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| 科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2025/09/09 現在/As of 2025/09/09 | 
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                  開講科目名 /Course  | 
                国際関係史b/INTERNATIONAL RELATIONS HISTORY b | 
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                  ナンバリングコード /Numbering Code  | 
                    32-3030 | 
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                  開講所属 /Course Offered by  | 
                法学部国際関係法学科/LAW INTERNATIONAL LEGAL STUDIES | 
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                  ターム・学期 /Term・Semester  | 
                2025年度/2025 Academic Year 秋学期/FALL SEMESTER | 
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                  曜限 /Day, Period  | 
                金2/Fri 2 | 
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                  開講区分 /semester offered  | 
                秋学期/Fall | 
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                  単位数 /Credits  | 
                2.0 | 
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                  学年 /Year  | 
                3,4 | 
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                  主担当教員 /Main Instructor  | 
                溝渕 正季 | 
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                  遠隔授業科目 /Online Course  | 
                - | 
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                    教員名 /Instructor  | 
                  
                    教員所属名 /Affiliation  | 
            
|---|---|
| 溝渕 正季 | 国際関係法学科/INTERNATIONAL LEGAL STUDIES | 
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授業の目的・内容                         /Course Objectives  | 
                      
 本講義では、中東地域の政治を主要な事例として取り上げ、それを通じて国際政治学・比較政治学の理論・概念・方法論を学ぶ。中東の政治には、帝国の終焉とその残滓、脱植民地国家の展開、民主主義と権威主義の多様性、冷戦、同盟力学、民族とナショナリズム、内戦・戦争、テロリズム、宗教と国家の関係、石油資源の政治的影響と地政学、政軍関係、社会運動と革命、そしてポピュリズムなど、国際政治学・比較政治学における主要なテーマが凝縮されている。本講義では、それらの理論的枠組みを踏まえながら、中東地域の多様なケースを比較・分析する能力を養う。あわせて中東政治の動向が日本や国際社会にとって果たす重要性を理解し、現代政治を多面的に捉える視座を獲得することを目指す。 国際関係史bでは、主にイスラーム復興運動の興亡から「アラブの春」、そして2024年の中東地政学における地殻変動までの時期について扱うこととする。  | 
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授業の形式・方法と履修上の注意                         /Teaching method and Attention the course  | 
                      
この授業は対面形式で行います。 授業はパワーポイントとレジュメを併用して進めていきますが、レジュメは印刷したものを配布することはしないので、授業には各自印刷したものを持参するか、ノートPCかタブレット端末を持参してください。また、毎回授業の最後にコメントシートを提出してもらいます。 授業に関する情報(レジメや参考資料の配布)はすべてmanabaを通じて提供します。また、適宜、Manabaにて追加的な解説・コメントを行います。  | 
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事前・事後学修の内容                         /Before After Study  | 
                      
【事前学習】 テキスト該当部分と授業用レジメに目を通し、講義の概要を把握しておくこと。 その上で、わからない用語や史実があったら事前に調べておくこと。 【事後学習】 授業用レジメと講義ノートを振り返り、講義の概要を改めて確認するとともに、不明点や見落とした点がないか確認すること。疑問点があれば放置せず、教員に質問すること。 事前・事後学修の時間的目安は1授業あたり平均2時間程度を想定しています。  | 
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テキスト1                         /Textbooks1  | 
                      
                      
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テキスト2                         /Textbooks2  | 
                      
                      
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テキスト3                         /Textbooks3  | 
                      
                      
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参考文献等1                         /References1  | 
                      
                      
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参考文献等2                         /References2  | 
                      
                      
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参考文献等3                         /References3  | 
                      
                      
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評価方法                         /Evaluation  | 
                      
授業への参加:20%、学期末試験:80%。 なお、学期末試験はレポート提出形式ではなく大学での教場試験とします。  | 
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関連科目                         /Related Subjects  | 
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備考                         /Notes  | 
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到達目標                   /Learning Goal  | 
                国際関係史の概括、根幹となる重要な諸項目、および、国際関係史に関する重要な概念や制度を正確に解釈し、個別の事象について見解を示すことができるようにする。 | ||||||||||
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                  DPとの関連 /Relation to DP  | 
              【19カリ】---------- ○:国際的な法学と政治学の専門的な知識 ○:国際的な素養 △:問題発見・解決実践力 △:社会貢献 △:問題解決への実践力 ○:国際的視野に立った素養 ○:社会人としての自律性 【24カリ】---------- ○:国際的な法学と政治学の専門的な知識 ○:国際的な素養 △:問題発見・解決実践力 △:社会貢献 △:問題解決への実践力 △:調査力 △:読解力 △:問題・解決策の発見力 △:文章作成力・表現力 △:プレゼンテーション力 △:コミュニケーション力 ○:国際的視野に立った素養 ○:社会人としての自律性  | 
            
