につけるとともに、歴史の通史的展開、歴史研究や歴史教育の役割や意義、異文化理解の複雑性等について主体的に解説できるようになることをめざします。  | 
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授業の形式・方法と履修上の注意                         /Teaching method and Attention the course  | 
                      
・原則として、対面の講義形式で実施します。 ・授業で配布するレジュメをもとに、口頭や板書で説明をしながら授業を進めます。 ・試験の解説等は、授業内またはmanabaで行います。  | 
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事前・事後学修の内容                         /Before After Study  | 
                      
・事前学修として、参考文献や授業内に紹介された文献のうち、指示された部分を読むとともに、そこにでてくる専門用語や歴史用語等を調べてください(2時間)。 ・事後学修として、授業で配布されたレジュメや自分のノート等を見ながら、要点をまとめて理解を整理してください(2時間)。  | 
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テキスト1                         /Textbooks1  | 
                      
                      
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テキスト2                         /Textbooks2  | 
                      
                      
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テキスト3                         /Textbooks3  | 
                      
                      
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参考文献等1                         /References1  | 
                      
                      
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参考文献等2                         /References2  | 
                      
                      
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参考文献等3                         /References3  | 
                      
                      
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評価方法                         /Evaluation  | 
                      
・成績の評価方法は学期末試験とします。詳細については初回の授業で説明します。 ・成績の評価にあたっては、授業の内容に対する理解、出題に対する解答の的確性、解答に際する記述の論理性に着目します。  | 
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関連科目                         /Related Subjects  | 
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備考                         /Notes  | 
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到達目標                   /Learning Goal  | 
                近代の司法制度の展開のなかで、裁判所の独立、裁判官の職権の独立、裁判所の審級制度、弁護士制度などの意義を正確に解釈し、個別の事象について見解を示すことができるようにする。 | ||||||||||
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                  DPとの関連 /Relation to DP  | 
              【19カリ】---------- ○:国際的な法学と政治学の専門的な知識 △:問題発見・解決実践力 △:社会貢献 △:問題解決への実践力 ○:国際的視野に立った素養 ○:社会人としての自律性 【24カリ】---------- ○:国際的な法学と政治学の専門的な知識 △:問題発見・解決実践力 △:社会貢献 △:問題解決への実践力 △:調査力 △:読解力 △:問題・解決策の発見力 △:文章作成力・表現力 △:プレゼンテーション力 △:コミュニケーション力 ○:国際的視野に立った素養 ○:社会人としての自律性  | 
            
| 回 /Time  | 
          授業計画(主題の設定) /Class schedule  | 
          授業の内容 /Contents of class  | 
          事前・事後学修の内容 /Before After Study  | 
              
