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| 科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2025/09/09 現在/As of 2025/09/09 | 
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                  開講科目名 /Course  | 
                国際政治特講(日本外交論)/INTERNATIONAL POLITICS, SPECIAL LECTURE | 
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                  ナンバリングコード /Numbering Code  | 
                    32-3031 | 
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                  開講所属 /Course Offered by  | 
                法学部国際関係法学科/LAW INTERNATIONAL LEGAL STUDIES | 
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                  ターム・学期 /Term・Semester  | 
                2025年度/2025 Academic Year 春学期/SPRING SEMESTER | 
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                  曜限 /Day, Period  | 
                木3/Thu 3 | 
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                  開講区分 /semester offered  | 
                春学期/Spring | 
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                  単位数 /Credits  | 
                2.0 | 
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                  学年 /Year  | 
                3,4 | 
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                  主担当教員 /Main Instructor  | 
                福永 文夫 | 
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                  遠隔授業科目 /Online Course  | 
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                    教員名 /Instructor  | 
                  
                    教員所属名 /Affiliation  | 
            
|---|---|
| 福永 文夫 | 総合政策学科/POLICY STUDIES | 
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授業の目的・内容                         /Course Objectives  | 
                      
 この授業は,法学部の学位授与方針(DP)および教育過程編成・実施方針(CP)が示す「多様な現代社会を対象として、政治学の専門的知識やグローバルな思考力を身につける」ことに資するため、1800年代後半(幕末)から現代にいたる日本外交の歴史をたどり、政治・外交に関する専門知識を修得するとともに、国際環境の中に日本外交を位置づけ考えます。とくに『世界史の中の日本」「国際社会の中の日本」ー時間と空間の視点から、近現代日本の外交の歩みを跡づけ、それぞれの時代の外交像を考えます。日本外交の全体像を理解することで、現在も直面する普遍的な課題を具体的なケース・スタディをもって見出すことを目標とします。 | 
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授業の形式・方法と履修上の注意                         /Teaching method and Attention the course  | 
                      対面による講義形式で行います。講義で配布するレジュメを基にして、板書やスライドを交えつつ進めていきます。受講生には、資料に加え、教員による口頭説明を的確に理解することが求められます。また教員と学生の双方向的なコミュニケーションを図るため、適宜受講生に問いかけ、問題を認識し、自分で考える機会を作る予定です。あるいは、受講者数次第で討論形式を取り入れたいと思っています。 | ||||||||||
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事前・事後学修の内容                         /Before After Study  | 
                      
授業前に、毎回配布されるレジュメを読み、登場人物や事項について下調べしてくこと(2時間)。授業後レジュメを読み返し、自分のノートと照らし合わせて要点をまとめておくこと(2時間)。 平常試験については、講義中に解説・講評を行い、授業中にフィード・バックします。また希望者には、各自の答案について添削指導を行います。  | 
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テキスト1                         /Textbooks1  | 
                      
                      
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テキスト2                         /Textbooks2  | 
                      
                      
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テキスト3                         /Textbooks3  | 
                      
                      
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参考文献等1                         /References1  | 
                      
                      
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参考文献等2                         /References2  | 
                      
                      
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参考文献等3                         /References3  | 
                      
                      
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評価方法                         /Evaluation  | 
                      評価は、定期試験と授業中に行う平常試験(計2回、各50点)によって行う。授業内容の理解度、論点を的確にとらえているか、論理的に記述できているか、等を問います。 | ||||||||||
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関連科目                         /Related Subjects  | 
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備考                         /Notes  | 
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到達目標                   /Learning Goal  | 
                従来の開設科目では触れてこなかった国際政治分野について、基本かつ重要な項目を正確に解釈し、個別の事象について見解を示すことができるようにする。 | ||||||||||
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                  DPとの関連 /Relation to DP  | 
              【19カリ】---------- ○:国際的な法学と政治学の専門的な知識 ○:国際的な素養 △:問題発見・解決実践力 △:社会貢献 △:問題解決への実践力 ○:国際的視野に立った素養 ○:社会人としての自律性 【24カリ】---------- ○:国際的な法学と政治学の専門的な知識 ○:国際的な素養 △:問題発見・解決実践力 △:社会貢献 △:問題解決への実践力 △:調査力 △:読解力 △:問題・解決策の発見力 △:文章作成力・表現力 △:プレゼンテーション力 △:コミュニケーション力 ○:国際的視野に立った素養 ○:社会人としての自律性  | 
            
| 回 /Time  | 
          授業計画(主題の設定) /Class schedule  | 
          授業の内容 /Contents of class  | 
          事前・事後学修の内容 /Before After Study  | 
              
|---|---|---|---|
| 1 | はじめにー外交と何か | 外交政策と外交交渉、近代日本外交の前提、国際環境と国内環境 | |
| 2 | Ⅰ 西欧の衝撃とアジアー開国まで | 華夷秩序-開国と攘夷、日米和親条約、米露英仏独、神戸事件、欧米協調 | |
| 3 | Ⅱ 近代国家への道-近代日本外交の始動 | 
                領土画定ー北海道・沖縄・小笠原、遣欧使節、征韓論、台湾出兵 | |
| 4 | Ⅲ 日清戦争ー北進論か南進論か | 壬午軍乱、甲申事変、利益線、東学党の乱、下関条約 | |
| 5 | Ⅳ 日露戦後ー大陸国家への道 | 
                三国干渉、日露関係、義和団事件、日英同盟、ポーツマス条約 | |
| 6 | Ⅴ 転換期の日本外交-日露戦後から第1次世界大戦まで | 韓国併合、日仏・日露協商、中国革命、ロシア革命、ベルサイユ講和会議、 | |
| 7 | Ⅵ ワシントン体制の形成 | 
                ウイルソン、日英米協調、ワシントン会議、国際連盟、不戦条約 | |
| 8 | Ⅶ 幣原外交 | 
                中国ナショナリズムー北伐、ロンドン軍縮条約、満州事変、国際連盟脱退、2.26事件 | |
| 9 | Ⅷ.日中・日米戦争-帝国の崩壊 | 盧溝橋事件、東亜新秩序、日独伊三国同盟、日ソ中立条約、真珠湾攻撃・マレー上陸 | |
| 10 | Ⅸ 敗戦・占領・講和 | 
                日本国憲法、サンフランシスコ講和条約、日米安全保障条約、沖縄・小笠原、60年安保 | |
| 11 | Ⅹ 経済大国日本の外交(1)-1970年代 | 
                沖縄返還、日中国交正常化、ガイドライン、福田ドクトリン、環太平洋連帯 | |
| 12 | Ⅺ 経済大国日本の外交(2)-1980年代 | 日米関係の同盟化、アジア・太平洋と日本、冷戦の終わり | |
| 13 | Ⅻ 冷戦後の外交 | 湾岸戦争、イラク戦争、中国の台頭、朝鮮半島、アジア外交、 | 
                |
| 14 | おわりに | まとめ |