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| 科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2025/09/09 現在/As of 2025/09/09 | 
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                  開講科目名 /Course  | 
                国際政治学a(18以前)/INTERNATIONAL POLITICS a | 
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                  ナンバリングコード /Numbering Code  | 
                    32-2004 | 
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                  開講所属 /Course Offered by  | 
                法学部国際関係法学科/LAW INTERNATIONAL LEGAL STUDIES | 
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                  ターム・学期 /Term・Semester  | 
                2025年度/2025 Academic Year 春学期/SPRING SEMESTER | 
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                  曜限 /Day, Period  | 
                水1/Wed 1 | 
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                  開講区分 /semester offered  | 
                春学期/Spring | 
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                  単位数 /Credits  | 
                2.0 | 
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                  学年 /Year  | 
                2,3,4 | 
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                  主担当教員 /Main Instructor  | 
                岡垣 知子 | 
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                  遠隔授業科目 /Online Course  | 
                - | 
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                    教員名 /Instructor  | 
                  
                    教員所属名 /Affiliation  | 
            
|---|---|
| 岡垣 知子 | 国際関係法学科/INTERNATIONAL LEGAL STUDIES | 
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授業の目的・内容                         /Course Objectives  | 
                      国際政治学は、他の社会科学および自然科学の知見を取り入れながら、戦争の原因および平和の条件をその中心的課題として、発展してきた学問である。この講義では、国際政治学の基礎概念や代表的理論を学ぶことで、複雑化する今日の国際政治を体系的に考え、一見アト・ランダムな寄せ集めに見える国際的事件や国際事象の中に一定のパターンを見出し、分析する力を養う。 | ||||||||||
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授業の形式・方法と履修上の注意                         /Teaching method and Attention the course  | 
                      
本授業は、対面の講義形式で行われる。授業内容に沿った課題や小テスト、レポート提出が求められることがある。授業は原則として対面で行う。 初回の授業で受講に際しての細かい要領やルールを確認するので、第1回の授業に必ず出席すること。 manabaを通して課題、講義アウトライン、講義資料の送付を行ったり、小テストや連絡事項を掲示板やコースニュース、レポート機能に掲載する。試験や課題についての解答・説明・コメントも同じくmanabaを通して行う。  | 
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事前・事後学修の内容                         /Before After Study  | 
                      
事前学修2時間、事後学修1時間を目安に予習・復習をする。 事前学修としては、授業のテーマについて、何が問題となるのか、テーマに関するどういう問いに答えるべきかをあらかじめ考えておく。 事後学修としては、授業で扱ったテーマを考えるための複数の視点や理論枠組みを整理する。  | 
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テキスト1                         /Textbooks1  | 
                      
                      
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テキスト2                         /Textbooks2  | 
                      
                      
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テキスト3                         /Textbooks3  | 
                      
                      
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参考文献等1                         /References1  | 
                      
                      
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参考文献等2                         /References2  | 
                      
                      
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参考文献等3                         /References3  | 
                      
                      
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評価方法                         /Evaluation  | 
                      
小テスト・レポート:30%;宿題:20%;期末テスト:50% 国際政治理論と国際政治史についての正確な知識、理論の応用力、文章表現力、授業参加度に基づいて評価する。  | 
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関連科目                         /Related Subjects  | 
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備考                         /Notes  | 
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到達目標                   /Learning Goal  | 
                国際政治学の基礎的理論、ウェストファリア以降現代に至るまでの国際社会の変遷や歴史的流れ、現代国際社会の課題と日本のかかわり方を体系的かつ正確に解釈し、個別の事象について見解を示すことができるようにする。 | ||||||||||
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                  DPとの関連 /Relation to DP  | 
              ○:国際的な法学と政治学の専門的な知識 ○:国際的な素養 △:問題発見・解決実践力 △:社会貢献 △:問題解決への実践力 △:調査力 △:読解力 △:問題・解決策の発見力 △:文章作成力・表現力 △:プレゼンテーション力 △:コミュニケーション力  | 
            
| 回 /Time  | 
          授業計画(主題の設定) /Class schedule  | 
          授業の内容 /Contents of class  | 
          事前・事後学修の内容 /Before After Study  | 
              