| 回 /Time  | 
          授業計画(主題の設定) /Class schedule  | 
          授業の内容 /Contents of class  | 
          事前・事後学修の内容 /Before After Study  | 
              
|---|---|---|---|
| 1 | イントロダクションと前期の復習 | 前期の主要テーマを振り返り、本講義全体の目的と構成を示す。 | |
| 2 | 石油輸出国機構(OPEC)の創設とグローバルな石油市場の変容 | OPECの創設背景と石油市場の変容が国際政治へ及ぼす影響を概観する。 | 事前:授業中に指示する。 事後:講義ノートを確認し、不明な点を調べる。  | 
              
| 3 | イスラーム復興とイスラーム主義①サラフィー主義 | サラフィー主義の歴史的起源と思想的特徴を探り、イスラーム復興との関連を考察する。 | 事前:授業中に指示する。 事後:講義ノートを確認し、不明な点を調べる。  | 
              
| 4 | イスラーム復興とイスラーム主義②サウジアラビアとワッハーブ派 | 
                サウジアラビア国家の成立過程とワッハーブ派の関係から、イスラーム主義の特質を読み解く。 | 事前:授業中に指示する。 事後:講義ノートを確認し、不明な点を調べる。  | 
              
| 5 | イスラーム復興とイスラーム主義③イラン革命への道 | 
                イラン革命までの国内外の情勢を振り返り、イスラーム主義における転換点を検討する。 | 事前:授業中に指示する。 事後:講義ノートを確認し、不明な点を調べる。  | 
              
| 6 | アラブ・イスラエル紛争②:インティファーダとイスラーム抵抗運動(ハマス)の誕生 | インティファーダとハマスの誕生がアラブ・イスラエル紛争に与えた変化を整理する。 | 事前:授業中に指示する。 事後:講義ノートを確認し、不明な点を調べる。  | 
              
| 7 | 動揺するモザイク国家レバノンとヒズブッラーの誕生 | レバノンの宗派構成と内戦を前提に、ヒズブッラーの誕生とその政治的影響を分析する。 | 事前:授業中に指示する。 事後:講義ノートを確認し、不明な点を調べる。  | 
              
| 8 | 冷戦終結とアメリカの覇権追求 | 冷戦終結後の世界秩序を背景に、アメリカの中東政策と覇権戦略を検証する。 | 事前:授業中に指示する。 事後:講義ノートを確認し、不明な点を調べる。  | 
              
| 9 | アル=カーイダと9.11への道 | アル=カーイダの形成過程と9.11に至る国際的要因を考察し、その影響を整理する。 | 事前:授業中に指示する。 事後:講義ノートを確認し、不明な点を調べる。  | 
              
| 10 | イラク戦争と戦争原因論① | イラク戦争の勃発をめぐる戦争原因論を概観し、国際関係における意義を探る。 | 事前:授業中に指示する。 事後:講義ノートを確認し、不明な点を調べる。  | 
              
| 11 | イラク戦争と戦争原因論② | オーストラリアのミイラク戦争の具体的経緯を検証し、複合的要因とアメリカの政策判断を論じる。 | 事前:授業中に指示する。 事後:講義ノートを確認し、不明な点を調べる。  | 
              
| 12 | 「アラブの春」と政治変動論 | 「アラブの春」の発生要因と政治変動論を踏まえ、新たな展開の可能性を考察する。 | 事前:授業中に指示する。 事後:講義ノートを確認し、不明な点を調べる。  | 
              
| 13 | 「アラブの春」以後の中東政治 | 「アラブの春」以後の中東政治の再編と、新たに生じた課題や勢力構図を検討する。 | 事前:授業中に指示する。 事後:講義ノートを確認し、不明な点を調べる。  | 
              
| 14 | まとめと質疑応答 | 全体の総括と質疑応答を通じて、本講義の学びを振り返る。 | これまでの講義レジュメ、講義ノートを読み返す。 |