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| 科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2025/09/09 現在/As of 2025/09/09 | 
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                  開講科目名 /Course  | 
                地域共同体法b/REGIONAL LAW b | 
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                  ナンバリングコード /Numbering Code  | 
                    32-3054 | 
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                  開講所属 /Course Offered by  | 
                法学部国際関係法学科/LAW INTERNATIONAL LEGAL STUDIES | 
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                  ターム・学期 /Term・Semester  | 
                2025年度/2025 Academic Year 秋学期/FALL SEMESTER | 
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                  曜限 /Day, Period  | 
                木3/Thu 3 | 
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                  開講区分 /semester offered  | 
                秋学期/Fall | 
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                  単位数 /Credits  | 
                2.0 | 
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                  学年 /Year  | 
                3,4 | 
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                  主担当教員 /Main Instructor  | 
                大藤 紀子 | 
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                  遠隔授業科目 /Online Course  | 
                - | 
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                    教員名 /Instructor  | 
                  
                    教員所属名 /Affiliation  | 
            
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| 大藤 紀子 | 国際関係法学科/INTERNATIONAL LEGAL STUDIES | 
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授業の目的・内容                         /Course Objectives  | 
                      
 この授業では、EU法a/地域共同体法a の授業に続いて、ヨーロッパの27の諸国家の連合体であるEU(国家連合)の法の各論について勉強する。 EUは、国際法とも、国家法とも異なる独自の法体系をもっている。 EU域内においては、各加盟国の国境を越えて、モノ、人、サービス、資本が自由に往来できる。これは、法原理的には「国籍」に基づく差別が禁止されることを意味している。 受講生は、EU法の具体的な条文や、EU司法裁判所の判例を勉強することにより、モノや人の自由移動、その他の論点について勉強する。  | 
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授業の形式・方法と履修上の注意                         /Teaching method and Attention the course  | 
                      
 この授業は、基本的に対面形式で実施する。(出席は、レスポンを通じて確認する。) 受講生は、各自ノートを作り、2冊のテキストをじっくり読みながら論点を項目ごとに整理すること。 授業・試験などについての連絡や、資料の配布は、必要に応じて、Porta II や Manabaを通じて行うので、授業の度ごとに確認してほしい。  | 
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事前・事後学修の内容                         /Before After Study  | 
                      
 事前学修として、その週で扱われる論点の概要が理解できるよう、2冊のテキストの該当ページを熟読し、鍵となる用語や概念について予め理解しておくこと。また判例については、やはりテキストを読んで、事件の背景や経緯について理解しておくこと。(2時間程度) 授業の後は、授業でとったメモや資料を参照しながら、ノート整理をし、改めてテキストを読むこと。 自分なりに試行錯誤し、各論点について、適切かつ詳細な説明が施されたノート作りに励んでほしい。(2時間程度)  | 
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テキスト1                         /Textbooks1  | 
                      
                      
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テキスト2                         /Textbooks2  | 
                      
                      
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テキスト3                         /Textbooks3  | 
                      
                      
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参考文献等1                         /References1  | 
                      
                      
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参考文献等2                         /References2  | 
                      
                      
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参考文献等3                         /References3  | 
                      
                      
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評価方法                         /Evaluation  | 
                      
 小テスト(30%) 学期末の授業内における試験、またはレポートの提出(70%)  | 
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関連科目                         /Related Subjects  | 
                      
 EU法b/地域共同体法b の授業は、EU法の各論をその内容とする。この授業を履修する前に、EU法a/地域共同体法a を履修(単位を修得)し終えていること。 「憲法入門」、「憲法・人権」、「憲法・統治」、「憲法・発展」、「国際法」を予め受講していることが望ましい。「国際人権法」も関連科目である。  | 
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備考                         /Notes  | 
                      上記テキストのほか、『国際条約集』を必ず手許に置き、EU条約、EU運営条約、EU基本権憲章、その他関連する条約の条文を参照すること。 | ||||||||||
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到達目標                   /Learning Goal  | 
                EU設立に至るヨーロッパの歴史、EUという地域共同体における法の基本的性質に触れ、EUが扱う具体的かつ多様な政策についての重要な判例や学説を正確に解釈し、個別の事象について見解を示すことができるようにする。 | ||||||||||
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                  DPとの関連 /Relation to DP  | 
              ○:国際的な法学と政治学の専門的な知識 ○:国際的な素養 △:問題発見・解決実践力 △:社会貢献 △:問題解決への実践力  | 
            
| 回 /Time  | 
          授業計画(主題の設定) /Class schedule  | 
          授業の内容 /Contents of class  | 
          事前・事後学修の内容 /Before After Study  | 
              
|---|---|---|---|
| 1 | はじめに | 授業の概要について解説する | |
| 2 | 域内市場 | 「域内市場」の意義について学ぶ | |
| 3 | 商品(モノ)の自由移動①(原理) | 域内市場における商品の自由移動を確保する諸原理について学習する | |
| 4 | 商品(モノ)の自由移動②(論点・判例) | 関連する主要論点・判例について学ぶ | |
| 5 | 小テスト1 | 第2回〜第4回授業の復習 | |
| 6 | 人の自由移動①(人=労働者) | 
                人=労働者の自由移動について | |
| 7 | 人の自由移動②(人=市民) | 人=市民の自由移動についての判例を解説する | |
| 8 | 人の自由移動③(判例) | 国籍をめぐる判例、その他について学習する | |
| 9 | 小テスト2 | 第6回〜第8回授業の復習 | |
| 10 | 移民・難民政策 | 警察分野・移民・難民政策の共通化に関連する論点・判例について学ぶ | |
| 11 | EU競争法 | EU競争法の主要論点・判例について学ぶ | |
| 12 | 社会政策 | 「ヨーロッパ社会モデル」、男女平等待遇原則のそれぞれに関連する主要判例について学習する | |
| 13 | 小テスト3 | 第10回〜第12回授業の復習 | |
| 14 | まとめ | 授業の総括 |