|---|---|---|---|
| 1 | 国際政治学とは何か | ①社会科学全体の中での国際政治学の位置づけを考える;②国際政治のアクター、イシュー、国際政治の基本構造である「アナーキー」について理解する | テキスト第1章 事前・事後学修として、それぞれ2時間程度  | 
              
| 2 | 国際政治の先駆思想・先駆理論 | ①国際政治学の源流となった政治思想やその時代背景を理解する;②国際政治学発展の大まかな流れをつかむ;③ツキジデスの『ペロポネソス戦史』の今日性を考える | テキスト第2章 事前・事後学修として、それぞれ2時間程度  | 
              
| 3 | 国際政治史 | 国際政治のメルクマールとされる国際的事件とその意義を考察する。 | テキスト第2章 事前・事後学修として、それぞれ2時間程度  | 
              
| 4 | 集合行為の論理 | ①「集合行為の論理」のエッセンスを理解する;②ゲーム理論を用いて国際政治を考える利点を考える;③「集合行為の論理」を乗り越える可能性について考察する | テキスト第3章 事前・事後学修として、それぞれ2時間程度  | 
              
| 5 | 分析のレベル | ①3つの分析のレベルとは何か理解する;②「オッカムの剃刀」は、国際政治事件や事象を分析するうえでなぜ重要なのか、考察する;③分析のレベルを使って、国際政治事件や事象を実際に分析する | テキスト第4章 事前・事後学修として、それぞれ2時間程度  | 
              
| 6 | 国家概念 | ①ウェストファリア条約が国際政治に持った意味を検討する;②主権、パワー、国益等、国家に付随する要素について学ぶ。③国際政治のアクターとしての国家を今日どう評価できるか考察する | テキスト第6章 事前・事後学修として、それぞれ2時間程度  | 
              
| 7 | 国際政治構造 | ①国際政治の構造とは何かについて理解を深める;②勢力均衡論と勢力改装論のロジックを比較検討する;③単極、双極、多極の国際システムと国際政治の安定性についての関係を考察する | テキスト第5章 事前・事後学修として、それぞれ2時間程度  | 
              
| 8 | 古典的リアリズム | ①リアリズムの理論が国際政治のアクター、イシュー、国際政治のイメージについていかなる前提に立っているかを理解する;②リアリズムの理論としての有用性を評価する | テキスト第7章 事前・事後学修として、それぞれ2時間程度  | 
              
| 9 | ネオリアリズム | ①古典的リアリズムとネオリアリズムの違いを理解する;②ケネス・ウォルツの理論が国際政治学の学問的発展に持った意味を考える;③ネオリアリズムをめぐる論争について理解する | テキスト第8章 事前・事後学修として、それぞれ2時間程度  | 
              
| 10 | 相互依存論 | ①相互依存論誕生の背景を理解する;②相互依存論を評価する;③今日のグローバリゼーション論が相互依存論とどう異なるかを理解する | テキスト第9章 事前・事後学修として、それぞれ2時間程度  | 
              
| 11 | 民主主義による平和(民主的平和論) | ①民主的平和論とは何か理解する;②民主的平和論を理論的・実証的に評価する;③政治体制が国際政治や国家の対外政策にどう影響するかを考える | テキスト第10章 事前・事後学修として、それぞれ2時間程度  | 
              
| 12 | 国際制度論 | ①制度についての研究の発展史を理解する;②国際制度がアクターの行動に影響するメカニズムを考える;③国際制度論を理論として評価する | テキスト第11章 事前・事後学修として、それぞれ2時間程度  | 
              
| 13 | コンストラクティヴィズム | ①コンストラクティヴィズムと合理主義理論の違い、および共通点を考察する;②コンストラクティヴィズムを理論として評価する。 | テキスト第12章 事前・事後学修として、それぞれ2時間程度:  | 
              
| 14 | 理論と政策 | ①理論とは何か、理論的にものを考えるとはどういうことかを理解する;②理論を学ぶことが学生生活や人生を豊かにするうえでなぜ大切なのかを考える | テキスト第13章 事前・事後学修として、それぞれ2時間程度  |