|---|---|---|---|
| 1 | 法と歴史 | 時代区分を踏まえた日本法の歴史的な概観、法科派と文科派の相違を学び、法を歴史的に考察する視座を獲得する。 | これまでに関心をもった法に関する歴史上の出来事を詳しく調べる(事前学修2時間)。授業の内容について要点をまとめて理解を整理する(事後学修2時間)。 | 
| 2 | 戦国・織豊期の法秩序 | 喧嘩両成敗に着目して戦国大名の分国法から豊臣の平和令に至るまでの経緯を学び、中世から近世への変移を理解する。 | 指示された文献を読むとともに、そこにでてくる専門用語や歴史用語等を調べる(事前学修2時間)。授業の内容について要点をまとめて理解を整理する(事後学修2時間)。 | 
| 3 | 近世国家の枠組みと江戸幕府の権力構造 | 朝廷との関係と幕藩体制を踏まえて江戸幕府の統治機構を学び、近世の法秩序を理解する。 | 指示された文献を読むとともに、そこにでてくる専門用語や歴史用語等を調べる(事前学修2時間)。授業の内容について要点をまとめて理解を整理する(事後学修2時間)。 | 
| 4 | 近世における裁判と法の担い手 | 訴訟の種類と仕組みに加えてその担い手たちについて学び、近世における法の運用を理解する。 | 指示された文献を読むとともに、そこにでてくる専門用語や歴史用語等を調べる(事前学修2時間)。授業の内容について要点をまとめて理解を整理する(事後学修2時間)。 | 
| 5 | 江戸幕府の法典と刑罰 | 公事方御定書について、編纂過程と構成を整理したうえで適用解釈の様相を学び、江戸幕府の先例主義的な裁判運用を理解する。 | 指示された文献を読むとともに、そこにでてくる専門用語や歴史用語等を調べる(事前学修2時間)。授業の内容について要点をまとめて理解を整理する(事後学修2時間)。 | 
| 6 | 江戸幕府の吟味筋 | 吟味筋の流れを学び、江戸幕府による裁定のあり方を理解する。 | 指示された文献を読むとともに、そこにでてくる専門用語や歴史用語等を調べる(事前学修2時間)。授業の内容について要点をまとめて理解を整理する(事後学修2時間)。 | 
| 7 | 江戸幕府の出入筋と債権 | 出入筋の流れと江戸幕府法における債権を学び、江戸幕府による紛争処理を理解する。 | 指示された文献を読むとともに、そこにでてくる専門用語や歴史用語等を調べる(事前学修2時間)。授業の内容について要点をまとめて理解を整理する(事後学修2時間)。 | 
| 8 | 土地と家をめぐる近世の法秩序 | 
                土地の取り扱いおよび家という集団の枠組みを法的な観点から学び、近世社会における財産法と親族法を理解する。 | 指示された文献を読むとともに、そこにでてくる専門用語や歴史用語等を調べる(事前学修2時間)。授業の内容について要点をまとめて理解を整理する(事後学修2時間)。 | 
| 9 | 対外関係と江戸幕府 | 江戸幕府の貿易と幕末に締結された条約を学び、法的な観点から江戸幕府の外交政策を理解する。 | 指示された文献を読むとともに、そこにでてくる専門用語や歴史用語等を調べる(事前学修2時間)。授業の内容について要点をまとめて理解を整理する(事後学修2時間)。 | 
| 10 | 明治政府の統治体制と法 | 
                幕末からの政治過程を前提として新政府の形成過程とその中央組織の構造を学び、明治政府の統治体制を法的な観点から理解する。 | 指示された文献を読むとともに、そこにでてくる専門用語や歴史用語等を調べる(事前学修2時間)。授業の内容について要点をまとめて理解を整理する(事後学修2時間)。 | 
| 11 | 刑事法典の西洋近代化 | 
                律型刑事法典から西洋近代的な刑事法典への転換を通して東アジアで最初の西洋近代的な法典の編纂過程を学び、法典の西洋近代化を理解する。 | 指示された文献を読むとともに、そこにでてくる専門用語や歴史用語等を調べる(事前学修2時間)。授業の内容について要点をまとめて理解を整理する(事後学修2時間)。 | 
| 12 | 明治憲法体制の構築と展開 | 
                大日本帝国憲法の制定過程を整理するとともにその憲法を対象とした憲法学の形成を学び、明治国家の枠組みを理解する。 | 指示された文献を読むとともに、そこにでてくる専門用語や歴史用語等を調べる(事前学修2時間)。授業の内容について要点をまとめて理解を整理する(事後学修2時間)。 | 
| 13 | 司法と裁判の近代化 | 
                司法省と各裁判所の関係性を考慮しながら裁判所構成法が制定されるまでの経緯や特別裁判所の役割を学び、明治政府による裁判制度の仕組みを理解する。 | 指示された文献を読むとともに、そこにでてくる専門用語や歴史用語等を調べる(事前学修2時間)。授業の内容について要点をまとめて理解を整理する(事後学修2時間)。 | 
| 14 | まとめ | 授業の内容を振り返り、日本近代の司法制度の形成過程を理解する。 | 指示された文献を読むとともに、そこにでてくる専門用語や歴史用語等を調べる(事前学修2時間)。授業の内容について要点をまとめて理解を整理する(事後学修2時間)。 |